北京の元教師・楊婉馨さん 懲役9年の実刑判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年10月4日】(北京市=明慧記者)北京市石景山区の法輪功学習者・楊婉馨さん(65)は9月29日、石景山裁判所で懲役9年の実刑判決を言い渡された。現在、楊さんは控訴している。

 楊さんは教師を退職し、石景山区双錦園団地に住んでいる。2016年1月19日、楊さんは門頭溝月季園派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。翌日の午前1時に帰宅したが、自宅にあった法輪功の書籍、プリンター、パソコン、ノートパソコンなどがすべて押収された。

 2020年8月21日、制服を着用していない正体不明の一群の者が再び楊さんの自宅に侵入し、楊さんの家を荒らし、パソコンやプリンターなど1000元以上の家財を押収し、楊さんと娘を石景山魯谷派出所に連行した。家には楊さんの半身不随の夫が残された。楊さんの娘は数時間後に解放され自宅に戻った。後に、侵入した男らは石景山魯谷派出所と石景山国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の関係者であると分かった。

 その後、楊さんの夫は、妻が不当に拘禁されたため生活の希望を失い亡くなった。

 2020年12月、楊さんは石景山検察庁に提訴された。

 2021年4月、楊さんは石景山裁判所に起訴され、9月29日に懲役9年の実刑判決を宣告された。

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/2/432105.html)
 
関連文章