ゴールデンゲートパーク煉功場での話
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 【明慧日本2022年1月19日】私達、法輪功学習者(以下、学習者)は、サンフランシスコの美しいゴールデンゲートパークで、土日の午前9時から11時まで法輪功の煉功を行っています。これから、この屋外煉功点での話を紹介します。

 ゴールデンゲートパークは、サンフランシスコの有名な観光スポットのひとつで、敷地面積が1,017エーカーもあり、ニューヨークのセントラルパークよりも20%も大きい公園です。外国人や周辺地域の住民など多くの観光客が訪れています。コロナ禍にもかかわらず、子供や犬と一緒に過ごしている住民や、フィットネスのためにランニングやサイクリングをしている人も多く、かなりの賑わいを見せています。

'图1~2:每个周六和周日,我们都在金门公园集体炼功、洪法。'

毎週土曜日と日曜日ゴールデンゲートパークで集団煉功を行う学習者

 集団煉功は、師父が残してくれた修煉の形の一つです。師父は「皆さんに教えますが、私たちの法を広める最も良い方法は、皆で集団煉功することです」[1]と説かれています。

 コロナ禍の中で、私たちは集団煉功を行いました。この2年間で、11人の方が私たちの煉功点に法輪功を学びに来てくれました。そのうち3人は継続して来てくれて、2人は引っ越してしまいましたが、4人は毎晩行う英語でのグループ学法に参加してくれました。続けてやってこられなかったとしても、修煉の縁を結ぶことが出来たと思います。

 週末の朝9時、煉功用の音楽がゆっくりと始まり、穏やかな音楽とともに、学習者たちは五式の煉功を始めました。私は資料配りと法輪功迫害を阻止するための署名用紙に署名を呼びかけることを担当しています。心をこめて作制したパネル資料には、法輪功のことが紹介され、五式の功法の写真もあり、人々の興味を惹きます。また、署名用のシート、ペン、手指消毒液、小さな蓮の花も用意されています。私がある方に法輪功を紹介していると、他の人が来て、自ら署名用紙にサインをしてくれたこともありました。

 煉功点に来るたびに、いつも収穫があり、縁がある人が来てくれていると思います。中国人の場合、真相がわかってきて中共の組織から脱退する意志を伝えてくれました。その場ですぐに法輪功の煉功の動作を体験し、エネルギーを感じる西洋人もいました。

 中国人の青年が「三退」する

 ある時、中国から来たある青年が学習者の煉功を遠くから見ていたので、この青年に近寄って「法輪功を知っていますか」と尋ねてみました。彼は「もちろん」と答えました。その後、私は彼に天安門広場での焼身自殺はデマであることを伝え、彼は他にも多くの質問をしてきました。私の答えを聞いたあと、彼は中共の組織から脱退する意志を伝えてくれました。

 中国出身の年配の人が煉功を習い、右半身の痛みがなくなった

 もう一つ印象的だったのは、中国出身の一人の年配の人が、学習者の煉功を黙って見ていたので、その人のところに行って「こんにちは、おばあさん」と声をかけたときのことです。私は「これが法輪功だと知っていましたか」と聞くと、彼女はすぐに「私は知っています。法輪功を理解しています。そして支持しています」と言いました。それで、彼女と話をしました。彼女は、体調が悪く、煉功をとてもしたかったので、太極拳を練習しましたが、体調はあまり改善されませんでした。私は彼女に、「では、法輪功の煉功をしてみませんか? 法輪功の動作は簡単に習得でき、病気治療にとても効果的です」と説明しました。彼女は「次の機会にでも」と言いましたが、私はあきらめずに、「実は動作はとても簡単で、第一式は10分しかかからないのですが、やってみませんか?」と付け加えました。彼女は 「はい 」と答えました。

 そこで私は彼女に第一式の功法を教えました。彼女は煉功した後、とてもいい気分になりました。私は「第三式もとても簡単ですから、教えてあげましょうか」と言いました。そこで、彼女はとても丁寧に第三式と第四式を練習しました。煉功した後、彼女は「今まで右半身が痛かったけど、この煉功をした後は痛くなくなりました」と興奮気味に話してくれました。

 年配の人は、李洪志先生の教えを聞き、困ったときは忍耐力の必要性を理解した

 私はこのおばあちゃんに、法輪功は他の功法とは違うこと、そして、練習だけでなく、本を読み、本に書かれていることに従って善良な人でなければならないことを伝えました。目が悪くて本が読めないというので、李先生の説法の録音を渡したところ、「また聞きに行きます」と言ってくれました。その後も連絡を取り合い、李先生の教えを聞いた彼女は、多くのことを理解し、ますます聞くことが好きになりました。彼女の話によると、パートナーは西洋人で気性が荒く、彼女はパートナーのために料理を作りますが、彼はよくキレて、時には彼女を殴ることもあるので、彼女はとても怒っていました。今では、怒らずに我慢して、パートナーを大切にしなければならないと思うようになったそうです。私は彼女の変化を見て本当に喜んでいます。

 口コミ:法輪功は人の心身の健康に役に立つ

 この年配の女性は、病気で朝起きるのが大変でしたが、今では朝起きると寝返りを打ってベッドから離れることができるようになりました。毎日楽しく過ごしており、体の変化を見た妹も法輪功を習いに来たいと言っています。また、一緒に太極拳を練習していた友人2人に、法輪功を習うように紹介しました。

 インドネシアの中国人は煉功を学び、良い縁を結んだ

 毎週末に公園を歩いていたインドネシアから来た中国人女性が、私たちが煉功していると、足を止めて見ていたので、私は彼女に大法の素晴らしさを紹介しました。長い時間話をしていると、彼女は帰りたくない、煉功をしたいと言いました。それで、功法を教えました。煉功したあと、彼女は気分が良くなりました。しかし、彼女は寝たきりのパートナーの世話をしなければならなかったため、煉功点に通い続けることはできませんでした。しかし、煉功点に来るたびに、マスクやお菓子を持ってきてくれて、とても優しい女性でした。どんなことがあっても、彼女には縁があり煉功する機会があると思います。

 中共の邪悪を知る欧米の医師:生きたまま臓器摘出はやめよう

 西洋人の医師がいましたが、中国で今も行われている中共による生体臓器摘出の実態を話すと、彼女はショックを受けていました。その後、私は彼女に生体臓器狩りの実態を明らかにしたCDを渡しましたが、彼女は「もう一度ちゃんと見て、他の人にも見せなければならない」、「この悪は止めなければならない」と言っていました。

 また、中共の悪を理解して、「この邪悪な党が早く倒壊することを願っています」「倒壊したらすぐにお祝いに駆けつけます」と言う心優しい欧米人もいました。

 一人で一年間勉強してきた新しい学習者:家を出てみんなと一緒に煉功した方がいい

 ある日、ある中国人の女性が法輪大法のホームページでゴールデンゲートパークの法輪功の煉功点を知り、煉功点に行きたいと連絡してきました。会ってみると、彼女は1年以上も自宅で法輪功を学んでおり、インターネットで法輪功のことを知り、明慧のホームページを読んで、法輪功がとても良いもので、中国で言われていることとは全く違うことを知りました。彼女は「私もこんなに良い功法の煉功をしてみたい」と思って、オンラインで法輪功を教える動画から、煉功を学んだそうです。

 彼女は首を痛めていて、法輪功の煉功を始めたばかりの頃、いつも無意識に首が曲がっていることに気付きました。 それを師父が調整してくださっていることが分かっていました。その後、彼女の首は正常になったそうです。

 また、彼女は第五式の功法で、座禅(神通加持法)をして煉功し始めたとき、15分しかできなかったのですが、その後、明慧のウェブサイトで座禅に関する記事を読み、インスピレーションを得て、座禅の時間を長くしたそうです。ある時、彼女が座禅していて45分に達した時、足の痛みが少し耐えられなくなったので、師父に加持を求めようとしたところ、突然エネルギーを感じ、結印(両手の指で印の形にする)を作っていた手が凍りついたようになり、足の痛みもなくなって、1時間持ちこたえることができました。彼女は、コロナ禍のため、皆んなと一緒に煉功が出来なかったが、今では皆と煉功をした方が良いと思っているそうです。彼女の話を聞いて、私は本当に嬉しく思い、師父の慈悲の偉大さに深く感動しました。

 煉功に来た人たちには、インターネットで毎晩、グループで英語での法輪功書籍を学習しているので、ぜひ参加してほしいとも伝えましたが、参加する人もいれば、続かない人もいました。今、本当に大法の修煉に入って来るのは簡単ではないと思いますが、それでも大法とつながり、大法を修煉する機会を得てくれたことはとても嬉しいと思いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『スイス法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/18/433716.html)
 
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