ネットの魔窟から脱出し 大法の修煉に入る
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--1990年代生まれの大法弟子の修煉体験

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年7月31日】私は、数日前に学法する時「あなたがこの法を得るためには、相当苦労しました。あなたが自分の前半生で苦労してきたのは、全部この法を得るためだったのかもしれません。これはあなたが知っていることです。まだ、あなたが知らないこともあります。あなたの幾つかの前世、ないし更に長い間に苦労したこと、苦難を受けたことは、全部この法を得るためだったのかもしれません。また、この法を得るために、更に大きな苦難を受けた人もいます」 [1]、この部分を読んだ時、涙が止めどなく流れました。

 法を得ることは、本当に容易なことではありません。私は必ずこの縁を大切し、真の修煉弟子となり、師父の慈悲に応えて、自分の幾つかの前世、ないし更に長い間に苦労したこと、苦難をうけたことに応えて、勇猛精進し、返本帰真の道をしっかりと歩み、円満成就して師に従い天上の家に帰ります。

 私は1990年代に生まれました。家族は皆んな大法弟子で、親も敬虔な大法弟子です。子供の時は親のそばにいたので、功法を聞いたり、煉功したりしていました。『轉法輪』や師父の各地の講法などを何回も読みました。大法の種子は既に私の心の中に埋まっていました。しかし、本当の修煉には入れない状態でした。

 今までの人生を振り返って見ると、師父のご加護のおかげで、私は順調に成長していました。中学生の時、私の成績は普通だったのですが、高等学校の入学試験を受けると、私は地元で一番良い学校に入ることができました。これは師父の助けだと思います。

  高等学校に入ると、学校の寮に入りました。親がいないので、常人の環境で、私は徐々にネットの小説に夢中になり、抜け出すことができなくなりました。そのころ授業中や、食事をする時、寝る時、すべての時間を利用して見ていました。徐々にその小説を見る私は本当の私でないと感じました。その偽、わたしは小説を見ないと我慢できずに親の話や、学校の先生の話を、すべて無視していました。自分でも自分がおかしいと感じていましたが、制御できませんでした。

 師父は「麻薬なんか大丈夫、少し摂取しても問題ないと言っている人がいます。確かにいい気分になりました。もう一度やってみましょうか? それも大丈夫でした。じゃ、もう一回? もうおしまいです。コントロールできなくなりました。なぜでしょうか? 麻薬の成分は体内に摂取されると、あなたの体の中に薄くて淡いあなたを形成しました。毒性が強いから、一回でできてしまいます。二回目摂取すれば、この薄くて淡いあなたが少し濃くなります。吸うたびに濃くなり、ますます濃くなり、逞しくなっていきます。このもう一人のあなたは人体のすべての構造、思惟まで備えており、麻薬の魔性によって構成されたあなたになります。もちろん、このあなたは麻薬摂取以外のことにまったく興味はありません。麻薬がなければ、麻薬をやめれば承知しなくなります。なぜでしょうか? すでに生き物になったからです。生き物になってその後どうなるのでしょうか? 皆さんが分かっているように、麻薬を摂取しなければ、もう一人のあなたは体の新陳代謝とともに薄くなり、徐々に薄くなり、死んでしまうのです」 [2]と説かれました。

  高等学校の三年間、私はぼんやりと過ごしていました。大学の入試試験では、成績は非常に低く、さらに一年間学習塾で勉強することにしました。学習塾の最後の三カ月、私は努力しました。その時、時々親と一緒に学法も行いました。再び大学の入試試験を受けて、合格しました。このことによって、師父がずっと私を守ってくださっていると感じました。

 大学の期間中、大学の寮に入り、親や他の同修と離れて、私は徐々に大法から離れて、完全に常人の生活を過ごしていました。多くの時間を使ってネットゲームやネット小説に夢中になり、大学の授業もずっと欠席していました。親が私に掛けた電話にも、ゲームに熱中していたため、出られなくて、親は私が行方不明になったと思って、危うく警察に通報する所でした。

 卒業した後、地元から離れて、他の町で仕事をしていました。仕事以外の時間ならいいと思い、ゲームや、ポルノ映画、小説、映像、ドラマなどに夢中になってしまい、時々朝2、3時頃まで見て、人間の正常な生活ではなかったのです。

 師父は「人間はまるで一つの容器のようなもので、何かを入れればそれになるのです。人が目や耳を通して見たり聞いたりしているものは、みな、文芸作品の中の暴力、色情、互いに腹を探って排斥し合うことや現実社会での利益の争い、拝金主義とその他の魔性の現れ、等々です。頭に入れられているものはみなこのようなものであれば、その人の表れがどのようになっていようと、本当の悪い人なのです。人間の行為は考えによって支配されているので、頭の中がこのようなものでいっぱいになっている人は、どのようなことをするのでしょうか? ただ人々は程度の違いこそあれ、みな多かれ少なかれ思想が汚染されているので、現れてくる問題を察知できなくなっています。なぜなら社会の不正な動向がそれぞれの領域に反映され、知らず知らずのうちに人を変え、人類に害毒をもたらしており、今なお、たくさんのいわゆる伝統に反し、正統に反し、道徳に反した観念をもつ魔性の人類を造り出しているからです。これこそは真に憂慮すべきことです! 社会の経済が発展しても、これらの人たちによって破壊されてしまいます。なぜなら彼らには人としての考えがないからです」 [3]と説かれました。

 長年の間、私はネットの魔窟に汚染されて、すでに深刻になり、頭の中に良くない物がたくさん入ってきました。2020年12月末、私の体は急におかしくなり、四肢強直、痙攣をおこし、次の日、背中が痛くて非常に辛かったのです。その時は、深く考えてはおらず、単純に風邪のために引き起こした中風だと思いました。夜エアコンをつけて、ダウンコートをはおり、布団にくるまり寝ました。

 しかし、数日後、同じ症状がまた現れて、前回よりもっと深刻になり、全身がけいれんし、次の日、舌が腫大、青あざで、枕カバーの上は血だらけでした。話ができないので、正常に仕事ができなくなり、会社に休みをもらい、地元の実家に帰りました。実家でも、数日がたつと、この症状が現れて、調べてみると、私は癲癇になりました。以前の生活の中に、良くない物をいっぱい入れて、自分が自分を制御しないから、知らず知らずのうちに多くの病気が体に入りました。

 親は私に心を込めて法輪功を修煉するようと言いました。しかし、私の心はまだ固まっていないで、三日坊主になり、親が見えない所で、ゲームや小説など見て、完全に修煉者の状態ではありませんでした。1カ月後、会社に戻りましたが、はっきりとした症状の改善は見られませんでした。

 2021年3月11日、私は病院へ行き詳しく検査をしました。結果は私を驚かせました。悪性の脳腫瘍でした。私は自分の人生がそろそろ終わりに近いと感じて、僅か18~23カ月の残りの寿命の間に、認知症や、全身不随、言葉がはっきりと話せない状態になる可能性もあります。しかし、私は考え直して、以前大法の資料に、多くの癌患者が病院では治らず、大法の修煉に入って、完全に治った事例がたくさんあることを思い出しました。私は大法弟子の家庭で生まれて、成長して、大法のことを信じています。私は師父を信じて、大法を信じ、真の修煉者になれば、師父は必ず私のことを加持してくださると思いました。

 3月19日、私にとって非常に大事な日です。この日私は子供のころから今まで覚えている全ての私が行った良くないこと、小説や、エロ動画、ゲームなどを親に話して、徹底的に魔性を暴露して、今後絶対に行わないよう、以前の自分と決裂すると断言して、真の修煉者になると決めました。

 徐々に、私は心を修め、師父の講法ビデオと『轉法輪』や各講法の本、また経文をしっかり読んで、毎日五式の功法を煉功していました。真に大法の修煉に入ってから、師父は、私が煉功した時、或いは発正念をした時、私を励まし、私を悟らせてくださいました。私の症状も徐々に軽くなってきました。私は師父の法像の前に跪くと、涙が流れてきました。師父は本当に慈悲なる方だと感じました。

 過去のことを振り返って見ると、多くの修煉機会を失いながら、最後の棒喝で真に大法の修煉に入ることができました。ほんとうに悔しいです。幸いなことは、最後の機会に大法の修煉に入れました。私は、世の中の各汚染(小説、ネットゲーム、ドラマ、アニメ、エロ動画)によって、大法の修煉に入っていない人が早めに大法の修煉に入り、着実に修煉して、師父の法を正す進捗に間に合うように、真の大法弟子となるようお祈りします。私と同じように、生死存亡の時になって、初めて大法のことを思い出すようではいけないと切望いたします。大法の修煉は、常人のすべての物を失うことではなく、逆に、心身の自由や、大法の素晴らしさを得られます。

 師父に感謝いたします。

 父母や、同修の励みと助けに感謝いたします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作『各地での説法一』「北京国際交流会での説法」
 [2] 李洪志師父の経文『二〇一九年ニューヨーク法会での説法  
 [3] 李洪志師父の著作『精進要旨』「法の中に溶け込む」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/18/423490.html)
 
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