台湾の小学生たちからの心の声 「真・善・忍に感謝します!」
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年1月10日】(台湾=明慧記者・沈容)台湾のある小学校で、2021年の感謝祭イベントを開催しました。王郁青先生は、児童一人ひとりに感謝のカードを渡し、子供たちにカードに心からの感謝を書いてもらうことにしました。感謝する相手は学校のすべての先生が含まれ、例えば、ボランティアの皆さん、保健の先生、警備員などです。考えもしなかったのですが、ほとんどの児童は、「法輪大法を彼らに紹介し、真・善・忍の法理を教えてくれた先生に感謝します」と書いたのです。

'图1:孩子认真念读并抄写《<span class='voca' kid='56'><span class='voca' kid='56'>洪吟</span></span>》。'

『洪吟』を読む児童たち

 真・善・忍に感謝します

 小雯さんは、「先生、私たちに真・善・忍を学ばせ、真の人間になることを学ばせ、悪いことをしている人を見たら優しく諭し、殴られても殴り返さず、罵られても仕返さない、そして昼に座禅(法輪功の第五式の功法)を私たちに教えてくれたことで、私たちは心が静まり、黒い物質を白い物質に変えることでき、これに限らず、 体をより健康に、より逞しくしてくれて、ありがとうございます!」とカードに書きました。

 小蓁さんは、「無限の知識を教えてくれ、真・善・忍の道理を理解させてくれた担任の先生に感謝します。この道理が私に多くのことを教え、たとえば、いかに自分の心性と次元を高めるのかなどです」とカードに書きました。

 小承くんは、「先生、私たちに真・善・忍の道理を教えてくれて、ありがとうございます。私は何度も悪いことをしましたが、先生が私たちを救ってくれたのです。私たちに宝の本や『洪吟』を読ませてくれて、座禅や煉功を教え、そして私たちの身体が清められ、これはすべてが縁によるものです」とカードに書きました。

 小禹くんは、「先生が毎日丁寧に教えてくださり、毎日宿題の添削をしてくださり、真・善・忍を守れる方法と、心からの九文字法輪大法はは素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を教えて下さり、先生の丁寧な指導にとても感謝しています」と書きました。

 他にも多くの児童が、「真・善・忍の道理を教えてくれて、ありがとうございます」と書き、その中にクラスで唯一、他の児童と一緒に学法をしない、煉功もしない児童も、真・善・忍に感謝するとカードに書きました。

 心を込めた一言一言が書かれたカードを見て、先生は感動して子供たちに、「実は、私に感謝するのではなく、大法の師父・李洪志先生に感謝すべきです。私はあなたたちよりほんの少し早く修煉を始めましたが、実は、私たちは一緒に修煉することを約束したのかもしれません!」と話しました。

 心からの九文字の奇跡を目の当たりにする

 子供たちの毎日の学法や法の暗記につれ、クラスの何人かの子供たちは本を購入しました。先生は子供たちに法輪功の良さを理解してもらうために、本と一緒に『真善忍特別号』と『明慧の窓特別号』を渡しています。予想もしなかったことに、この子たちは喜んで特別号を読み、間接的にクラスの他の子たちにも影響を与えています。そして、先生はその特別号を教室に2~3部置くようにし、昼休みに子どもたちによく読んでいました。

 最初は、この特別号がすぐ破られてしまうのではないかと、先生は心配していました。なぜならば、本棚にある本が悲惨な目にあっていたからです。しかし特別号は数週間経っても、新品同様の状態を保っていました。 先生は、子どもたちが本や特別号を尊重し大切にしていることに、とても感動しました。

 児童たちは、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱えたことで、心身ともに奇跡的な変化が現れました。 小安くんは、「39.6℃の熱が出て眠れなかったのですが、心からの九文字を唱えて眠れるようになり、熱も下がりました」と話しました。

 小真さんは、「尿潜血の反応が3回出て、医者から腎臓病かもしれないと言われたので、心配で心からの九文字を唱え続けました。4回目の再検査では、すべて正常値になりました! 本当に不思議だったのです!」と話しました。

 児童たちは白い物質と黒い物質を理解している

 阿豪くんは(組み立て玩具の)レゴがどんどん減っていくのに気づきました。数を数えてみた彼は、誰かがレゴを持ち去ったのだと確信しました。 彼は顔をしかめて先生に、「誰が僕のレゴの箱を取ったのをかを聞いてくれますか?  返してもらいたいのです」と言いました。

 先生はクラスで、「阿豪くんはとても悲しんでいます、しかし怒ってはいません。レゴを取ったクラスメートが返してくれることを望んでいます。もし阿豪くんが何か悪いことをしてあなたを怒らせたとしたら、阿豪くんは教えてほしいと言っています。彼は直します。しかし、クラスメートの持ち物を持ち去るのは、徳を損なう行為です。 レゴは数百円、数千円で買えるが、白い物質の「徳」は何十億円、何兆円でも買えないものです!」と話しました。

 思いがけず、阿豪くんは失くしたレゴを見つける前に、心の辛さを放下し、小さな声で、「先生、取った人が返してくれなくてもいいんです。彼は私の黒い物質をもらい、白い物質を私にくれたのです」と話しました。

 小文さんは誰が見ても好きになる子どもです。大法を学んでから、自分の事をきちんとこなすだけでなく、クラスメートのいたずらな子にも寛容で思いやりのある子です。 先日、男子児童が彼女の筆箱をゴミ箱に投げ捨て、それを見かねた他の児童が先生に報告しました。

 心配して見にきた先生を見て、筆箱を捨てた男の子が緊張した面持ちでいました。先生は小文さんに何があったのかと尋ねました。 小文さんはしばらく考えてから、「何もなかった 」と言いました。小文さんの言葉に恥じを感じた男の子は、すぐに自分の過ちを認め心から謝りました。先生は小文さんの寛大なる行動に感動しました。

 先生はこの出来事をクラスで話し合う際、皆さんに「小文さんは明らかにいじめられて苦しんでいるのに、なぜ先生に『何もなかった』と言ったのでしょうか?」と質問しました。 クラスのみんなは手を挙げて、「彼女は真・善・忍ができたからです」「彼女には白い物質があるからです」と答えました。

 情緒障害児はもはや問題ではない

 小天くんは情緒障害児で、キレやすく、感情的になって理性を失い、対人関係がうまくいかず、ソーシャルスキル教室に通うことになりました。 しかし、大法を学び始めると、小天くんの気質も知らず知らずのうちに誠実で優しく寛容になり、情調が安定して礼儀正しくなり、自分の内に向けて探すことができるようになりました。

 小天くんは毎日、先生に 「僕は今日、真・善・忍ができましたか?」と聞いているので、先生は、「小天くん自身は真・善・忍をできたと思う?」と聞き返し、 小天くんは、「できていない」と答え、先生は、「それなら、自分は何ができていないと思うのか、内に向けて探してみよう」と励まし、天くんは、「今朝は自発的に宿題を提出せず、怒ったりもしていました。これからは積極的に宿題を提出します」と言いました。

 数日前の授業で、先生が「其の筋骨を労せしめ、其の心志を苦しめる」というと、クラスの半分の児童が突然、『洪吟』にある「その心志を苦しめる」という詩を暗唱し始めたのです。暗唱した後、小天くんは手を挙げて、自分の理解を語り始めました。「私の理解では、この詩の意味は、円満した後に佛位を得ることができること、苦しみを嘗めることは喜ばしいこと、体を労することは苦とせず、心を修めることは最も難しいこと、生活の中であらゆるレベルに試練があること・・・と理解しています」。 小天くんが真剣に法理を心の中に入れている姿に、これまで頭を悩ませていた先生も、この上ない安堵感を覚えました。

 現在、クラスで毎日『洪吟』を書き写し続けられる子は2人しかおらず、小糖くんはその一人です。 小糖くんは学習障害があり、毎日宿題に時間を割く必要がありますが、毎日黒板に書いてある『洪吟』の詩を丁寧に書き写し、時には座禅を組んで『洪吟』を暗唱しており、その真心には感動します。

 各クラスで勉強が遅れている子どもたちを対象に、標準的な学習テストを実施しています。 学習障害があり、すべての教科で遅れをとっていた小糖くんは、テストを心配して眠れないほどでした。 先生は、「力を尽くせばそれでいい、合格できなくても大丈夫。この後、勉強をサポートをしてくれる先生がいるから」と慰めました。

 テスト終了後、算数の補習を担当する江先生は、とても興奮した様子で、「小糖くんが合格した、合格したよ!」と話していました。これまでテストに合格をしたことのない小糖くんが、前例を破り初めてテストに合格したのです!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/5/436360.html)
 
関連文章