青海省西寧市の曹生祥さん 2度目の不当判決
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 【明慧日本2022年4月12日】青海省西寧市の法輪功学習者・曹生祥さん(66)は2020年6月29日、西寧市城北区公安局の警官に連行された。その後、曹さんは懲役5年の判決を下された。これは、曹さんにとって、2回目の不当判決である。現在、曹さんは門源刑務所に拘禁されている。法輪功は中国の伝統修煉法で、心身の健康に高い効果をもたらす気功である。

 曹さんは法輪功を学んでいるとの理由で当局に迫害を加えられた。

 曹さんは西寧病院の後方勤務科(サービス・雑用・支援部門)の科長だった。2012年6月23日午前、曹さんは路上で西寧市の国内安全保衛部門の警官に連行された。当日の午後4時、警官10数人は曹さんを連れて、曹さんの家に行き、家宅捜索した。警官らは法輪功書籍、パソコン、プリンター、プリンター用紙、インク、ホッチキス、mp3、光ディスク、カッター、アドレス帳などの私物を押収した。

 その後、曹さんは西寧市二十里舗留置場に送られた。家族は何回も面会に行ったが、許可されなかった。そのため、家族は公安局へ行って曹さんの状況を聞いたが、市の公安局と城北区公安分局は互いに責任をなすり合い、全く対応しなかった。

 2013年後半、西寧市城北区検察庁は曹さんに無実の罪名をでっち上げ、裁判所に起訴した。裁判所は家族に通知せず、秘密裏に曹さんに不当に開廷し、懲役5年の判決を言い渡した。それ以前に、家族は検察庁に曹さんのことを聞いたが、「曹生祥は成人なので、家族に言う必要がない」との返答だった。

 2014年1月、留置場側は家族に曹さんが判決を受けたことを知らせた。そして、家族は城北区裁判所に行き、曹さんの判決書を渡すよう求めた。しかし、裁判所の職員が家族に「曹生祥は成人なので、判決書を家族に渡せない」と言った。2月23日、家族は検察庁に行き、曹さんの件を控訴するために弁護士を依頼するつもりだと話したが、その翌日、曹さんは刑務所に送られた。

 2020年6月29日午前、西寧市公安局の警官数人が曹さんの家にやってきた。警官らは何の証明も提示しないまま、曹さんの自宅を家宅捜索して曹さんを連行した。翌日、警官は曹さんの拘留書を家族に渡した。その後、曹さんは判決を受け、刑務所に送り込まれたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/22/440336.html)
 
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