宇宙で最も幸運な生命
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 【明慧日本2021年9月18日】(明慧記者・沈容)銀慶さんはかつて、内気で劣等感を持つベトナム人女性でした。彼女の持っている飾り気のない素朴さがいつも嘲笑やいじめの対象となり、認められない辛さから、彼女はさらに生きることや人間であることを辛く感じ、まるで霧の中を歩いているようで、人生の次の一歩を踏み出せないでいました。彼女は苦しいまま人生が終わるだろうと思っていたのですが、修士号を取得しに台湾に来たことをきっかけに、思いもよらず、人生の宝と天国に戻る道を見つけることができました。

 2020年、ルームメイトからベトナム語版の『轉法輪』をもらった彼女は、最初のページを開くと李洪志先生の慈悲に満ちた写真が現れ、とても親近感を覚えました。内容を読んだ後で「私が求めていたのは、まさにこれだ!」という心の奥底からの叫び声が聞こえたのです。

图1:过去对人生的种种迷惑,银庆都在《转法轮》中找到了答案。

銀慶さんは『轉法輪』から、人生に対するすべての迷いの答えを見つけた

 「10代の頃、『西遊記』や釈迦牟尼仏の物語を読んで、この世には如来仏や観音菩薩、そして多くのさらに次元の高い仏陀がいることを知りました。仏陀の荘厳さと神聖さに憧れの心を抱きましたが、人間は仏陀の境地からかなりかけ離れていることも知りました。大人になってから読んだ本には、修行して金剛不壊の体になったお坊さんがいて、死んでも体が腐らなかったという話もありました。私はさらに多くの文献を読み、人間がもし修行することができれば、六道輪廻に入らず、生老病死の苦しみを経験しなくて済むことも知りました」

 幼い彼女には、修煉したい気持ちが芽生えていました。「でも、お父さんに『もし誰もがお坊さんや尼さんになり、誰もが働きに行かず生産しなければ、この社会はどうやって発展するのか? この家庭も誰が養っていくのか?』と言われました。『轉法輪』を読んでやっと分かったのですが、真の修煉は形式ではなく心によるもので、お寺に行って帰依したり、尼になったりしなくても、複雑な社会環境の中でも働きながら修煉できるのです」

 修煉とは、何でしょうか? 過去の人生の浮き沈みを振り返る中、銀慶さんは嘲笑された悲しみ、願いを叶えられなかった無力感、憤り、理由もなくさまよった事などを思い出しました。なぜこんなに苦しく、なぜこんなにも多くの難があったのでしょうか? 『轉法輪』を読んだ彼女は、そのすべての答えを本の中から見つけました。また、挫折や状況の受け止め方も含めて、彼女は、人生の真理を知った後の考え方が、以前とは根本的に逆転していることに気づきました。

 「以前の私はよくいじめられたり見下されたりして、『自分は本当にバカなんだ』と思い、天を恨み人に不平不満を言い、毎日が不幸でした。しかし、大法を学んだ後、これは過去に人にひどい仕打ちをしたことで蓄積された業力によるものだと分かりました。自分の生命の歴史を振り返ると、過去の私が他人にもっとひどい仕打ちをしていたのかもしれません。今、『真・善・忍』に従って行動し、争わず、自分のことよりも他人のことを第一に考えるようにしてから、相手にどんな態度を取られても、私は文句を言わず、気にせずにいられるようになりました。真の意味での良い人としてどう振舞うべきか分かったからです。さらに、心を放下した後、得られるべき福を失うどころか、大法を修煉することでより多くのものを得ることができました。生活が楽でスムーズになっただけでなく、勉強面でも以前より楽になり、まるで師父が智慧を開いて下さったようでした」

 彼女は心の底から、生きることの幸福感を覚えました。「名声や富、情などは生まれる時に持ってくることができず、死ぬ時に持っていくこともできません。心性を修め、次元の向上による真の心の安らかさを得られる生命が、もっとも幸せな生命です」と、銀慶さんは悟った。

 「私が生まれ育った場所にいる多くの億万長者は、大金をはたいて仏陀に祈り、僧侶による説法を聞いていますが、本物の仏陀を見つけることができず、宇宙の真理を学ぶ機会もありません。悪いお寺であれば、数百億もの寄付を求められることさえあります。しかし法輪功に接してから、裕福な人であれ貧しい人であれ、人間は一生が終われば業力に従って輪廻転生し、苦しみが続くもので、大法の修煉だけが、真に人々を苦しみから救うことができることが分かりました」

 『轉法輪』を何度も何度も読み返しているうち、銀慶さんは心性が向上し心が穏やかになっただけでなく、煉功を続けることで体もますます健康になりました。「第二式の功法を煉り始めた当初、手足が震え、体が重くてすぐに疲れ果てていましたが、きちんと煉功しようと決心してから、あまり疲れを感じなくなりました。もっとも顕著な体の変化は、以前は夜中に必ずトイレに行っていましたが、修煉してからは明け方まで通して寝られるようになりました。また、午後に昼寝をしないと頭が痛くなることも、修煉後はなくなりました」

图2:银庆正在炼第五套功法。

第五式の功法を煉っている銀慶さん

 また、銀慶さんは心が清らかであれば体にも変化が生まれることに気づき、内に向けて探すことの素晴らしさを実感しています。「真剣に内に向けて探し、良くない考えや観念を見つけて取り除けば、心が穏やかになり、安心できることに気がつきました。学法を通じてすごく早く向上できます。心性の状態が良ければ、煉功しているときに体がどこに行ったかも分からないような、とても心地良い感覚を覚えました。師父の教えを100%信じて、他人ではなく自分の内面を見ることで考えも純粋になり、早く向上できるのです」

 末劫の混沌とした世界でも、自分がまだ法船に乗れることを思い出すたびに、彼女は感謝の涙を抑えることが出来ませんでした。彼女は、法輪大法を修煉できることは、宇宙でもっとも幸運なことだと、世界中の縁のある衆生に伝えたいと言いました。「私たちはみな社会で異なる役柄を演じていて、教師や医者、学生、労働者、そして様々な職業がありますが、法輪大法を修煉し、救われること以上に大切なことはありません。これは、歴史から私たちに与えられた使命であり、天が開いてくれた扉でもあります。皆が大法の真実を知り、宇宙でもっとも幸運で幸せな生命になることを願っています!」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/8/427868.html)
 
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