正念の不思議な威力を体感する
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文/中国山東省の大法弟子

 【明慧日本2022年3月28日】1997年に37歳で私は修煉をはじめました。当時、私は体調が悪く、気性も荒く、夫とよく喧嘩をしていました。ある日、親戚の一人が「法輪功を学ぶと、病気が治って健康になり、運命も変えられる」と教えてくれました。こんないいものがあるんだ、と私は大変嬉しくなり、それなら、学ばなければならないと思い、それ以来、私は親族に付き従い法を学び、煉功し、返本帰真の道を歩み始めました。

 法輪功を修煉して間もなく、慈悲で偉大な師父は私の身体を浄化してくださり、病気がなくなって、身体が軽くなり、性格もよくなり、まるで別人になり、家庭も睦まじくなりました。どんなに嬉しかったか言葉で現すことができませんでした。一日中幸せで、私の人生には未来がありました。

 しかし、1999年の7.20がやってくるとは思いもよりませんでした。江沢民の邪悪集団は法輪功への残酷な迫害を始めました。舅は共産党員で、村の古くからの党支部書記でしたが、どうしても私に法輪功の修煉をさせませんでした。

 プレッシャーがあまりにも大きく、私はひっそりと煉っていました。この家庭の関は長引いてしまい、十数年以上もしっかり修煉できませんでした。この数年間は、師父のご加持の下、同修らの助けの下、やっと表に出て、面と向かって大法の真相を伝え、世の人々を救えるようになりました。

 次に修煉の中、現れたいくつかの不思議なことについて交流したいと思います。

 一、師父は私の孫を救ってくださった

 3年前のある日の昼、私は当時3歳だった孫をつれて、家の前の道路で遊んでいました。孫はひとりの大人の後ろに立っていましたが、その人は自分の後ろに子供がいることを知りませんでした。当時彼はちょうど他の人とふざけていました。突然後ろに退き、子供をコンクリート道路に仰向けに倒してしまいました。その場にいた全員が恐怖の声を上げました。当時コンクリートの道路はすでにかなり老朽化していて、小石が露出していて、子供の頭はその小石に当たりました。私はあわてて子供を抱き上げましたが、子供は数回泣いた後、まるで眠っているかのように声も出しませんでした。よく見たら、この時間は子供の睡眠時間でもないし、実際気絶していました。私は驚きのあまり、泣いてしまいました。

 そこで私は師父のことを思い出し、師父に我が孫を救って下さるようお願いし、家族全員に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えるよう頼みました。十数分ほど唱え続けると、子供は目を覚まして、母親を呼べるようになりました。私は涙が溢れ、命を救って下さった師父のご恩に感謝しました。そこにいた人たちは皆、大法の不思議な力と師父の慈悲を目の当たりにしました。

 二、正念で関を突破する

 2022年の旧正月2日、2人の娘が夫と子供と一緒に帰って来ましたので、私は料理作りに追われていましたが、急に腰が痛くなって立てなくなりました。そのとき、「こんな状態は要らない、子どもたちに見られたら大法に泥を塗ることになる」と思いました。

 そこで私は「法正乾坤 邪悪全滅」[1]と発正念の口訣を唱えました。それから私は師父にご加持を依頼し、痛みに耐えながら、ゆっくりと背筋を伸ばしました。

 私の家は、ある同修の家からとても近いのです。その同修がお正月に市内の息子さんの家に行ったので、私はその同修の家の鍵を持っていました。私の家は人が多くて静かにならないため、私は痛みに耐えながら、ゆっくりと同修の家に向かいました。師父に線香をあげてからご加持をお願いし、それから30分ほど正念を発し、『轉法輪』を一講読みました。それから煉功をはじめました。第一式目の「弥勒伸腰」をやっている時、力をいれて身体を伸ばすことができず、非常に痛くなり、腰を伸ばせなくなりました。そして、煉功をしなければいいと思いました。しかし考え直し、これではダメ、これでは旧勢力の按排した道を歩むことになるのではないか? 私は師父の按排された道を歩まなければならないと、私は歯を食いしばって第一式目の功法をやり終えたところ、腰の痛みが消え、正常な状態に戻りました。

 これは私がこれほど長年修煉するなかで、はじめて正念の不思議な威力を体験したのです。本当に「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[2]でした。私は涙がどっと溢れ、師父に対する感謝の気持ちを言葉で現すことができず、ただただ心の中で「師父、意気地がない弟子はまた師父にご心配をおかけしました。弟子はただ法を多く学び、法をしっかり学び、自分をしっかり修め、もっと多くの人を救うことで、師父の慈悲なる救いと済度に報いるしかありません」と言いました。

 師父の慈悲なる苦度に感謝申し上げます!

 同修らの助けに感謝申し上げます!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/16/440101.html)
 
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