文/河北省の大法弟子
【明慧日本2022年1月13日】河北省唐山市の東部の海に近い田舎の小さな村に、70歳の翠おばさんとその家族が住んでいました。2020年の冬、翠おばさんが突然病気になり、息が詰まって呼吸が苦しくなりました。昼間は出掛けたり歩くことはできるのですが、夜になると体調が悪くなってしまい横になることができず、座って睡眠をとっていました。村の人たちは彼女の病気は「肺性心病」だと言いました。高齢なので、好きなようにさせようと病院に行くことをせず、このように耐え忍んで過ごしていました。
それからずっと2021年の正月の夜まで、翠おばさんは息が詰まっていて、苦しみが限界まで達していました。彼女は指を折って日数を数えてみたのです。すでに40日もの間、横になって眠っていないのでした。「私は2021年を生きられないの? 私は生きなきゃならない!」と、翠おばさんは心の中で思いました。突然一つの強烈な念が彼女の頭の中に出現しました。「私は法輪功を修煉します! 私は法輪功を修煉します!」
以前のこと、翠おばさんは道で法輪功学習者が真相週刊を配っているのを見かけました。翠おばさんは学校に行ったことがなく、字を知らないので、そのときは欲しいとは思いませんでしたが、その法輪功学習者がとても熱心に、「お姉さん受け取ってください! 家に字が読める人がいたら読んでもらってくださいね」と言ったのです。このようにして翠おばさんは、色鮮やかな冊子を持ち帰ったのでした。彼女の夫は冊子をちらっと見て「法輪功だ。法輪功は病気治療ができる!」と言いました。その「法輪功は病気治療ができる!」という言葉が、翠おばさんの心の中に印象に残っていたので、この限界の苦しみの中で法輪功を修煉しようと思ったのでした。
腹を決めて早起きした彼女は、すぐにその冊子を探して手に持って見たのです。奇跡が起こりました。冊子の上の字が全て分かるのです! 翠おばさんと夫は「なぜ字が分かるの?」と大変驚きました。翠おばさんはすぐに法輪功を修煉する決意を固めました。しかし煉功をどうやればいいのか分かりません。冊子の中に1人の法輪功学習者が座禅していて、彼女も真似して座ってみましたが、ずっとこのように座るだけではいけません。彼女は夫に「この法輪功はどうやってやるの?」とぶつぶつ言いました。夫は突然思い出し、「向かいのおばさんが、あなたに法輪功の壁掛けカレンダーをくれたことがあったでしょう? 彼女に聞いてみたらどうかな?」と言いました。
向かいおばさんの家に行って事情を説明すると、向かいのおばさんは彼女にすぐ宝の本『轉法輪』を渡してくれました。翠おばさんが本を開けて見ると、字が全て分かりました。目次を読んでみても全部正しく読めました。翠おばさんは「どういうこと? 一体どういうことなの?」と思いました。なぜ自分は突然字が読めるようになったのか、向かいのおばさんに聞きました。おばさんは、「あなたは縁が大きいのです。大法は超常的で、あなたが心から大法を修煉する一念が出たことで、大法の師父は、あなたの智慧を開いて下さったのです」と教えてくれました。
向かいのおばさんがずっと笑顔だったので、翠おばさんは「何故ずっと笑っているの?」と尋ねました。向かいのおばさんは「嬉しいからです」と答えました。
翠おばさんは、大法の本を家に持ち帰り毎日読みました。読めば読むほど読みたくなり、向かいのおばさんに、「『轉法輪』は素晴らしい! 素晴らしい!」と言いました。それからも次々と他の法輪功の本も読み続けたのです。字もみな知っており、すべては彼女の心の奥深くに刻まれたのでした。
『轉法輪』を読み始めてから数日も経たないうちに、翠おばさんの病気は全てよくなり、彼女はまた大法の奇跡の証人になったのです。
字が分かってから、ある日翠おばさんは姉の家に行った時、一冊の良く知らない本を見かけたのでめくってみましたが、不思議なことに、一字も分かりませんでした。彼女はまた向かいのおばさんにどういうことなのかを聞きました。おばさんは「師父があなたを守ってくださっているのです。その本を読むとあなたに良くないのです」と教えてくれました。
今、翠おばさんはすでに1人の大法弟子になりました。彼女は敬虔な心で法輪大法を信じています。翠おばさんは自分の禍を転じて福と為し、この万古に得難い高德大法を得て幸せです。
この唐山東部の農家で発生した物語をあなたと共有し、故郷の家族が皆真相を知り、世界の多くの人が、法輪大法を知ることができるよう願っています!