文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年9月1日】 私は2000年に法輪大法の修煉を始めました。 修煉を始めたばかりの頃は、同修の行いを見よう見まねでやっていたので、心性の向上に繋がることはできませんでした。心性の関を乗り越えることがほとんどありませんでした。 修煉を続けていくうちに、内に向けて探すことができるようになりました。なぜなら内に向けて探すことは師父が私たちに与えてくださった宝だからです。 師父の法に従い修めることにつれて、心性の関を乗り越える方法も次第にわかるようになりました。
私の家は羊を何頭か飼って、義父が放牧していました。 しかし、義父は私たち家族のために無駄に羊を飼うことを良しとせず、常に家族から報酬を得ようとしていました。 ある時、私が出先から帰ってきたら、羊が一匹いなくなっていることに気づきました。 義父の家の羊の群れに紛れ込んだのかと思っていましたが、 しかし、夜になって羊を羊小屋に入れた時、行方不明の羊はまだ戻っていませんでした。
そんな時、ある人から「あなたのおじいさんは羊を売ったよ 」と聞かされました。 それを聞いた私は、「なぜ義父は私に教えてくれなかったのか、 羊を売って、なぜ私にお金をくれなかったのか!」と闘争心、利益心、不平不満の心が一気に爆発して、考えれば考えるほど、怒りがこみ上げてきました。 私の心は許すことができず、ついに村の幹部を尋ねて、羊の代金を要求しました。
徐々に義父と私の間に恨みが深まり、義父は私の家族のために羊を放牧することをやめてしまいました。 私は義父の家族に、警戒されていたため、 その後、自分で羊を放牧するようになりました。 義兄の家族のために羊を放牧している義父に会っても、無視して、何も見なかったことにしました。その後、 何年か羊を飼った後、全部売りました。
ある年、義父が病気になり、羊の放牧ができなくなりました。 義父は腎臓が悪くなり、排尿もできず、ご飯も食べられない状態でした。 注射をしても効かず、薬を飲むと吐いてしまい、体中が腫れてしまい、危篤状態に陥りました。 その日はちょうど元旦でした。
新年の始め、私の心は落ち着くことができません。 実は、新年を迎える前から、私は心中穏やかでいられませんでした。 私は大法弟子ですから、師父の教えに従わなけばなりません。私は自分に「あなたは師父の弟子ですか? 師父の弟子であるならば、義父に会いに行かなければならない」と言い聞かせました。 そこで、師父の説法が入ってるMP3を持って、義兄の家に行きました。
家の中に入ってみると、かなりの人が集まって、家族もまさか私が来るとは思っていなかったようで、みんな驚いていました。 義父は私が来たのを見て、何か言いたそうに身体を動かしましたが、 話す気力もなく、ただ私を見て目を閉じました。 私は何も言わずにベッドに近づき、持ってきたMP3のヘッドフォンを義父の耳に当てて、大法師父の説法を聞かせました。 もし、法輪大法を修煉していなかったら、心の中の恨みを取り除くことができず、ここにくることはなかったでしょう。
義父は師父の説法を聴いて、見る見るうちに良くなっていきました。 顔の腫れがひき、足の腫れも引きました。 しばらくすると、義父は体を起こして壁に寄りかかり、私にこう言いました。「花の香りがする。ただの花ではなく、地球上にはない花の香りだ」。 師父が義父のことを見守ってくださったのだとすぐにわかりました。
末の義理の姉は義父の足を見ながら、「少し腫れがひいた」と言っていました。 義姉は兄に呼ばれて義父の葬儀の準備をしに来たのでした。皆、義父はもう助からないと考え、ただ時間の問題だと思っていました。
夕方になると、ご飯が食べられなかった義父はお粥を3杯食べました。皆は信じられない思いで見守っていました。義父が嘔吐するかどうか見守っていましたが、吐きませんでした。 それまでの義父は食事をするたびに、排泄機能を失っていたために吐いていたのです。 食事もできず、排泄もできず、お腹は妊婦のように大きくなっていました。
義兄の家では都合が悪いので、義父を自分の家に連れて帰りました。 私は義父の隣で義父を抱え込んでゆっくりと私の家まで歩いてきました。 通りを歩いていると、私たちを見た人たちは皆口を揃えて「このおじいさんもう危ない」と言いました。 前にいた3人も「このおじいさんはもう農作業もできなくなっている」と言っていました。
それから随分経ってから、義父から義母と同時に見た夢の話を聞きました。 義母が義父の様子を見て立ち上がった時、義父は義母に 「今、私を殴りましたか?」と尋ね、 義母は「いつ私があなたを殴ったの?」と聞き返し、 義父は「今、一発殴ったじゃないか?」と言いました。 この時、義母は思い出したように「さっき、夢を見たの。大きな手が一塊のお肉を取って、あなたの腰につけたの。その肉は新しくて新鮮だったわ 」と話しました。 それ以来、義父の腰は治り、義父に新しい腎臓を与えて下さったのも大法の師父でした。
現在、義父の体調はすっかり良くなり、80歳を過ぎても仕事ができるようになりました。 これは、法輪大法がすべての衆生に与えて下さった福の報いのすべてです。 私の義父に新しい命を与えて下さったのは、法輪大法の師父でした。
私の義母は、腰が曲がっていて、猫背です。 昨年、義母は食事ができず、食べても苦い液を吐いてしまい、命が危ういところでした。私は慈悲心が生じ、義母に家に来てもらいたいと思いました。 しかし、彼女はどうしても来ないので、私は強引に彼女を引っ張って、電気自動車の前に座らせて、家に連れて帰りました。
車から降りる時、義母は動けず、私のこともわからなくなったので、私は大声で叫び、義母を起こしました。義母は私に 「どなたですか?」と聞き、 義母は「ママ、ママ」と叫んでいました。 義母が何を言っているのかわからず、混乱している様子を見て、 私は師父にご加持をお願いすると同時に、義母の為に正念を発しました。
暫くすると、彼女は正気に戻りました。 彼女は耳が遠く、師父の説法の録音も聞くこともできないので、私は彼女に煉功を教えることにしました。 しかし、立つことができないので、椅子に座らせて煉功させていました。 すると、彼女の症状は数日で消え、床の上を歩けるようになりました。 半月後には、義母の体調はすっかり回復していました。
昨年、腰の椎間板ヘルニアを患った義妹は、しゃがむこともできず、寝返りも打てず、常に他の人に支えてもらっていました。 義父と義母はその話を聞いて義妹に会いに行き、義父は大法の本と功法の教えを義妹に渡し、義妹は法の勉強と煉功を始めました。 短期間で義妹の腰は回復し、砂や、セメントを運んだり、あらゆる作業ができるようになりました。
息子も娘も法輪大法は素晴らしいと認識しています。よく「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えています。
師父と法輪大法が私の家族に与えて下さった恩恵に感謝しています。