真の幸福の源(一)
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文/中国の大法弟子

 【明慧ネット2022年2月9日】私達の世代の人は、古くから神を信じ敬う心があり、徳を重んじ、行いも善であり、精神面の修養を重んじる伝統がありました。李洪志師父も「古人は誠、しかも善、心静かにして福寿揃う」[1]と説かれました。人は迷いの中にいるため、外在的な物質を享受することを大事にしているだけです。したがって道徳が滑落すれば、それに伴って自然災害と人為的な災禍に見舞われます。とりわけ、近代になって邪悪な人間の「無神論」、「進化論」、「現代の観念」[2]は絶えず衆生を害しているため、それらの人々は徐々に天に逆らい、道に背いており、極端に利己的で、拝金主義と争いを好む変異した人になりました。

 このような人は壊滅の瀬戸際に向かっているのであり、師父は広大な慈悲と智恵で、1992年から真、善、忍の大法を広く伝え、迷いの中にいる人々に命が救われる希望を与えられました。30年近く、大法の福音は世界中に遍く伝わり、無限の威徳で全世界を震撼させました。壮大な師のご恩は人々の心に刻み込まれています。

  現在、ウイルスの蔓延で多くの災難や事件が起きており、多くの衆生に真・善・忍の大法の導きによって、善に向けて心性を修めるすばらしさと私達一家が法輪大法の修煉を始めてから起きた神秘的な話を知っていただきたいと思います。それにより、もう一度師父が広く伝えてこられた法輪大法が人類を真の幸福と貴重な源泉に向かわせてくださっていることを実証したいと思います。

  一、一家で修煉を始め、恵を得る

  1990年代初め、当時の気功ブームはすでに国内で流行り出してから、20年近くになります。10万人ほどの人が様々な気功を練習していました。気功ブームの中、師父が伝えられた法輪大法は広大な天空の中でこの世に至福を与える最も光り輝く巨大な星のようでした。1993年4月、法輪大法は私が住む町で伝えられ、慈悲なる師父は「五羊仙庭」の吉祥神話がある美しい南国で、功を伝え、法を説かれ、穂城の天地をたちまち光り輝かせました。

 1.師父は私を心身の苦しみから解放してくださった

  私は幸いにも師父自ら法と功を伝える講習会に二度参加しました。その時すでに夫は若くして他界しており、息子はまだ8歳でしたので、私は極度の悲しみに陥って抜け出せなくなっていました。精神的にも崩壊した状態で、しかも持病もさらに悪化していました。

 講習会で、師父は最後の一日に法を伝え終えた後、学習者の身体にある悪いものをきれいに片づけてくださるとおっしゃいました。師父は学習者全員に立ち上がるよう仰って、みんなに足踏みするようにと教えられました。まず、左足から、その後右足、引き続き左、右と続けて足を踏み鳴らしました。講習会で師父は私の天目を開かせてくださいました。私には、みんなが足踏みをしている時、師父は学習者の身体にある多くの黒い気と病の気、さらに良くない憑き物など、人を害する霊体、汚いゴミのようなものをきれいに片づけておられ、それぞれの人の身体からそれらが散らばって落ちて来るのが見えました。さらには、それぞれの学習者の周囲にはみな師父の法身が忙しそうに学習者の身体をきれいにしてから、修煉の一切の気機を植え付け、学習者の頭頂部や身体に、あたかも「かまどを設け、薬を採取し丹を煉る」と同様のものを備え付けてくださっているのが見えました。

  師父の数日間の講習会に参加して、私は生まれ変わり、人間が完全に変わったみたいでした。一つには、身体が浄化され、もう一つは身体が軽くなり、以前に患っていた頭痛、関節炎、婦人病などの症状が全部消えました。主な変化は、元気になったことで、苦悩や失望の表情がすっかりなくなり、心が喜びで満たされました。

  しかし、当時師父が説かれた法の多くの内容は一時期理解するのが難しかったのです。しかし、この師父はとてもすごいと感じました。このような広くて深い理を説いておられ、自分が以前から苦しみながら探し求めていた、よく分からなかった問題、例えば、人はどこから来たのか、死後どこに行くのか、人がこの世に来た本当の意味は何か、人間はどうしてこんなに苦しみが多いのか、などの答えを師父は説法の中ですべて答えてくださいました。師父は人の本当の生命は宇宙の高次元から来たもので、人間がこの世に来た本当の目的は人間になるためではなく、修煉して返本帰真するためなのです、と仰っています。私はまるで何か不思議な力によって自分が炸裂したかのように、頭に智恵が沸いてきて悟り始めました。すべての人が空になった感じがしました。夫を亡くした心の痛みやさまざまな人生の苦悩も消えてなくなりました。心の中は暖かく光に満ちて、言葉では言い表せない喜びがありました。絶対に師父についてしっかり修め、本当に苦しい境遇から抜け出し、天上の自分の本当の家に帰るのだとひそかに誓いを立てました。

 2.師父は息子に功能を加持してくださった

  1994年7月19日から27日に至るまで、師父は広州で第4期の法輪功の講習会を開いてくださいました。今回の講習会はちょうど8歳の息子の夏休み期間中だったので、私は息子のチケットも購入し、一緒に師父の説法を聞きに行きました。

  3、4日目の講義の後、師父は講堂で学習者に心得体験文を書くように言われました。私は師父の講義に深く感銘を受けていたので、長くて詳細な内容の体験文章を書きました。師父の講義の休憩時間に、私は8歳の息子を連れて舞台の右側に行きました。師父がとても静かに座っておられるのを見て、私は師父の所へ近づいて行き、「李先生、私は心得体験文を書きましたので、どうか見てくださいませんか?」と話しかけました。息子は積極的に私の体験文をすぐに師父に渡しに行きました。師父はさらに喜んで息子の頭を何度も撫でてくださり、「この子はなかなか良い子です」と仰ってくださいました。その後、師父が息子に功力を加持してくださったことが分かりました。元々息子は勉強が苦手で、さらにしょっちゅう病気をしていました。その後、身体がとても丈夫になり、勉強もできるようになり、ずっとクラスで成績がトップになり、有名な中学にも推薦されました。しかも、息子は普段の学法の中で体験談を語る時、大法に対して深く悟っていて、まるで小さな大人のようです。心性を守る事もよくできて、低学年ですが損得にもこだわりません。性格も思いやりがあって穏やかです。その後、私が迫害に遭い、拘禁された時も、息子は1人で生活しながら勉強もして、人を恨んだり見下したりせず、さらに有名大学に合格し、その後一番の成績で大学院の試験に合格しました。

 3.師父は遠く離れたところから母の心臓病を治してくださった

  今回、講習会では、師父はまた学習者の身体をきれいにしてくださいました。それぞれの学習者が自分の病気の事を頭の中で一つ思い浮かべ、その後、師父が号令をかけるので、それに合わせて足踏みすることで病気を排出する、とおっしゃいました。師父は「パン」と号令をかけ、みんなはそれに合わせて足踏みしました。この時師父は、まだちゃんと病気の事を考えていない人がいます、もう一度やりましょう、とおっしゃいました。師父が「パン」と号令をかけると、皆は揃えて足踏みしました。

  師父はその後、「古い学習者はよく聞いてください、今日皆さんは得をしました。あなた達の身体はすでにきれいになりました。身内に病気がある人がいたらその人のことを思い浮かべてください。今日私はその人の病気も取り除いてあげます」とおっしゃいました。私はすぐに母が重い心臓病であることを思い出しました。師父は「ちゃんと考えましたか?」と聞かれ、学習者たちが、「考えました」と答えると、一瞬で師父は「もう良くなりました」とおっしゃいました。

  その後、家に戻り、私は講習会の時の話を母に伝えました。母はその日の夜、心臓の部分に不思議な感覚があり、さらに光るようなものが見え、心がとても熱くなったと言いました。その後母が病院に検査に行くと、心臓病は本当に改善していました。そうした経緯で母も私と一緒に大法を学ぶことを決心し、その後、母は夫の実家に行って大法を伝え、当地の法輪功の煉功の世話人になりました。

  その時、母の義母はもうじき70歳でしたが、毎日早朝に録音機と横断幕を背負って煉功場に行き、みんなが朝の煉功に集まるように取りまとめる仕事を何の不平も言わずに行っていました。何度も他の同修といっしょに資料を入れた大きな袋を背負って、100キロメートル以上の道を歩いて郷鎮(町や村)に行き、煉功場を立ち上げました。彼女は少しの疲れも感じておらず気力にあふれていました。正直言ってそれはとても不思議なことです。 

 その後、私の父や弟、夫の母も相次いで大法の修煉を始めました。その時、私達一家はみな心身共に健康で、暮らしは幸せで楽しいものでした。

 (続く

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/4/434791.html)
 
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