『洪吟』の復唱による不思議な威力
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年4月3日】私は若い頃、性格があまりよくありませんでした。気に入らないことに遭うと、よく涙を流してしまい、それが原因で目の調子が悪くなっていました。大法を修煉して目がよくなりましたが、玉ねぎを切るときは強い辛味のある匂いの刺激で、涙が出て目が開けなくなって辛いのが普通でした。しかし、今回は違ったのです。

 私が以前アルバイトをしていたレストランで、誰かが急用で休みを取り、厨房が人手不足になりました。私は社長から厨房の仕事の手伝いを頼まれ、何も考えずに厨房に入りました。皿や茶碗を洗うのは言うまでもありませんが、厨房には玉ねぎがいっぱいありました。誰も切ろうとせず、おかみさんだけがそこで切っていました。あの強烈な匂いを鼻に受けると、自分も耐えられないかもしれないと思いましたが、私は修煉者です。仕事があったら前に進むしかないと考えて、ためらうことなくおかみさんが持っていた包丁を受け取りました。そのとき、強烈な辛味のある匂いが顔に向かって来て、すぐに“ザッ”と涙が出て、もう少しで涙が流れそうになるのを感じました。

 私は我慢して、心の中で習慣的に師父の『洪吟』「威徳」を暗唱していました。私は切りながら黙々と何度も復唱し、10数分ほどたくさんの玉ねぎを切りました。そのとき涙は流れておらず、目は乾いてずっとよく開いていて、玉ねぎの辛い匂いが全くしませんでした。そこで私はわざと切った玉ねぎを嗅ぎましたが、何の辛い匂いもしないことに気付きました。ほんとうに不思議です。気持ちがよく、仕事が軽快で疲れず、復唱しながら切っていました。おかみさんが「もういいよ」と言ったので、はじめて止めました。厨房の人は、私が全然辛そうに見えないし、とても気楽にしているのを見て、「辛くないの?」と聞きましたが、私は笑顔で「辛くないです」と答えました。本当に辛くなかったのです。

 私は以前アルバイトをしていたときも、『洪吟』を復唱するのが好きでした。レストランの環境はにぎやかで、仕事の時間がばらばらで、暗唱するのものがすぐ思い出せず、思いついたものを復唱しました。すると体はまるでいっぱいに充電されたかのようで、仕事中は軽快で、少しも疲れを感じず、60歳近くの私が若者に負けず、若者と同じようにウエートレスをしています。時には、若者がやりたくない汚い仕事、疲れる仕事を私はやります。例えば、トイレの清掃、お客さんの嘔吐物などの片付けです。私は『洪吟』を復唱する習慣を身につけて、また「威徳」の神力を体験しました。

 まだ迷いの中にあって、中毒が深すぎる人々も、無神論の観念を放下し、大法の不思議な超常と師父の慈悲を体験するチャンスを自分に与えてほしいと思います。大法弟子があらゆる労苦と危険をなめ尽くして、皆さんに届けた真相資料を受け入れて、自分の未来の道を残してほしいのです。「三退して平安を保つ」、すばらしい未来がありますように。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/19/440211.html)
 
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