【明慧日本2021年11月7日】(明慧・シドニーレポーターによる報告)シドニーのベトナム人法輪功学習者(以下、学習者)の譚さんは今年60歳です。元気で、生き生きしている譚さんを見ると、6カ月前まで、10年間も筋ジストロフィーで苦しみ、生きる希望すら失った人だったとは想像し難いかもしれません。しかし、法輪功の修煉を始めてわずか半年後、譚さんは別人のように生まれ変わり、病気が治っただけでなく、生活する喜びと人生に希望を持つことが出来ました。
健康になった学習者の譚さん「新しい人生を与えてくださった師父に心から感謝します。法輪大法の修煉は私の人生で最も大切で意義のあることです」と述べた |
長年、病気で苦しみ人生の希望を失った
ベトナム北部で育った譚さんは、自分と家族の生活をより良くするために、20年前にオーストラリアに移住しました。最初の頃は、自分自身と4人の子供を養うために、多くの新しい移民と同じく一生懸命働かなければなりませんでした。
骨身を惜しまず働いて10年が経ち、4人の子供が大きくなり、老後のための貯金も少し出来た譚さんは、これから安心して暮らせると思いました。
しかし、希望とは裏腹で、2010年、譚さんは突然脳卒中に襲われ、右目が開かなくなりました。「病院でいろいろな検査を受け、最初は病因が分かりませんでしたが、その後、筋ジストロフィーと診断されました。西洋医学では効果的な治療法がなかったため、鍼灸治療を受けることにしました。3カ月後、右目が回復したものの、今度は左目が開かなくなりました。鍼灸と漢方薬の服用を続けましたが、改善するどころか、悪化する一方でした。仕方なく西洋の薬を飲み始め、3年間も飲み続けましたが、症状は改善しませんでした」
痛みがどんどん増して来たので、鎮痛剤を服用しなければなりませんでした。長期間服用した後遺症として、肝臓、腎臓、胃腸に問題を引き起こしてしまいました。 2014年になると、両目が開かなくなり、しばしば頭と顔に激痛が走りました。時には頭を強く押しつけて痛みを和らげました。 食事するときは、壁に体を預けて、ゆっくりとテーブルに移動しなければなりませんでした。譚さんは長期的な苦しみに耐えられず、何度も人生を終わらせようと思ったそうです。
2014年から2021年まで、譚さんは計6回の目の手術を受け、最終的に目を開けることが出来るようになりました。しかし、目の筋肉が萎縮して固くなって痛みがあり、視力もぼやけていました。譚さんは「痛みを緩和するために、定期的に鍼灸治療とマッサージを受けなければならず、ためた貯蓄も長年の病気でほぼ使い切ってしまいました」と言いました。
苦難の中で、宝物を得た
2019年末、譚さんはインターネット上で法輪功を紹介する番組を見て、とても興味を感じました。これは人々に良い人になることを教える素晴らしい功法で、たくさんの人々が修煉して病気が治ったと分かったのです。譚さんは自分で法輪大法のウェブサイトに行き、五式の功法の動作を習いましたが、目が良く見えないため、動作を正確にはできず、病状はあまり改善されませんでした。
2021年3月末、6回目の手術を受けた後、譚さんはやっと法輪功の煉功点に行って、動作を正してもらおうと思いました。譚さんはフェイスブックで家から最寄りの煉功場所を調べて、担当者に連絡しました。煉功場で、学習者たちは譚さんに正しい煉功の動作を教えました。そして、1冊の『轉法輪』を渡してくれました。
譚さんは次のように述べました。「『轉法輪』を読んでいて、私は人間としての道理がたくさん分かってきました。師父は本の中で、人生の目的は返本帰真であると教えてくださいました。私は長年にわたって大量に薬を飲んでいたため、はしばしば胃が痛くなり、朝起きると、口の中には血や黄色い胆汁がありました。そして、 一晩に20~30回もトイレに行かなければなりませんでした。毎年インフルエンザの予防注射を受けていても、毎年インフルエンザにかかりました。 しかし、法輪功を修煉して6カ月後に完全に良くなりました。さらに、私の目は正常に回復して普通に本も読めるし、ものを見る時もはっきり見えるようになりました」
修煉後の不思議な体験
世界中の新しい学習者と同じように、譚さんは修煉して間もなく数々の病気が治り、法輪功の病気治療と健康維持の優れた効果を体験しました。
第五式の功法を煉っている学習者の譚さん |
譚さんは「私は大法の書籍を読んで1週間後、ある日、第三式の『貫通両極法』を煉っている時、突然明るい光が見えました。翌日の夜寝ている時、頭が割れそうになった後、突然額に3本の花が咲いた夢が見え、師父が『轉法輪』の中で天目についての説法を思い出しました。あくまでも夢だったので深く考えず、朝起きて『轉法輪』を読むと、突然目が痛くなり、字がよく見えなくなりました。痛みを和らげるために私はすぐにタオルを水で洗って顔にシップをしました。その後、1日中『轉法輪』を読み続け、夜になって、第九講を読んでいる時、字が紫の色に変わり、キラキラと光っていました。翌日から症状はだいぶ良くなりました。
1週間後、私は再び最初から最後まで『轉法輪』を読みました。不思議なことに、目の痛みがなくなり、しかも一つ一つの文字に金色の光の輪が見え、法輪がプロペラのように、最初は右目、その後は左目の中で回転しているのを感じました。師父が私の身体を浄化してくださっていると分かりました。また、ある時、私は座禅をしていた時に、強いエネルギーが下腹部から足に流れているのを感じました。私は静かに煉功の音楽を聴きながら座禅を続けました。まるで卵の殻の中に座っているかのように心地よく、穏やかでした。そして、エネルギーが何度も何度も私の顔に当たった後、頭の中の良くないものが取り除かれたように感じました。言葉で表現し難い素晴らしい体験でした。
「『轉法輪』を読み始めてから、私はいつも就寝した後も師父が説法をしてくださるように感じました。また、寝ている時、法輪が目の前で回ったあと、『轉法輪』の本が目の前に現れてきました。そうすると、すぐに起きて学法をしました。私は毎朝4時に起きて、4時30分から煉功し、それから大法の本を読んだり、暗唱したりしました。法を暗唱することで集中力が高まるので、とても良いと思います。師父の法は常に私の頭の中にあります」
法輪功迫害の実態を伝え、人々に大法の素晴らしさを知らせる
中国共産党(以下、中共)は法輪功に対する残酷な迫害を引き起こし、中国国内で大規模な噓偽りの宣伝で中国人を騙すだけではなく、世界中の多くのメディアを買収し、誹謗中傷を広め、世界中の人々に真相を知らせず、法輪功を誤解するようにしています。譚さんの子供たちもその影響を受けました。
「法輪功を始めた当初、病気の治療が出来ればと、子供たちも支持してくれました。しかし、健康を取り戻した私が、子供たちに大法の素晴らしさを伝えると、彼らの態度は変わり、私に冷静で客観的に考え、夢中にならないようにと言いました。子供たちは今でも私のためにいろいろな薬を探してくれます。私と同じ病気の患者は、生涯薬に頼らなければならない人が多くいるので、子供たちの気持ちも理解できます」
譚さんの子供たちはインターネットで法輪功について調べた時、中共による噓偽りの宣伝と無実の噂を知りました。これは自分に対する試練だと譚さんはすぐに分かりました。譚さんは子供たちに「大法の書籍を読んだことはあるの? ママは何度も読みました。本の中には全部良い人になることを教える内容で、一言も悪い事を教える言葉はないのよ。ママは修煉した後、何か悪い事をしているのを見たことがある?」と言いました。
「生活の中で、すべては私たちの心性の試練であり、大法に対する信念を試すことであると思います」譚さんは修煉を始めたばかりですが、師父の本に書かれた良い人に導く法理を固く信じています。
中共ウイルス(コロナ)が世界中で蔓延している中で、自分の健康状態に心配する人が多くいます。現在、譚さんはいつも出かけて法輪功の資料を配るなどして、中共に騙されて真実が分からない人々に法輪功迫害の実態を伝えるとともに、大法の素晴らしさを紹介しています。
「法輪功はとても素晴らしい功法です。かつて、病気に苦しんだ私は自分の体験を通して、より多くの人々が法輪功についてもっと知り、私のように心身ともに健康になることを望んでいます」
譚さんは「私は毎日朝起きて、最初にすることは煉功です。それから学法をします。現在、私は全身がとても軽く毎日が楽しいです。6カ月前まで、病気で生きる希望すら失っていた私は、生まれ変わったように元気になり、明るくなりました。法輪大法に出会ったことは、私にとって最も大切で、意義のあることです。師父の弟子である私たちは最も幸せな人なのです。心から師父に感謝いたします」と述べました。