自分の考えを正し 夫が手術後の激痛が消えた
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 【明慧日本2021年9月5日】私の夫は病気になり小さな手術を受けて、家で療養しています。2日後、麻酔が切れた時、手術の傷口に激痛が走りました。苦痛に耐える夫の様子を見て、数日間ずっと思いやりを持って世話をしてきた私に、夫はとても感動してくれました。

 だんだんと夫の痛みが少なくなったのを見て、自分でできることは自分でやってもらいたいと思いました。しかし夫は、相変わらず何でも私に任せようとしているので、私は少し不機嫌になりました。例えば彼がひと言喋ったら、私は二言、言い返しました。また「ちょっと病気になったぐらいですぐ弱気になって、誰々を見習ってみてよ」などと時々彼をあざ笑い、文句を言ったりしました。

 一般的には、手術の傷口の痛みは日が経つにつれて軽くなるのですが、夫は逆に重くなりました。痛みで夜中に眠れなくなり、絶え間なくうめき声をあげて、私をさらに苦しめました。数日間続いたので、どうしてなのかと心配になりました

 一昨日の午後、「私は修煉者であり、夫が手術を受けたことは偶然ではなく、私が内に修めることがきっとある」とやっと気づきました。「夫がこんなにも痛くて可哀そうです。まず私が修めなければいけないのは焦りやすい心です。もし、また水がほしいと言われたら、水を入れてあげます。靴下を履かせてほしいと頼まれたら、履かせてあげます。何度頼まれたとしても、やってあげます。もう絶対に言い返しません」、「利益心を放下します。彼が長期間にわたって仕事をしておらず、お金を稼いでいないので、手術で数千元も使ってしまったなどと、彼を見下すような文句は言いません」、「また夫に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じてもらいたいのですが、彼が行わないことに対して、私はずっと心の中で不満を持っています。強制的に人に何かをやらせる心は放下すべきです」、「最近、夫とよく口喧嘩をして、多くの時間を無駄遣いしました。もっと時間を大切にし、急いで学法煉功をするべきでした」といろいろ反省しました。

 自分の考えを正した後、ついさっきまで激痛に耐えられない夫が急に静かになり、激痛も消えて元気になり、何でも私に任せようとする考えもなくなりました。たまに夫の言われたとおりに水を入れてあげたら、感謝を言ってくれるようになりました。

 私は夜中に起きて学法しようと思い、夫の寝息を聞いていたら目が潤みました。このとき急に「衆生はみな苦しいのです。私にまだ取り除いていない人心があったからこそ、夫が数日間も多くの苦を嘗めさせられたのです。これは師父がこの件を利用して、私の人心を取り除いてくださっているのだ」と悟りました。

 この件を通じて、「修煉者として、自分自身をより良く修めることはどれほど重要なのでしょうか。自分自身をうまく修めなければ、周りの衆生はなかなか楽になれません。衆生に対して慈悲をもつのであれば、それは自分自身をよく修めることです」としみじみ感じました。

 これは個人の体得であり次元に限りがあるので、不適切なところがありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/31/430260.html)
 
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