山東省威海市の于迎春さん 起訴書類は撤回される
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 【明慧日本2022年5月16日】山東省威海市文登区の法輪功学習者・于迎春さんは、現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に威海市検察庁まで書類を提出されて半年が経った。最近、于さんは国保の警官から起訴を撤回したとの知らせを受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 于さんは普通の家庭の主婦で、法輪功を習い始めた後、真・善・忍にしたがってより良い人を目指し、善に向けて心を修めている。2020年7月3日午前、于さんは文登区米山路で信号を待っていた際、近くの派出所に連行された。派出所で、1人の国保警官がコピーした女性の写真を于さんに見せると、「以前は痩せていたが、現在は太っている」と語った。于さんはその写真をよく見ると、写真の女性は確かに自分に似てるが、自分ではないことが分かった。于さんは「この人は、私ではありません」と言ったので午後2時頃、于さんは帰宅できた。

 2021年1月15日午後、610弁公室(法輪功迫害の専門機関)の男2人が于さんの家に来て、ドアをノックした。 しばらくして、また1人来た。610弁公室の人員らは「于さんが前日に、文登区華府で疫病から逃れる方法を紹介するポスターを貼ったことを誰かに通報された」と言い、不当に于さんの家を捜索し、于さんを文登天福派出所に連行して尋問した。 また、人員らは于さんの夫に電話をかけ、サインしてもらった。夫がサインしたことに関して、于さんは解放された後初めて知った。

 半年後、文登区国保の警官らはまた連行された于さんに「サインしてくれ」と強要したが、于さんは拒否をした。夫がサインした後、于さんは解放された。于さんは帰宅した後、ずっと関連部署の人員らに監視され、尾行されている。

 2021年12月14日、国保の警官2人は于さんを誹謗中傷する書類を検察庁に提出し、「邪教を利用して法律の実施を破壊した」という罪名で于さんを起訴した。2022年5月6日、起訴書類は撤回された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/9/442293.html)
 
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