文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2021年12月27日】ある日、バスに乗っている時、60歳近くの人で服の販売しているAさんに出会いました。真相を伝えようと思い、店の場所(店舗ではなく、露天)を聞きました。後日、彼女の店に行き、真相を伝えようとしたとき、お客さんが来たので、仕方なく「今度、義母を連れて来ます」と言ってその日は、そのまま帰りました。
義母は認知症のため、あまり外に出かけたがりません。何とか説得して一緒にAさんの店に向かいました。真相伝えはもちろん、義母に服を買ってあげたい気持ちもあり、真剣に服を選びました、Aさんは「良い娘さんを持ったね」と言い、義母は「義理の娘だよ。でも、例え実の娘でも、この娘の代わりは出来ないよ。実の娘よりずっといい子だよ」と答えたのです。
代金を支払っている時、Aさんに真相を伝えました。すると、Aさんは「言わなくともわかるさ。義理の母を実の母親と思って接しているのを見れば、誰だって信じるさ」と答えたのです。実は、私は以前に、強い怨恨心を抱いていました。義母は義理の兄夫婦に良くしているのに、私と夫に対しては冷たくして、弱者には強く当たり強者にはへつらう典型的な人で、お金にも目がなかったのです。しかし、私は大法を修煉した後、執着心を取り除き、今では、もう恨まなくなり、却って彼らも大変だなと思えるようになりました。
ある日、バスの中で隣に座っている女性の方と話しました。彼女はキリスト教徒です。バスから降りてもしばらく話し合いました。私はこのように彼女に話しました。「信仰は素晴らしいことです。イエス様は偉い神様です。しかし、幼い頃、あなたはきっと赤いスカーフを首に巻き付け、共産党の一員になると誓ったはずです。共産党はマルクスが創立したもので、彼が大学の時期、サタニズムに入っていて、つまり、悪魔を崇拝していました。だから、二股をかけては良くないです。キリストも信じるし、サタニズムの共産党も信じるというのは良くないことです。神様がそんなあなたを守るはずはありません。この共産党から脱退しなくてはなりません」私の話を聞いた彼女は、法輪功のことを尋ねてきました。私はこのように答えたのです。「天安門焼身自殺事件は、江沢民が法輪功に濡れ衣を着せるために、自作自演したものです。当時、政府高官や裁判官、検察官、軍人、教師、教授など全般的に多くの分野でたくさんの人が法輪功を学んでいたので、江沢民は怖くなったのです。しかし、良い人間が増えるに越したことはないでしょう?」ここまで話すと、分かれ道になったので、私たちは分かれました。
またある日、公園で雑草を抜いている作業員たちを見かけました。真相を伝えようと近づき、まずはどこの出身かを尋ねました。すると、そのうちの1人が私と同じ出身地だったので、すぐに「三退」について聞いたことがあるかを聞きました。そのうちの1人が「その中にいたことがある」と言い、どの中かと聞くと、「その中だ」と答えました。そして私は、「法輪功学習者はみんな高い功法を学んで、すでに『三退』しています」と話しました。他の作業員は田舎生まれで、学校に通ったことがないので、共産党員どころか、赤いスカーフすら付けたことがありません。彼らのために「『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』を覚えると、この疫病から逃れることができます」と伝えました。
ある日、目の前で犬を連れて散歩している男性が、犬の糞を拾って袋に入れたところを見かけました。私のすぐ後ろを年配の女性が歩いていたので、真相を伝えるために私はスピードを落として、一緒に散歩しませんかと誘いました。彼女は先ほど犬の糞を拾い上げた男性の素質が高いと言ったので、私はこの機に真相を伝え始めました。「みんなあの男性のようだったら、世の中は良くなるのに。この間の鄭州市での大洪水で多くの人が死んでいったわ」という私の話を聞いた彼女は「あれは天災だったから仕方がなかったのよ」と言いました。私は、「それは違います。ダムの放水のことを政府は市民に一言も言わなかったのです。そうすれば、政府は弁償しなくても良いでしょう。中国共産党は歴代の運動で8千万以上もの国民を殺し、神様も彼らを許さないでしょう。だから、あなたもこれまで入っていた隊員や党員から抜け出したほうが良いです」と話しました。
最初、彼女は信じませんでしたが、私は「何も法輪功を修煉しなさいと言っているわけではありません」と言い、「共産党は私たち国民を道連れにしようとしている。法輪功は修煉者であり、人々を救う使者なのです。1人でも多くの衆生を救おうと日々頑張っています。災難を避けられれば、それに越したことはありません。不安なら、匿名で『三退』しても構いません。神様は私たちの心を見ておられるのであって、名前を重視しているわけではないのです」と伝えると、彼女は「三退」することに同意しました。