文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年7月26日】私の息子は子供の頃、私たちと一緒に法輪大法を修煉していました。学校では成績が優秀で、近所では評判の良い子でした。
しかし、私たち夫婦が法輪大法を信奉していたために迫害され、すべてが変わりました。私たち夫婦が不当に連行されたことは、当時、高校生の息子にとってはこの世の終わりのようでした。息子は家族を失って深く傷つきました。私たちが解放された後も、息子はそこからなかなか立ち直ることができませんでした。
その頃、私はどのように自分を修めればいいか、まだよく分かりませんでした。法輪功の実態を伝えるために外に出ていましたが、帰ってから重い恐怖心が芽生えてきました。
時には、夜中に息子を起こし、大法の本を隠すのを手伝ってもらいました。また、時には早朝に息子を起こし、大法の本を他の同修の家に移動したこともありました。
夫も息子をどう教育していいか分からず、大学受験の成績が良くないと不満を漏らしていました。このような環境の中で、息子は不機嫌になり、プレッシャーからストレスを感じるようになりました。
息子は変わってしまいました。自分自身をコントロールできなくなり、すぐにキレるようになり、一日中、携帯電話でゲームをしていました。私はとても悲しく、どう対処すればいいか分かりません。息子は私たちと接するのをやめてしまいました。
息子が年頃になっても、我が家は貧しく、息子がガールフレンドを見つけるのは大変でした。息子はいつも不機嫌で、携帯電話でゲームをしている時間が多くなっていました。
私は息子の行動が悪いのは自分のせいだと思い、罪悪感を覚えるようになりました。しかし、考えれば考えるほど、息子の行動はさらに悪くなっていきました。息子は気性が激しくなり、物を壊すようになり、私はまた別の恐怖を感じるようになりました。
息子と父親の間にも確執があり、私は息子が怖くなりました。私はいつも、同修に家に来てもらい、説得してもらいました。その状態が数年続きました。
同修たちは、私に正念を発するように勧めてくれました。しかし、私は罪悪感を捨てることができず、息子がこの家族の犠牲者であると考えていました。正念を発しても、この執着や考えにとらわれているのはよくありません。また、私は息子がゲームの中の悪いものに支配されていると思っていました。
ある時、息子は父親と喧嘩をしてコントロールを失っていました。私は怖くて、義父や近所の人たちに来てもらい、息子を落ち着かせようと思いました。しかし、私は自分が修煉者であり、この試練に立ち向かい、自分の力で解決しなければならないことに気付きました。私は心を落ち着かせ、息子に静かに話しかけました。驚いたことに、息子は私の話を聞いてくれたのです。
私の考えが法に則っている限り、師は私を助けてくださるのだと思いました。この経験は、すべてのことに対して、法の観点から対処すべきだという強いヒントになりました。
私は大法の修煉者です。この異常な状態がどうしてこんなに長く続くのか? 大法弟子の家族も法を正す師を助けるためにこの世に来ています。法を正すことを邪魔するものはすべて解体しなければなりません。私の空間場に入ってくる邪魔者は、すぐに排除します。
このような正念を持ってから、息子の態度はどんどん改善されました。ある日、息子は「お母さん、僕はもうゲームをしないよ。あれは悪いものだから、これからは自分で正すよ」と言いました。
この言葉を聞いて、私は大法の力を実感しました。また、弟子の正しい考えがいかに重要であるかを実感しました。
もし大法がなかったら、息子はゲームをやめることができなかったでしょう。