師父の法を聞くと、彼らはすぐに三退した
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文/中国の大法弟子 寒迎春

 【明慧日本2022年2月12日】師父は説かれました。「皆さんがやるべきことは人を救うことだけであり」[1] 。「実は、全ての人が皆大法のためにやってきているので」[2]。

 真相を伝える過程で、私はよく縁のある人の前で師父の法を暗唱します。佛法を聞いたとたん、人々は生まれ変わったようになります。ある人は「あなたたちの師父がおっしゃることは、とても正しいです。もしこの世界の人が皆このようにすれば、この社会はもっと良くなります」と言いました。ある人は自分は党員だと大声で叫び、脱党しないと言いましたが、佛法を聞くとすぐに「脱党します」と言いました。またある人は、私と握手してお礼を言いました。

 真相を伝え、卓上カレンダーを送り、「三退」を勧め、人を救う過程で様々な人と出会いました。快く「三退」した人がいれば、同意しない人もいました。明慧ネットを絶賛する人もいれば拒絶する人もいて、真相を聞きたい人、首を横に振る人、手を横に振り、またあれこれ言って、罵ったりする人もいました。私と同修は常人の心に動かされずに正念を堅持し、この乱れた世で大法と縁のある善良な人を探します。私たちは深く信じています。ただ私たちに人を救いたい心があれば、師父は私たちに全てを按排して下さいます。

 これから幾つかの例をあげて、私と同修が真相を伝えた物語を話し、同修と交流したいと思います。

 1、「あなたたちの師父がおっしゃるのはとても素晴らしい」

 ある日、公園で1人の70代の女性に出会いました。私は歩いて行って彼女に「こんにちは! 『三退して平安を保つ』話を聞いたことがありますか?」と尋ねました。彼女は、「自分の姉は法輪功を修煉しており、とっくに三退のことを教えてくれましたが、私は信じていなかったのでしませんでした」と答えました。私は彼女に、なぜ三退しないのか聞きました。彼女は「私の姉はあんなに長年修煉しているのに、なぜ緑内障にかかったの?」と言いました。私は「同じクラスの学生でも成績はみな違います。修煉にしてもそうです」と言いました。彼女は「そうですね」と言いました。私は「修煉する前、身体の調子が悪く、よく注射をして、薬を飲んでいました。修煉すると身体の病は消えて軽くなりました。最もよく分かったことは、どのようにしたら良い人間になるかということです。私たちの師父はおっしゃいました。『われわれ煉功者においては、トラブルが突然現われることがあります。その時、どのように対処すればよいでしょうか? 平素から慈悲に満ちた、和やかな心を保っていれば、問題が起きた時には、一息おいて余裕をもって、適切にその問題に対処することができるのです。日頃いつも慈悲の心を保ち、善をもって人に接し、何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷つけることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません。したがって、煉功にあたっては、高い、もっと高い基準で自分を律しなければなりません』[3]」。

 彼女は「あなたたちの師父はとても素晴らしい。もしこの世で皆がこのようにすれば、この社会は良くなります」と言いました。私は「しかしこの国家と国民に災いをもたらした江沢民と中国共産党がぐるになり、『天安門焼身自殺』を演じて人々を騙し、人々に法輪功に対する恨みを引き起こしました。師父は私たちに真相を伝えるように教えられ、この虚言を破り、真相を知らない人に善悪を分かるようにさせ、良い未来があるようにします。この邪悪な政権が政治を奪取して以来、各種の政治キャンペーンで私たちの同胞が8千万人も亡くなり、また、人に手を挙げさせて彼らの無神論組織の毒の誓いに加入させました。ある日、天がそれを消滅するとき、脱党していない人は彼らの一分子になってしまうのではありませんか?」と言いました。それを聞いた彼女は言いました。「それなら、私の脱党を手伝ってくれませんか」。私はまた彼女に一つのお守りを渡しました。彼女は受け取って言いました。「今回私はなぜ三退するのか分かりました!」

 2、頑固な老人が脱党する

 2021年9月末、私と同修は朝市場に行って真相卓上カレンダーを配りました。そして、70代の野菜を売っている老人に出会いました。同修が彼に党員かをたずねると、彼は「そうです」と答えました。同修は「私があなたを脱党させましょう。心の中で本当に脱党すれば作用があります。劫難が来たとき、あなたの安全が守られます」と言いました。彼が同意しないと誰が知っていたでしょうか、大声で「私は党員だ。私は脱党しない。私は××党から離れてはいけない」と叫びました。私は彼に「あなたはそれらの汚職役人を見ても党員を辞めないと言うのですか! あなたは賄賂をもらっていますか? あなたはそれのために副葬品になるのですか?」と言いました。彼は「私も賄賂をもらっています。私は土壌をもらい、私はそれを擁護しています」と言いました。私と同修は、この老人がこんなに迷ってしまって悟らない様子を見て、その場を離れました。

 数日後、私は別の同修と一緒にまたその朝市場に行き、またあの老人に出会いました。私は同修に「あなたは彼を脱党させてあげて。私はここで発正念するから」と言いました。同修は彼に話しかけると、彼はまた大声で叫びました。「私は党員だ。脱党しない。私はそれを擁護し……」。このとき私は彼の前に行って、「お兄さん、それらの汚職役人を見てください。賄賂で車を乗り回し、マンションを数十棟所有し、彼らは酒色にふけり、したい放題しています。あなたはこんなに年をとってもまだここでへとへとになるまで働き、また朝早く起きて遠いここへきて野菜を売り、お金を稼いで家族を養っています。彼らにあなたが副葬品になるまでの値打ちがありますか?! 私たちの師父はおっしゃいました。『天地はともに広々として果てなく 世の人は何処へ向うべきか 迷いの中で行く路を知らず 真相こそが道しるべ 貧しい人、富んでいる人はみな同じ 大難を避けるすべはない 網の一面は開かれ 早く真相を探そう』[4]」

 彼はそれを聞くと生まれ変わったようになり、すぐに「脱党します」と言いました。私が彼の名前を聞くと、彼は答えました。私は彼に仮名を付けて教え、その名前で彼を脱党させました。彼はすぐに「ありがとう! ありがとう!」と言いました。

 3、無神論の印を消し、佛教徒も「三退」する

 またある日、同修と一緒に真相を伝えに出掛け、60代の女性と出会いました。同修は彼女に「三退」を勧めました。彼女は「私はあなたたちのそれを信じない。私は佛教を信じている。脱党しません」と言いました。私は「私たちも佛家修煉大法です。あなたに脱党させるのは、あなたの信仰を変わらせることではなく、ただあなたがかつて加入した党、団、隊から脱党させることで、無神論の印を消し、劫難が来たときに安全を守るためです」と言いました。しかし彼女はまだ同意しません。私は彼女に「私たちの師父はおっしゃいました。『人海茫々たりて遇ひ難し 偶然の遇いに微笑むも縁によるもの 心を静めて真相を聞こう この言のためにあなたは千年も待った 難を救う大法はすでに伝わり 一言一句の天機は、真言である[5]』」

 これを聞いた彼女は、すぐ三退に同意しました。私と強く握手して「ありがとう、ありがとう!」と言いました。私は「私に感謝するのではなく、私たちの慈悲で偉大な師父に感謝してください!」と言いました。

 4、「あなたが言うのも道理がある」

 ある日、同修と道を歩いていると、60代の男性が前からやって来ました。同修は三退を勧めに行きました。彼は「私は党員です。私は同意しません。私は××党を信じている」と言って立ち去りました。私はこの人が私がいた小区の隣人だと気づき、追って言いました。「お兄さん、あなたは某先生じゃないですか?」。彼も私を思い出しました。

 私が「私たちはどれほどの縁があるでしょう。2年越しにまた会いました」と言うと、彼も「本当に縁ですね」と言いました。私は「共産党は良いことばかり言って、絶えず悪い事をしています。人が治めなければ天が治めます。現在、天がそれを滅そうとしています。あなたはかつて加入した党を脱党しなければ、それらの副葬品になります。そこまでの価値は本当にありません」と言いました。彼は「遅かれ早かれ死ぬし、私は脱党しません、私は××党を信じています。それは私にお金をくれています」と言いました。私は「私たちの給料は自分で働いた労働所得で、それの恩恵ではありません。それは納税をさせたお金で養っているのです!」と言いました。彼は「あなたの言うのも道理がありますね」と言いました。私は「この大疫病はつまり、共産党が伝統文化の仁、義、礼、智、信を破壊し、人々に真・善・忍を信じないようにさせ、人の道德をこれほど恐ろしい程に破壊したことで招かれたのではありませんか?! 私たちの師父はおっしゃいました。『紅塵の中で輪廻し 迷いの中で本性は封じられる 法徒は魔難を受け 毀されるのは衆生 みなは天上の衆 この世に降りて法を待つ 身は人間の世に在りて 虚言に騙されてはならず 真相は道を示す灯り 世を救うには奇功がある 衆生は法のために来 世々生々はこの一生のため』[6]」と言いました。これを聞いた彼は、すぐ三退に同意しました。

 ある日、私は小区内で1人の人が、日光浴をする老人たちに話しかけているのを見かけました。彼の職場の1人の指導者が法輪功を修煉してから実刑判決で監獄に入れられ、彼はまたその指導者を見に行ったりしたそうです。私はこのことを聞いて、この人は大法と縁があると思いました。この人が言った言葉を何故私は聞いたのでしょう? これはおそらく師父が按排されて、私が彼を救うためです。数日後、この小区でまたこの人に出会いました。私は積極的に話しかけ、彼に「三退」を勧めました。彼が言うには、とっくに党費を納めていないと言い、とっくに党員じゃなくなったと言いました。私は「自分で脱党するのは作用が無く、私たちは神の使者で、私があなたに仮名をつけますので、脱党しましょう」と言いました。彼は「分かりました」と言い、彼の名は徐と教えてくれました。私は「善悪を見分ける優れた人ということで、私はあなたに徐俊杰と言う名前を付けて脱党させてあげましょう」と言いました。彼は喜んで「この名前は素晴らしいですね!」と言いました。

 私は「7.20」前の古い大法弟子で、今年65歳です。師父が弟子に三つのことをやるようにおっしゃって以来、私は時間を大切にして多くの人を救ってきました。長年、師父の正法を手伝い、衆生を救う過程で、毎回の一歩は師父の慈悲の守りと同修との協力から離れていないことを深く知っています。人を救うのは私の使命です。この物語を書いて同修と互いに交流し、参考にし、互いに促進し合いたいと思います。法の上に則っていなければ、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「シカゴ市法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法六』「アジア太平洋地区学習者会議での説法」
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [4] 李洪志師父の詩 :『洪吟三』「真相を探して」
 [5] 李洪志師父の詩 :『洪吟三』「縁を話す」
 [6] 李洪志師父の詩 :『洪吟三』「世々生々は此の一生のため」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/30/435027.html)
 
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