母親が迫害死 于健莉さんは刑務所で虐待されている
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 【明慧日本2021年8月7日】(吉林省=明慧記者)長春市の法輪功学習者・付貴華さん(以下、学習者)と娘・于健莉さん、および于さん姉妹の夫である・王東吉さん、孟祥岐さんら14人が2月26日、四平市梨樹県の裁判所に懲役7年~9年の実刑判決を言い渡された。5月27日、付さんと娘は吉林省女子刑務所に拘禁され、7月25日、付さん(55)は迫害により死亡した。娘の于さんは今もなお刑務所で虐待を受けている。

 1991年生まれの于さんは、1996年に母親と一緒に法輪功を学び始めた。その時、まだ小さかった于さんが目にした最も顕著な変化は、母親の健康が改善されたことだった。

 5月27日、懲役7年6カ月の実刑判決を下された付さんと、懲役7年の実刑判決を下された于さんは、四平市留置場から吉林省女子刑務所に移送された。7月25日、付さんは迫害により死亡した。

 長女の于さんは、今なお刑務所第8区の1階の厳しい管理区域で、虐待を受けている。

 7月27日の午後、家族は強く要求したため、ようやく于さんに会うことができた。于さんは刑務所に拘禁されたときから、午前1時に寝て、午前2時に起きるように強制され、洗面や歯磨き、入浴することも許されず、じっと動かずに小さな椅子に座らされ、1日のトイレに行く回数は3回と制限されていた。今では、朝4時に起きて、夜10時に寝るように変更されている。

酷刑演示:码坐

拷問の再現:長時間小さな椅子に座らされる

 以前、家族は面会室、法務課、刑務所管理課、規律検査部門、吉林省刑務所管理局などの関連部署を訪ねて、何度も面会を求めたが、許可されなかった。6月下旬のある日、家族が刑務所管理局から出てきて間もなく、付さんから電話がかかってきて、「私は銭隊長に呼び出された。お前の家族があらゆる部門を回り続けている、これ以上働きかけると警察に通報するぞと言われた」という内容だった。家族は、「毎日何時に起きているの? 小さな椅子に座らされているの? 誰かにいじめられていない?」と聞いたが、付さんは「今は何も聞かないで、面会の件は少し様子を見よう」と答えた。

 付さんが亡くなる3日ほど前、家族は刑務所に面会を求める電話をしたところ、第8区の副区長・高陽が電話に出て、「付貴華はとても元気だから、心配しなくてもいい」と言った。

 付さんが亡くなる前日の7月24日、家族は再び刑務所に電話をかけたが、付さんの病状を誰も家族に教えなかった。現在、刑務所の態度は、何を質問しても「正常死亡」、「病死」と主張するだけで、他のことは一切答えないという。家族が刑務所管理局に行くと、録音機を持った十数人の私服警官が入り口を塞いで入らせてくれない。情報筋によると、家族はすでに弁護士に介入を依頼し、郊外の検察庁が捜査に着手しているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/1/428966.html)
 
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