文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年11月30日】これは十数年前に起きた事です。ある日、私は突然下半身から大量に出血してしまいました。当時、私は「大丈夫だ。私は旧勢力のすべての按排を認めない!」と念を強め、発正念をして、私の身体を妨害する邪霊や黒い手と卑しい鬼を取り除くことにしました。しかし、3日経っても大量の出血は止まりませんでした。私は不安を感じ、同修に電話をかけ、具体的な症状を言わず、ただ「具合が悪いから早く家に来て発正念をして欲しい」と言うと、同修は了承してくれました。
この時、夫から「まだ仕事が終わっていないから、手伝ってくれ」と言われました。私は修煉していない夫に出血のことを教えませんでした。「大法修煉者である私は、自分を患者として扱ってはいけない。やるべきことをきちんと行わなければならない」と考え、夫に協力することにしました。留守に同修が来たら電話してくれると思い、夫と一緒に出かけました。
私は夫の仕事の現場で3時間以上手伝いました。現場から家に戻り同修を待ち続けましたが、日が暮れた頃、やっと来てくれました。同修は「事前に約束があって、先にほかの同修宅を訪れたので、遅くなりました」と説明した後、私の状況を尋ねました。その後、同修は私の今までの問題点をズバリ指摘し、私がよく行わなかったため、現在のような身体の状態になったと言わんばかりでした。同修は言い続けましたが、私は辛抱強く聞いて、指摘を受け止めました。最後に、同修は言いたい話を言い切って帰りました。
夕食の支度をしようとしましたが、家に野菜がないことに気付き、近くのスーパーに買いに行きました。夜道を歩きながら、先の同修の話を思い出しました。同修の言葉には少し興奮した状態と非難する部分もありましたが、実に私のためであると分かっていました。確かにここ数年、私はよく行わず、修煉に精進していなかったこともありましたので、同修はそんな私を心配していたと思いました。このように考えると、ふと頭の中で「これは通常の生理であることに過ぎない!」という一念が浮かび上がりました。師父が私に身体の状態が正常であることを教えてくださったと分かりました。その瞬間、出血が止まったことに気づき、体調が良くなったと感じ、とても気持ちよくなりました。1分も経たないうちに体が正常に戻りました。
この事から、私は悟ったことがあります。最初、同修が早く来て発正念をしてくれるように頼み、一日中待ち続けましたが、遅くなってやっと来ました。同修は来た後も、発正念をしてくれるどころか、私を非難するばかりでした。それでも、私は怒らず、真剣に受け止め、内に向けて自分の間違ったところを探し、心からそれらを改めると決意しました。そして、自分の過ちで邪悪に隙を乗じられたことを後悔しました。このような考えは、私の心性が大法の要求に符合しているので、奇跡が現れ、一瞬にして身体が回復したのです。師父の慈悲なるご按排に感謝いたします!
私たちはどんなことに遭っても、善をもって対応し、大法に同化することが出来れば、師父は私たちを助けてくださり難関を乗り越えられるのです。それとは対照的に、もし私たちが悪を用いて、不平不満の心理状態で対応すると、すべてがマイナスの方向に進んでしまいます。なぜなら、それは旧勢力が按排した道だからです。私を助けてくれた同修に感謝しています。