経験を共有する記事を書くことで得られる悟り、揶揄されることと嫉妬心
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年9月23日】明慧ネットで毎年開催されている中国大陸法会の記事が募集されました。私は自分達の地域からも、感動的でやる気を起こさせる記事がたくさん投稿されるといいなと思いました。私たちは皆顔見知りで、お互いの状況をよく知っています。しかし毎年、あまり多くの記事が投稿されません。以前、何人かの同修に記事の投稿について尋ねたことがありますが、「うまく書けそうにありません。揶揄されるのではないかと気になってしまいます」「自分にはまだ執着が多いのです。修煉のよくできている部分だけを書いて投稿しても、多くの方々には信じてもらえないのではないでしょうか」と言われました。

 10年近く修煉している同修と話したときのことです。彼女が投稿した記事が明慧ネットに公開された後、本来であれば不要な問題やストレスが生たそうです。多くの同修が彼女の陰口を叩き始めたのです。「大したことないね」、「私でもできますよ」、あるいは「彼女は今でも薬を飲み、病院に通っている。なぜそのことを体験談に書かないのだ 」と。投稿した同修はかなり動揺し、何日も涙を流していました。

 このようなことは滅多にありませんが、それには強い嫉妬心が反映されていることが多いのです。あるベテラン修煉者は20年間修煉し、多く法を学び、多くの真相活動に参加してきました。しかし他の同修が自分より優れていると、恨みや嫌味を言います。

 私は1年前に体験談を投稿し、それが明慧ネットに掲載されました。その時、他の同修から「あの記事はあなたが書いたのでしょう?」と聞かれたので、私はこう答えました。「はい、書きました。どうでしたか?」。何か感想を言ってほしかったのですが、彼女は「特に感想はありません」と答えました。彼女は無関心のように見えましたが、私はその真意を理解しました。大法弟子たちは法を実証しているのであって、私は自分を実証したり、自分の能力を自慢したりしてはいけないのです。このことに気づかせてくれた同修に感謝しました。

 今年の中国大陸法会への投稿の締め切りまで残り10日となったとき、ある同修はまだ躊躇していました。もし自分の記事が掲載されたら「目立ちたがり屋」と思われてしまうと考えていたのです。

  私は、こう言いたくなりました。「いったい誰のために書いているのでしょうか? 体験談を書くことで自分の心性を高めているのではないのですか? あなたの記事が掲載されると、人から嫌味を言われるかもしれませんが、それも修煉ではないでしょうか?」

  私は、この同修が常に目立たないようにしていることを日頃から知っています。大法弟子たちの集団は、神聖で純粋な家族のようなものです。私たちはお互いに励まし合い、助け合いながら修煉しなければなりません。お互いに恨み合ったり、妨害したりしてはいけません。これでは、どうして自分が修煉者だと言えるでしょうか。

 私たちはまだ神ではありません。不完全なところがあるのです。与えられた時間は同じでも、成果は人によって千差万別です。修煉がうまくいくかどうかは、修煉期間の長さとは関係ありません。自分の心性が重要な役割を果たします。他者を思いやり、他者のために犠牲になることができなければなりません。それが修煉のレベル、領域なのです!

 私は、地域の協調人を尊敬しています。彼らは年に一度の中国大陸法会の期間中、とても忙しいのです。2週間近くも各学法グループを回り、同修に記事の提出を促します。年配の協調人の中にはコンピュータの使い方がわからない人もいて、若い同修に手伝ってもらうこともあります。さらにまた、文字の読めない同修も数人います。地域の協調人は、このように投稿してくれる同修を探してくれるのです。

 昨年、私たちの地域から135件の体験談を投稿し、うち17件が明慧ネットで推薦されました。最終投稿日には、7つの記事がタイプアップされていました。地域の協調人は、若い修煉者に付き添って夜中の2時まで記事を入力していました。どれだけの時間をかけて全ての記事を書き上げたのでしょうか。彼らの学法や煉功の時間に影響を与えてしまっていたのではないでしょうか?

 真の大法弟子は、他人のために努力を惜しまず、犠牲を払うことができます。お互いに何を称賛すべきでしょうか? 私たちが称賛すべきなのは、まさにこのような行動の表れです。修煉者の並々ならぬ努力と、私たちの修煉の領域は、単なるリップサービスではありません。

 残された最後の時間は限られています。この自分を高める機会を逃さないよう、同修の皆さんには体験記事を投稿していただきたいと思います。

 法に基づいていない場合があれば、同修の指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/5/430449.html)
 
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