大法により どら息子が改心、家族が修煉を始める
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本2021年11月13日】彼はかつてどら息子で、ギャンブルのために家のバイクを密かに盗んで売り、人と喧嘩をし、家出をし、親の期待を裏切りました。彼は十年以上、空手や少林寺拳法などを習っていましたが、病気からは解放されませんでした。

 彼の名前は阮友維です。現在、愛知県で働いている33歳のベトナム人男性です。今の彼は病気の苦痛から解放され、真面目に働き、上司に信頼されています。彼はよく親孝行をし、親戚を助けています。彼を改心させたのは何でしょうか? これから彼の体験を紹介します。

'图1:阮友维在炼第五套<span class='voca' kid='86'><span class='voca' kid='86'>功法</span></span>——神通加持法'

      第五式の「神通加持法」を練っている阮さん

 法を学び、人生の絶対不変の真理が分かる

 阮さんは来日して1カ月あまりの2017年3月のある日、病気で家にいました。彼はインターネットで法輪大法のサイトを見つけ、その教えが40カ国以上の言語に翻訳されているのを見て驚きました。全世界の100カ国以上の国と地域に法輪功の修煉者がいる理由を知りたくて、法輪功の創始者・李洪志先生の説法の録音を聞き始めました。しばらくすると、彼は言葉では言い表せないほどの素晴らしさを感じ、その日、一気に九講の説法を全て聞き終えました。

 全ての説法を聞き終えた後、阮さんは長い間困惑していた疑問が全て解かれ、法輪功を学ぶことを決意しました。彼は目を閉じて煉功音楽を聞き、法輪功の師父の声が聞こえた時、なぜか涙が止まりませんでした。あの日から、阮さんは修煉を始めました。

 「今は完全に病気から解放されました」

 修煉を始めてほぼ1週間後、阮さんの身体に変化がありました。3日間続けて発熱し、その後、嘔吐し、何度もトイレに行き、食べるとまたすぐに吐きました。これは師父が彼の身体を浄化し、体内の良くないものを取り除いてくださっていると分かっていました。1週間後、彼は肉が食べられなくなり、タバコも二度と吸いたくなくなりました。

 阮さんは感謝の気持ちを込めて言いました。「私には10年の喫煙歴がありましたが、とても簡単にやめられました。全ての病気も治りました。首と背中の三つの骨の変性は問題もなくなり、低血圧も消えました」

 日本に来る前、阮さんの母親は数百万ドン (VND) (約15000円)の薬を買い、彼に持たせました。最初、痛め止めを少し飲みましたが、師父の説法を聞いた翌日からは飲まなくなりました。その後、彼は全ての薬を友人にあげました。彼は「今の私にはもう薬や病気が何であるか分かりません」と言いました。

'图2:阮友维听完李洪志老师九讲讲法后,解开他心中许多疑惑。图为阮友维阅读越南版《转法轮》。'

ベトナム語の『轉法輪』を読んでいる阮友維さん

 「大法を修煉していなければ、このような信頼は得られない」

 法輪大法の修煉を始めた阮さんはより真剣に働き、仕事の効率も高くなりましました。そのため、職場の環境も良くなり、同僚との関係もより和やかになりました。パソコンや機械の修理など他の人が嫌がる仕事を、彼は一人でしています。日本人は彼に「他の人ができない仕事がなぜできるのですか」と聞きました。彼は「他の人は頭で働いていますが、私は心で働いています。たとえ誰に見られていなくても、私はしっかり働きます」と答えました。

 「会社にはベトナム人と日本人を含めて30人以上の社員がいます。社長は日本語を習ってわずか2カ月あまりの私に、昇給し、マネージャーになってほしいと三度も言いました。もし私が大法を修煉していなければ、真・善・忍に基づいて自分を律していなければ、このような信頼をこれほど早く得られなかったでしょう。私はどこでも真・善・忍は必要であり、良い人の中の良い人になることができると信じています」と阮さんは言いました。

 どら息子が改心し  家族が修煉を始める

 阮さんは大法を学んでから非常に多くの恩恵を受けたので、両親にも大法を紹介したいと思いました。しかし、目の前に二つの大きな障害がありました。一つは、今まで自分が悪いことを多くしたために、両親の信頼を失っていることです。二つ目は、家族がキリスト教徒で、信仰を変えることは至難のことです。

 阮さんは「私が学生のころ、親に甘やかされ、タバコ、ギャンブル、宝くじ、ゲーム、格闘クラブなどに参加し、3回も家出をし、家のバイクを密かに売ってギャンブルに使いました。人と喧嘩もしました。両親はずっと私のことを心配して何度も泣いていました」と言いました。修煉した彼は「真・善・忍」に照らして自分を正し、親孝行な人、社会に役立つ人になるよう決意しました。

 阮さんはほぼ毎日両親に電話をして様子を聞いたり、家に仕送りをしたり、親戚を助けるようになりました。

 ある時、阮さんが両親に仕送りした後、またすぐに送って欲しいと要求されました。彼はどうしてまたこんなに早く使ってしまったのかと責めました。しかしその後、彼は内に向けて探し、自分はお金に執着していると気づき、すぐに親に電話をかけて謝り、そして、送金しました。

 それだけでなく、阮さんの家族に対する態度も変わりました。「私は家族に対する傲慢な態度を改め、とても穏やかに接することができるようになりました。特に妻にはより優しく接しています。ここ5年来、妻に良くない言葉を一度も言ったことはありません。以前、私はよく妻の欠点をみて、他の人の奥さんと比べていましたが、今は妻が一番いいと思っています」と彼は話しました。

 両親は阮さんの変化をみて、大法に対する態度が少しずつ変わっていきました。1年後、父親は大法を修煉することを決意しました。父親はよく考えた上で決めたと言い、言葉だけでなく、阮さんの行動をみてから判断しました。また、元キリスト教徒の大家族として、法輪功を修煉するには固い決意が必要です。しかし、息子の変化は父親の心を動かしました。

 阮さんは「家族全員が、私が根本的に変わったと気づきました」と言いました。その後、母親、妻、弟も相次いで大法の修煉を始めました。大家族の他の人も師父の説法を聞いたり、大法の本を読んだりしています。

 「法輪功の修煉者はみんな良い人です」

 阮さんは家族だけでなく、より多くの人に法輪大法の素晴らしさを伝えたいと思っています。彼は日本で行われるパレードや法輪功を紹介する活動によく参加しています。地元のベトナム人修煉者は3人から30人以上に増えました。

 阮さんにとって最も印象的なことは、日本語能力試験を受けに来た人々に、法輪功の真相の資料を配った時のことでした。彼は3人のベトナム人に会いました。帰りの車に乗った時、再びその3人に会いました。3人は何度も乗り間違えて、また阮さんに会ったと言いました。これは師父の安排だと分かり、乗車時間を利用して大法を紹介しました。そのうちの2人は興味があり、連絡先を告げて行きました。

 1週間後、この2人は大法を修煉することにしました。2人は「最初、お金をもらって資料を配っていると思っていましたが、ボランティアであることを知りました。とても熱心で親切で、話している一言一言に感動させられました。私たちはその理由を知りたかったのです。今、分かりました。法輪功の人はみんな良い人です」と言いました。

 またある時、中国共産党の迫害を停止させる署名活動で、ある日本人が雨の中でもやって来て、署名してくれました。阮さんの説明を聞きながら頷いていました。この日本人は後で戻って来て、阮さんに一杯のコーヒーを渡し「(真相)教えてくださってありがとうございました」とお礼を言って去って行きました。

 結び:千年、万年に一度の機会を逃さないように

 ここ数年、阮さんの家の果物、葉っぱ、車、ドアに、優曇華の花が相次いで咲いています。これは人々が千年も万年も待ち望んでいた法がすでに世に伝えられていると阮さんは感じています。

 阮さんは家族を代表し、大法の師父が幸せな生活、健康な身体を授けてくださり、そして、最も重要な生命の真諦を教えてくださったことに感謝しています。これからもっと精進し、本当の大法弟子になり、師父の期待に背きません。阮さんは自らの体験から全ての人に「法輪大法は百利があって一害なしです。中国共産党の虚言を信じないでください。この千年も万年にも一度の機会を逃さないでください」と伝えたいと言っています。

'图3:阮友维在他家多处发现了优昙婆罗花。'

     阮さんの家のあちこちに咲いている優曇華の花

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/23/432818.html)
 
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