法理を悟った後、歯の痛みがなくなった
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年11月23日】私はとても率直な性格なので、同修が何か問題に遭い、その話を聞いた私は少しも躊躇することなく、ズバリ相手を責めます。例えば、「これは、あなたの何々の心のせいですよ、何々するべきです」などと言いました。時間が経つにつれて習慣になりました。この習慣に駆られて、人を責めるたびに心が満たされ、これは心の扉を開いた誠意で、曲りくねっていない話しで、修煉者ならではのものだと思いました。

   例えば、去年、私は知り合ったばかりの同修に、「あなたは離婚しても、子供をひきとるべきではありません。元夫ががお金をくれないと、あなたは何もできません。また、あなたは依存心が強くて、子供に対して情が生じやすいです。私は、あなたがいつも子供を叱っているのを見ていました。内に向けて探してみてください・・・・・・」と話しました。

   私の弟はこの間、家業の仕事を休み、家族総出での商いに人手が足りなくなり支障が生じました。妹からこの状況を聞いてから、私は心の中で文句を言い始め、「弟は学法していると言っているが、実際は毎日携帯電話ばかり見ていて、全然修煉者らしくない。だから今、体力がついていかないし、仕事にもついて行かれなくなった」

   そう思っていたら、歯が痛くなってイライラしてきました。いくつかの人心を見つけましたが、まだ歯が痛くて、ご飯も食べられなくなり、仕事もできなくなりました。私は師父の説法を思い出しました。「煉功者として放棄しなければならない心があまりにも多いのです。顕示心や嫉妬心、闘争心、歓喜心など、さまざまな執着心がありますが、それらはみな放棄しなければなりません」[1]

   その後、私は子供の頃歯が痛いとき、他の人はみな薬を使いますが、私は毎回薬を使わずに我慢しました。自分の意志がどれほど強いかを見せたかったのです。自分は幼い頃から強い顕示心を持っていたことに初めて気づきました。今、弟を軽蔑したり、恨んだりすること、同修へアドバイスすることも含めて、これは顕示心と嫉妬心の働きではないでしょうか? これで他人を助けたのでしょうか? 明らかに他人を傷つけたのです。 

   この理が分かるようになったら、不思議なことが現れ、歯が痛くなくなり、以前のように緩んでいませんでした。

   私はこの顕示心を捉えて引き続き探し、自分は同修を手伝うとき、いつも自分の考えを他人に無理矢理押し付けようとし、また他人に内に向けて探してもらうとは、本当にあまりにも身の程知らずです。すべての修煉者は師父が見守ってくださっていますので、私はどうして他人の道を按排するでしょうか? これらのことを考えるととても恥ずかしいと感じ、歯の痛みはなくなり、元のように丈夫になりました。

 師父の慈悲なる救い済度に感謝を申し上げます!

 法に符合していないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/28/423315.html)
 
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