師父の保護により危険な状況を好転させる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年11月9日】私は60代で、1995年に法輪大法の修煉を始め、4回の交通事故で奇跡的に無傷で死を免れたことを紹介したいと思います。私の経験を通して、人々が法輪大法の神聖な力を知ってくださることを願っています。また、師父の慈悲深い救済に感謝したいと思います。

 師父はこう説かれました。

 「本当の修煉は、あなたが想像しているほど容易なことではないのです。修煉したければ、修煉して上がっていけるのだと思いますか? 真に修煉しようと思えば、直ちに生命の危険に晒され、こういった問題に引きずりこまれます」[1]

 「誰でもこんなことに遭遇するとは限りませんが、一部の者は遭遇することがありえます。遭遇しても、しなくても、いかなる危険もないことをわたしが保証します」[1]

 一、人のせいにしない

 ある日、叔父から電話があり「娘が出産した」とのことでした。私は出産御祝いのプレゼントを買い、法輪功迫害に関する資料を持って、病院にいるいとこの妻を訪ねて、法輪功迫害の真実を明らかにしました。一晩病院に泊まり、翌朝、いとこが来たので、私は家に帰って休むことにしました。

 坂道を電動自転車で下っていると、曲がり角で大通りに合流しようとしたところで、スピードの出た車がぶつかってきました。私とバイクは数メートル投げ出されました。私は空中で回転しながら「あの人を責めてはいけない、師父が私を守ってくださる」と自分に言い聞かせていました。

 顔から地面に落ちましたが、すぐに立ち上がることができました。当時はラッシュ時で、多くの人がこの事故を目撃していました。運転手は恐怖のあまり、「大丈夫ですか?」と言っていました。彼の訛りから、町の外から来た人だとわかりました。地元の人たちは、そこではスピードを落とすことを知っているはずです。私は、「私は法輪大法の学習者ですから、大丈夫です。行っていいですよ」と言いました。彼は罪悪感を感じているようでしたが、去っていきました。

 若い女の子が私に近づいてきて、「おばちゃん、彼の車のナンバーを書いておいたから、何かあったら彼を見つけることができます」と言いました。私は微笑んでお礼を言いました。「私は法輪大法の学習者ですから、大丈夫ですよ」と言い、電動自転車を押して歩いている私を見て、人々は感心していました。

 自転車に乗ってみると、ハンドルが曲がっていることに気づきました。私が病院に戻ったのは、いとこが自転車の修理を手伝ってくれるからでした。また、私はこの不思議な話を彼に伝え、彼にもう一度真実を明らかにしたいと思いました。事情を聞いた後、彼はショックを受け、「あなたが法輪大法の学習者でなかったら、あなたは死んでいたでしょう!」と叫んでいました。

 翌日、私はいとこの家に行って掃除を手伝いました。彼の壁には、かつての中国共産党のリーダーの写真が貼られていることに気づきました。私は、中国共産党の政策や運動の結果、8000万人の中国人が亡くなったことを説明しました。「今、中国共産党は法輪大法の学習者を迫害しており、天はそれを排除しようとしている。その人は共産党のリーダーだったので、あなたの身の安全のために関係を断ち切らなければなりません」と私は言いました。いとこは私に写真を壊すのを手伝ってほしいと言いました。そして、私があげた法輪大法のお守りを貼ってくれました。

 二、お金の問題ではない

 私たち夫婦の会社の景気が悪かったので、私と夫は仕事を辞めて、お弁当の販売を始めました。品質の良さと価格の安さから、多くの人に支持されていました。ある日、9個の弁当を建設現場に配達するために自転車に乗っていたところ、車に追突されて宙に浮いてしまいました。気づいたときには、片方の靴がなくなっていて、地面に立っていました。私の自転車と弁当はどこにもありませんでした。

 運転手が私の方に走ってきたので、「私は法輪大法を修煉しているので、あなたを責めません。行っていいですよ」と言いました。驚いたことに、運転手は激怒し、「俺の車に傷をつけやがって!」と言いました。

 彼が正気でないのを見て、私はこう答えました。「私の身体は肉でできていて、あなたの車は鉄でできています。後ろからぶつかってきたのはあなたです」

 彼は急に正気に戻り、すぐに謝りました、「いくら払えばいい?」と言ってきました。私は彼に、「お金の問題ではなく、生死の問題です! 私は法輪大法の修煉者であり、お金を強要することはありません。もう行っていいですよ」と言いました。

 近くのホテルで働いていた従業員は、その一部始終を目撃し、「とても怖い、この人は徳を積み重ねてきたに違いない、地獄が彼女を奪う勇気はないだろう」と叫んだのが聞こえました。

 建設現場の人からは、「あなたは優しすぎます。これから、いつもあなたからお弁当を買うことにするよ」と言われました。傍観者たちは、私の靴と自転車を探し始めました。私の自転車がねじ曲がって潰れているのを見て、私は師父がまた私の命を救ってくださったのだと思いました。

 三、彼女は神に守られている

 ある夏の日、自転車で家に帰る途中、前方に工事現場があることに気づきました。道の両側は工事用の廃棄物で埋め尽くされており、私は自転車から降りて道の真ん中を通らなければなりませんでした。

 自転車を押しながら進んでいる時、後ろから来た大型トラックが私の自転車にぶつかりました。私の自転車はトラックの前部にくっついてしまい、トラックが走り去ってしまいました。わたは何が起こったのかよく分かりませんでした。

 その時、トラックのすぐ後ろにいた別の車があり、中には地元で有名なヤクザが2人座っていて、2人とも私に向かって「お前の自転車がトラックにくっついたんだ!」と叫んでいました。1人がもう1人に、私が法輪大法の修煉者であることを伝えました。

 2台の車は1台目のトラックに追いつき、それを止めました。1台目のトラックの運転手が降りてきて、私の自転車をトラックから離してくれました。

 数日後の昼休み、私は建設作業員たちに食事を提供するのに忙しかったのですが、たまたま同じ2つのグループが通りかかりました。そのうちの一人が私を指差して、他の人に「この人は信仰を持っていて、神々に守られているから、トラックがぶつかることはないでしょう」と言いました。

 四、本当に良い人

 ある寒い冬の夜、私は自転車で饅頭を買いに行きました。ラッシュアワーで道が混んでいました。東に向かって走っていると、南に向かって走っているトラックが見えました。私は、そのトラックがこのまま南に行くのか、それとも私の方に曲がってくるのかと思いました。信号が赤になり、私は交差点で止まりました。すると、そのトラックは交差点で減速するどころか、加速して急旋回し、危うく私に衝突するところでした。あっという間の出来事で、私は自転車を手放す暇もありませんでした。

 突然、体に力がみなぎってきて、トラックの片側から反対側に飛び移っていました。トラックは、私が先立っていた場所をスピードを上げて通り過ぎていきました。

 その衝撃的な瞬間を多くの歩行者が目撃し、私を取り囲みました。ある人は「おばちゃん、なんであんなに早く動いて、あんなに高く跳べるの? 凄かったよ!」と言ってくれました。別の人は、「彼女はあまり背が高くないけど、すごく高くジャンプしたんだね!」と言いました。

 トラックの運転手が怖い顔をして私の方に走ってきました。「おばちゃん大丈夫ですか?」と言いました。私は怖くなかったので、冷静に周りの人に伝えました。「私は法輪大法の学習者です。師父が私を救ってくださっていました。師父が私を守ってくださなかったら、私は今日死んでいたでしょう。私の年齢と体格を見てください。怖くないだけでなく、あんなに高く跳ぶことができました。これもすべて法輪大法を修煉しているからです」。続いて、私は周囲の人々に法輪功迫害の真実を明らかにしました。

 運転手はとても興奮していました。「私はとてもラッキーです。あなたがこんなに良い人でなかったら、私は大変なことになっていたでしょう!」。暗くなってきたので、傍観者が私の自転車を探してくれましたが、ぺしゃんこになっていました。運転手が自転車の修理屋に持っていくと、スクラップにすることを勧められました。私は修理屋に、何が起きたのか、法輪大法がいかに私の人生に奇跡をもたらしたかを話しました。そして、修理屋に法輪功迫害の真実を伝えました。

 私たちが話をしていると、修理屋の隣人が「この女性は10年前に法輪大法について話してくれました。私は彼女を信じています。彼女が言ったことはすべて真実です」と言いました。修理屋の店長はすぐに「私も彼女を信じます。おばさん、運転手さんに費用を払ってもらって、明日自転車を取りに来てください」と言いました。私は笑顔で彼に言いました。「法輪大法の師父は、私たちに思いやりを持つようにと教えてくださっていますから、運転手はわざとやったわけではありません。修理代は私が払います」と言いました。

 運転手は感動して、「おばさん、あなたは本当にいい人ですね。事故が起きてから、一度も文句を言わなかったじゃないですか。今、あなたのような人はなかなかいませんよ」と言いました。私は彼に、「法輪大法の修煉者は皆、同じことをするでしょう。大丈夫だから、どうぞがんばってください」と言いました。

 トラックに轢かれて4回も死を免れたことを人に話すたびに、涙が止まりません。師父が何度も何度も命を救ってくださって、本当に感謝しています。師父が私を守ってくださなかったら、今の私はなかったでしょう。師父の弟子であることをとても誇りに思い、光栄に思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/30/427557.html)
 
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