目の前に「忍」という文字が2回出てきた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年8月17日】私と息子は2月18日、翌朝の8時に歯医者に行く約束をしていました。するとその夜、息子の友人が息子を招待し、飲み過ぎてしまったのです。翌朝、息子は起き上がれませんでした。「お母さん、もうちょっと寝かせて」と懇願されました。午前10時頃、息子の別の友人から電話があり、食事に誘われました。息子はその友人に「お母さんが歯医者に連れて行ってほしいらしい」と車で送ってくれるよう友人に頼んでいました。私はかなりイライラしましたが、何も言いませんでした。

 息子の友人と会った後、私は我慢できずにその友人に「息子はいつも外で飲み過ぎている」と愚痴ってしまいました。息子は恥ずかしがって私に言い返してきました。私は、表には出さなかったものの、とても動揺していました。

 帰り道、私が息子の友人に中国共産党(以下、中共)とその関連組織をやめるように言おうとしたとき、息子は友人に「彼ら(法輪功学習者)はとても親切だよ」と言いました。そして、私に「お母さん、彼が中共を辞めるのを手伝ってあげて」と言いました。息子の友人は迷わず中共を脱退しました。

 次の日の朝、煉功を終えたばかりの私の目の前に、巨大な「忍」の字が現れました。それは銀色でとても輝いていました。そして、「忍」の下には「真」の字が現れました。「真」の文字は、上に移動し、そして下に移動しました。「真」が下に移動すると、「善」の文字が現れ、上下に移動しました。「忍」の字の下部にある「心」の斜めの鉤(かぎ)の部分「乚」の上に置かれ、善は「乚」の代わりになりました

 私はそれをはっきり見て、ショックを受けました。師父は、私が息子をもっと思いやるべきだというヒントを与えてくださったのだと思いました。私の行動を見ると、「善」も「忍」もありませんでした。息子の行動は、本当は私の心性を向上させるためのものだったのです。

 師父は「ですから、真も、真・善・忍から構成され、善も、真・善・忍から構成され、忍も同様に、真・善・忍から構成されているのです」[1]と説かれました。

 私は心性を修め、物事に遭遇したときには「忍」を忘れないようにしようと思いました。

 また、ある同修が6カ月間、病業を経験していました。彼女は肛門の周りに激しい痛みがあり、足がしびれ、立っていると震えてくるので、煉功ができませんでした。それだけでなく、彼女は片目でしかよく見えず、師の法を読むこともできず、音声版の講義を聞くだけでした。

 私は彼女に会いに行き、2021年3月17日に発売された『週刊明慧』の1000号を持ってきました。私は彼女と「終末の時を別の角度から見る:師はいつまで私たちを待つのか」という記事を読みました。それについての理解を共有し、彼女にもっと煉功をしてほしいと言いました。私は、「5分でも10分でもいいから、できるだけ長くやってみてください。師が業を取り除いてくださるかもしれませんよ」と提案しました。

 師は、「煉功そのものが業を消すことです」[2]とおっしゃいました。

 しかし、彼女は「もう少し良くなってからやります」と言いました。私は何も言わずにいましたが、心の中では少し動揺していました。そういえば、以前、彼女も、苦労に耐えられない、経験がない、わからないなどと言い訳していたことを思い出しました。

 私が帰ろうとすると、彼女は「時間があったら遊びに来てね」と言いました。私は何も考えずに、「あなたにはもう自信がありません」と答えました。そして、すぐに言うべきではなかったと思い、「言い過ぎました、怒らないでね」と謝りました。

 翌朝、坐禅が終わったとき、私の左側に比較的大きな「忍」という字が回転しているのが見えました。それは1分ほど存在した後、消えてしまいました。同修を助けるためには、自分も修煉しなければならないことがわかりました。

 この時、私は夢の中で、赤い、厚さ0.5cmほどの、一見すると大きな「心」を見たことを思い出しました。師は「海、百の川を納め、容の大なる有り」(海が無数の川を受け入れて、それで大きくなっている、という清濁を合わせ呑む寛容を表す)というような心を広くすべきことを啓発してくださったと思いました。そうでなければ、私の歴史的な使命を果たすことができず、私が代表する無数の生命と、慈悲深い師の期待を裏切ることになるからです。残された時間の中で、より精進し、自分をしっかりと修めていきたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「善を説く」
 [2] 李洪志師父の著作:『法輪功』「第五章 質疑応答」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/8/423058.html)
 
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