内モンゴル通遼市大雪が46時間降り続き、70年間の記録を突破
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 【明慧日本2021年11月27日】内モンゴ通遼市で2021年11月9日まで大雪が46時間降り続いた。およそ二日間に渡り、降雪量は計81.3センチに達し、地面にある積雪は59センチだった。積雪は1951年以来の記録を突破し、早い内に溶かさなければ、雪災害をもたらす可能性がある。

 2021年11月9日、内モンゴル通遼市の大雪が46時間降り続いた。

截至2021年11月9日,内蒙古通辽强降雪已持续约46小时。(影片截图)

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 中国のニュースによると、11月8日午後四時半まで、被災人口は5609人に達し、1人が死亡したという。

 今現在、雪が降るラッシュは過ぎたが、通遼市当地では小雪が降り続いた。今回寒流の影響により、雪の量が割と多く、後期には雪を早く溶かさないと、「白災」、つまり雪災害をもたらす可能性がある。さらに、積雪が厚過ぎて、継続的に降り続いたため、雪が牧草を覆い、家畜の食べ物がなく、大量に家畜が死んでいった。

 中国のニュースによると、寒流は家畜に最も害がある気象災害であり、強い寒流に伴い発生した風や雪は、家畜に風邪や、気管炎などをもたらす要因となる。さらに、急激に寒くなることにより、羊は防寒のため、一匹一匹が重なって、重さに耐えられず死んで、凍死することもよく発生しているという。

 東北地方多く地区では雪が降る記録を突破

 内モンゴルの他に、11月6日から7日まで、北京、天津、済南、蘭州などでも継続的に降雪が出現した。中国のメディアの報道によると、7日から、東北地区では、範囲が最も大きく、最も強い降雪が出現し、33カ所の観測値は歴史同期の記録を突破した事が分かった。遼寧省、内モンゴル省、吉林省にある多く観測地は積雪の厚さは歴史的な数値に達したという。

 中国のメデイアによると、11月8日夜6時から、路面凍結により、河北省、遼寧省、吉林省、黒龍省、陕西省などでは合計63カ所の道路が封鎖され、回復時間は未定だとされた。11月8日まで、瀋陽市だけでも追突事件が10件以上が発生し、130以上の車両が運ばれたという。

 大雪の影響で、一時休校の知らせが公布され、多くの地域の小学校や、幼稚園は11月7日から一時休校となっている。

 中国気象部門によると、冷空気は来年の1月から2月までさらに強くなり、中国中部、東部大半の所では、例年同期と比べると、気温が低くなり、段階的に極端な寒流が発生する可能性が大きいという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/10/433497.html)
 
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