色欲を取り除かなければ、旧勢力に迫害されて命を奪われることもある
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年8月25日】私は黒竜江省出身です。私は修煉を始める前は、いつも手足が痛くて、いくら治療しても薬を飲んでも効果がありませんでした。私はまだ若かったので、このまま一生を終えるのだろうか? 痛みが続くと精神状態にも影響が出てきて、絶望的な気持ちになったりしました。

 1999年3月、ある人から「法輪大法は病気の治療や健康増進にとても効果がある」と言われ、修煉を始めました。修煉を始めたところ、数日後には病気が治りました。体がとても軽くなり、自転車にも乗れるようになりました。私は生まれて初めて、健康とはこういうものだと知りました。

 大法の本を勉強し、毎日煉功をしていましたが、私はまだ経験が浅く、法理を理解していなかったので、どのように修煉すればよいのかがよく分かりませんでした。当時、私は独身だったので、ある人が桂蓮さんという女性を紹介してくれました。彼女は素敵な人だったので、私は結婚の約束を受け入れました。彼女と数日過ごした後、1999年4月に婚姻届を出さずに同棲を始めました。

 1999年7月、中国共産党は法輪大法への迫害を開始しました。まだ修煉を始めて間もない多くの人が修煉を断念しました。私は北京に陳情に行きましたが、連行され、強制労働収容所に入れられました。

 釈放された後、私は輝さんという女性と出会いました。私は彼女に「法輪功迫害に関する資料を配りに行こう」と言うと、輝さんは同意しました。

 数日後、私はもう1人の修煉者である海珍さんという女性に出会いました。私たちは一緒に協力し合いましたが、彼女は私にとても親切にしてくれました。しばらくして、私たちはお互いに好意を抱くようになりました。

 ある晩、海珍さんと私は、ある家に泊まりました。私たちは別々の部屋で寝ましたが、夜中に彼女が「怖い!」と叫んでいるのが聞こえました。海珍さんが「私の部屋に来てください!」と叫んでいたのです。私は「同じ家にいるんだから、怖くないよ」と言いましたが、彼女は「お願いだから来て! 本当に怖いのだから」と言いました。

 私は何も考えずに、彼女の部屋に行きました。すると彼女は「このベッドの隣で寝てほしい」と言いました。私はそこで寝ることにしました。私たちの間には30センチほどの空間があったからです。夜中、海珍さんは私を起こして「今から一緒に煉功をしましょう」と言いました。しかし、その時の私は、少し不適切な考えを持ってしまいましたが、何事も起こりませんでした。

 数日後、私は海珍さんと一緒に、用事で街に出たのですが、そこで偶然、輝さんに出会いました。私は、輝さんともう1人の男性(同修)を、久しぶりに見たのですが、私と出会った瞬間2人は、まるで恋人のように手をつないだのです。それを見て、私は心のバランスが崩れてしまいました。「男性と女性の修煉者は、どんなに仲が良くても、このように手をつないではいけない」と思ったからです。

 私の気持ちを察した海珍さんは、「私の家に数日間滞在しませんか」と提案しました。私は動揺してしまい、海珍さんと一緒に車で彼女の家に帰ることにしました。帰りの道中、彼女は私の肩で眠ってしまいましたが、私は彼女を起こしませんでした。彼女の家に着くと、私たちは警官に連行されてしまいました。

 それから私は、14年間も拘禁されてしまいました。その間、私は自分の内面を探り、色欲や嫉妬への執着を排除していなかったために迫害されたのだと気づきました。釈放された後、海珍さんが拘置所で亡くなったことを知りました。私は、海珍さんが命を落としたのは、同じ執着を捨てられなかったからではないかと思いました。

 出所後は、色欲、嫉妬心、恐怖心、顕示心などの執着がないかどうかを常にチェックしました。見つけ次第、すぐに正念を発し、それらを排除しています。私の周りの多くの修煉者は、自分自身に厳しくしなかったり、法に基づいて自分自身の一つの考え、一つの行動を修めておらず、無条件に内に向かって探すことに、あまり注意を払っていません。人間的な執着を抱えているのです。そのため、彼らは旧勢力によって嫌がらせや迫害を受けてしまい、強制労働所や刑務所に拘禁されて初めて、内に向かって探すようになるのです。

 私たちは、もはや師父が私たちの修煉を心配されていたとしても待たせることはできません。私たちは法を師として心を修め、修煉に励み、法を正す進展についていかなければなりません。そうしてこそ、私たちは師の救いを受け、法を正す時期の大法弟子の称号を得るに値するのです。

 【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し、「比して学び比して修す」のためのものです】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/29/426257.html)
 
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