理性を持ってこそ、心が動じない
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 【明慧日本2021年11月10日】「理性(物事の道理をよく考えてこそ)、心が動じない」と、修煉の中で悟ったことについて、同修の皆さんと交流したいと思う。下記の表は全世界の謀殺の発生率を表している。2004年の全世界での平均の謀殺率は7.6であった。つまり当年、10万人中7.6人の謀殺が発生しているという。この率によって計算すれば、中国の13億人の中で、98,800人の謀殺を起こしていると推測できる。1時間ごとに11.28回で、つまり5分19秒ごとに1人を殺しているということになる。もしこれらのことを全部あなたに知らせるなら、あなたは5分19秒ごとに怒ることになるだろう。

 私が言いたいのは「その中から1件を選んであなたに知らせると、あなたは怒ってしまう。もしあなたを怒らせる必要がない場合、98,800人の中国の謀殺をあなたは一件も知らないでしょう。ニュースも同じである。もし誰かがあなたの情緒を弄り、ある目標にある情緒を起こさせたい場合、あなたにある種のニュースを設けてしまうかもしれない」とのことである。現状から見れば、これが事実の可能性があることも否認できないだろう。大環境の中においては、このようなやり方はどうのこうのと結論付けることができないからである。

 つまり、この98,800人の謀殺のすべては、誰か1人のせいにすることはあり得るのか? もう少し考えてくださいと言いたくなる。座って、冷静、冷静、冷静になってください。お茶を持って、5分間落ち着いて、冷静に考えることをお勧めする。

 大法弟子の中のあるソーシャルメディアの人は、真・善・忍で対処するべきで、心が動じないように、もう少し多く分析をし、感情を入れないようにとお勧めしている。

図表:各国の謀殺率の表(中国語のウィキペディア)

2004年の地域別に10万人ごとの謀殺率

比率
南アフリカ 31.7
中米 29.3
南米 25.9
西アフリカと中央アフリカ 21.6
東アフリカ 20.8
アフリカ 20
カリブ海地区 18.1
アメリカ 16.2
東ヨーロッパ 8.1
北アフリカ 7.6
全世界 7.6
北アメリカ 6.6
中央アジアとコーカサス 6.6
ヨーロッパ 5.4
中東 4.4
オセアニア 4
南アジア 3.4
アジア 3.2
東南ヨーロッパ 3.2
東アジアと東南アジア 2.8
西ヨーロッパと中央ヨーロッパ 1.5

 ここで皆さんと交流したのは個人の修煉体験であるため、足りないところがあるかもしれないが、慈悲なるご指摘をお願いする。合掌。

【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し、「比して学び比して修す」のためのものです】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/24/432847.html)
 
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