発正念して邪霊の巨大肖像を駆逐する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年11月21日】息子が大きくて広い家を買ってくれたので、すぐに引っ越しするように促されました。事前に家を見に行きました。邪党の高官が、大勢この地区に居住していることを知っていました。不動産屋さんは、ここを小さな「中南海」と呼んでいます。引っ越し当日、地区の中心部を通ると「マルクス、エンゲルス、レーニン、毛沢東」の4人が鉄枠に溶接されて、直立している巨大な半身像の絵が目に入りました。また 夜になって街灯がつくと、4人の半身像に光が当たって不気味な感じがしました。

 引っ越ししながら、「悪霊を除去するにはどうしたらいいだろう?」と考えた時に、「大法弟子として、いわゆる自然的な変化、外的な変化、常人社会の変化または誰それが私たちに恩恵を与えるのではないかということに期待してはいけません。皆さんは神であり、未来の異なる宇宙の主宰者ですが、皆さんは誰に期待することができるのでしょうか? 衆生は皆あなたたちに期待しています」[1]、「実はこのとき、大法弟子が神の事を行うのはどうしても必要なことであり、なぜならば、大法弟子の個人修煉は既に第一義の問題ではなく、法を正す中で衆生を救い済度し、大穹を新たに組み立てることこそが目的だからです」 [2]と師父の説法が思い浮かびました。

 家に帰ると、私は直ちに結跏趺坐をして、肖像画とその背後にある邪悪な共産邪霊と邪悪な要素を根絶しようと発正念をし、神々にお願いをしました。そして師父に加持を求め、この正念はこの空間や他の空間でも制御できることを固く信じて、毎日1時間発正念し続けました。15日目、発正念をしてから寝ると、肖像画の中の邪霊が私を部屋の隅へと追い詰めている夢を見ました。切羽詰まった私は、大声を出して「師父」と叫びました。夢から目覚めても、夢の中で起きた光景ははっきり覚えていました。 普段はとても臆病な私ですが、すぐに心の中で笑ってしまいました。他の空間の悪霊たちが大法弟子たちの正念に揺さぶられ、耐えきれないため瀕死のあがきで、このような成らず者が用いる方法で私を脅したのでした。

 2日後、10年近くここに立っていた悪魔たちの肖像は、完全に追い払われました。

 そして次に、ここに居住している衆生のために、救い済度を妨げる邪党のシンボルや赤提灯、腐敗した異物を取り除くように、絶えず毎日発正念し始めました。 数日後、 悪霊のシンボルはすべて取り替えられ、道路の両側には大きな白い蓮のような街灯がつけられました。

 今では毎日私が出入りするときには、世人の方から率先して笑顔で挨拶をして、ドアを開けてくれます。

 師父は「すべての大法弟子がこのようにすることができれば、全世界が変わります。なぜなら、皆さんはそれぞれこの世界で大きな範囲を受け持ち、その部分の衆生を代表しているからです。私はいつも皆さんに内に向けて探し、問題があれば自分を見るようにと教えています。皆さんが正念を発するとき、内に向けて自らの空間の良くないものを取り除いていますが、それは自分の考えを純正なものにすると同時に、自分が分担し、自分が受け持ったその環境をも同時にきれいにしています」 [3]と説かれました。

 師父が私たちに按排された大法を修煉し、実証するための最適な環境は、特定の場所ではなく、また自分が考えた良いアイデアでもなく、すべての私たちの行いにおいて法を実証し、衆生を救っている中にこの環境があるのだと気づきました。

 上記は、私の一部の修煉体験と少しばかりの浅はかな認識です。適切ではないところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇〇二年フィラデルフィア法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「米国西部国際法会での説法」
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「大紀元会議での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/7/433188.html)
 
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