夫は3回の病業を乗り越えた
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2021年9月24日】私と夫は60代で、ともに法輪大法を修煉し、二十数年になりました。師父のご加護の下、私たちは今日まで来ることができました。超常的で素晴らしい法輪大法を実証するため、ここで夫が3回の病業を乗り越えたことを書いて、同修と交流したいと思います。

 夫の1回目の病業は2015年のことでした。当時、私の母が重い病気を患ったため、私たち夫婦が実家に帰って、母の世話をしていたある日、夫に片足、腕、頭に違和感がありました。私は夫に「これは仮相で、業を滅することで大丈夫。師父は『急に身体の調子がおかしくなったりもします。業の償いですから、いろいろな形となって現われてきます。ある時期になると、功が本当に存在するのかどうか、修煉はできるものなのか、果して高い次元へ修煉していけるだろうか、佛は本当に存在しているのか、などについて、あなた自身が紛らわしく思い、迷ったりすることが起きます』[1]とおっしゃったので、その仮相を気にしないようにしましょう。師父と大法があるから、私たちはもっと法を学び、たくさん功法を煉り、いっぱい発正念をすれば、乗り越えられない関はありません」と話しました。

 事情を知った長女は電話をかけてきて、泣きながら、「お父さんを病院へ連れて行く」と言いました。私は長女に「お父さんも私も法輪大法を学んでいるから、私たちの一切は師父が見守ってくださる。お父さんは今、業を消去している状態です。大法は超常的なので、私たちはよく学法煉功を行い、心性が向上すれば、きっと大丈夫。心配しないで」と言いました。

 それでも娘は「病院へ連れて行く」と言いました。常人からすればこれは手遅れにならないよう、親孝行だと思っている長女に、「師父の言われることに従い、たくさん法を学び、もっと功を煉り、精進して確実に修煉すれば、お父さんの体は正常に戻せる」と言いました。娘に「本当に保証してくれるの?」と聞かれ、「私たちのいい知らせを待っててね!」と言いました。

 それから、師父のご加持の下、短期間で夫の体は正常になりました。私は娘に、「お父さんの体はもう正常だから、心配しないで。大法は奇跡的なものだと思わない?」と言うと、娘は黙認しました。

 2回目の病業は、2021年4月のある日の朝のことでした。夫が洗面所で歯磨きをしていたとき、突然、床に倒れました。当時、私は料理をしていたとき、「ドスン」と音がして、「早くきて! 転んでしまって起き上がれない。手を貸してくれ!」と夫の声が聞こえました。私はすぐに駆け付け、夫を引っ張り起こし、5分かかって、やっと立ち上がらせたのです。しかし、夫は片方の足腰や腕が動かず、歩こうとしても足を前に出せなかったのです。私は夫を介助してやっとベッドに連れて行きました。

 夫が恐れる様子がないのを見て、私も動揺することなく、ただ「また関がやって来た」と思いました。この時、夫は「今日は、真相を伝えに行くのを止めて、家で私に付き合って学法、煉功してくれ」と言いました。私は「わかった」と答えました。そして、私たちは法を学び、発正念をし、功法を煉りました。夫は1時間の第2式の功法も耐え抜きました。静功のとき、夫は片足を組む状態で10分間してから両足を組めるようになり、1時間煉りました。

 翌朝、食後に夫が「私たちは人を救いに行かなければならない」と言い出しました。 私は、「じゃ、行こうか」と言いました。実は、夫がこの発言をした時点では、体の片方がまだ不自由な状態で、足が上がらず、足を引きずるようにして歩いていました。私は夫に服を着せて、ドアまで連れて行きました。夫は師父の写真を拝んでからドアを開け、片手で階段の手すりを掴み、もう片方の手で足を引きずりながら階段を降りました。

 私たちは5階に住んでいます。夫は階段でゆっくりと1階まで降りました。私は「この先に手すりがなくなったらどうしよう」と思いました。

 私たちの住むマンションには五つの入口があり、私が家は2番目の入口に住んでいます。驚いたことに、家の入口まで出てきたとき、夫は足を引きずっていたのですが、手すりを離し、50メートルほど、歩いたところで、一瞬で正常な状態に戻りました。師父が「弟子正念足りれば  師は回天の力有り」[2]と、おっしゃった通りでした。そして、私たちはバスに乗って人を救いに行き、その日、とても効果がよかったのです。師父のご加持を受けて、何人もの人に「三退」を勧め、脱退しました。師父のお見守りの中、夫の病業が消えました。

 夫の3回目の病業は、2回目の病業から約10日後のことで、前と同じで朝の7時半頃のことでした。 夫はトイレで転んでしまい、前回と同様に片方の身体が動かなくなってしまいました。 「出勤の時間になると、なぜ転ぶのだろうか」と、私は思いながら、夫に「あなたは仕事をしてはいけないんじゃないのかな」と言いました。夫は、「師父はこの前、私に『もっと法を学び、もっと煉功をし、もっと発正念をし、利益を重く見ないように』と啓発してくださったことがある」と言いました。それを聞いた私は「じゃ、仕事を辞めた方がよいでしょう。師父が啓発された通りに良く学法・煉功・発正念したほうがいいんじゃないの」と話しました。

 夫は仕事をしているため、朝の煉功と発正念があまりできていませんでした。精進せず、なかなか悟らない夫を、師父は悟らせられたのです。翌朝の食後、夫が何かを言おうとする前に、私は 「人を救いに行こう」と言いました。そして、夫は「僕、歩けるかな、バスに乗れるかな」と不安そうに言いましたが、私の後を追って家から出ました。

 その日、故郷の同修が我が家を訪ねていました。私とその同修は夫を支え、階段から1階まで降りましたが、夫は正念を失いました。私は夫に、「じゃ、あなたは家に戻っていいよ」と言って、同修と一緒に出掛けました。夫は1人で家に帰りました。

 私と同修は帰宅すると、夫は「家の前で転んで、頭を打ってたんこぶができた」と話しました。それを聞いて、私は「私たちはうちに向けて探さなければならないね。私はあなたを急がせてしまった」と話すと、夫は「今日、私のほうが正念を失った」と言いました。

 3日目の朝、食事後に夫は「今日、私たちは人を救いに行かないといけない」と言い出しました。私は「そうね、あなたは大丈夫?」というと、夫は「うん、行こう」と言いました。私は夫を支えて階段からゆっくり一歩一歩降りましたが、歩いているうちに、夫は普通に歩けるようになりました。

 故郷の同修は夫の変化を目の当たりにして、「5分も経たないのに、人がここまで変われるなんて、本当に不思議だ」と言いました。そして、私と故郷の同修はもう1人の同修を探しに行きました。夫は行かなかったので、1人でバスに乗って、約束した場所に着きました。

 師父のご加持の下、夫は3回の病業の関を乗り越えることができました。現在、夫は元気で、仕事を辞め、毎日、外出して人を救うことを行っています。大法弟子は100パーセント師父と大法を信じていれば、乗り越えられない関はありません。

 夫がすべて正常に戻った後、3人の子供たちが家に来ました。私は子供たちに夫の病業の経過を話し、「もし、私たちが大法を学んでいなかったら、大変なことになっていた。お父さんは病院へ行って、治療費がかかるし、後遺症がない人はいないでしょう。これこそが大法の奇跡だよ!」と話しました。3人の子どもたちは、法輪大法の素晴らしさを認めました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/10/430644.html)
 
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