文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年6月13日】私は、2015年7月に3人の同修とともに江沢民を告訴したため、地方警察署に家宅捜索をされて不当に逮捕され、その後、14日間拘留されました。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。
釈放された翌日の朝、不動産を装った警官が再びやってきて「警察署に忘れ物をしているから取りに行け」と言われました。当然嘘だと見破った私は「行かない」と答えた次の瞬間、警官に両手を捕まれて、強引に連れていかれそうになりました。私は必死に抵抗しましたが、しかし、相手は4人だったので、すぐにパトカーに押し込まれてしまいました。
私は師父にご加護を求めながら、内に向けて自分を探し、人心と旧勢力による妨害を取り消すべく発正念を続けました。
1人の警官に「誰々の告訴状はお前が書いたのか?」と質問されましたが、私は沈黙しました。「誰々の告訴状を書き終えた後、その人に署名させただろう?」と聞かれましたが、私は何も答えず、真相だけを伝えました。記録員が記録文書を持ってきて私にサインを求めてきましたが、警察がよく記録文書やそこのサインを利用して大法弟子を迫害していることをよく知っているので、文書を丸めて捨てました。すると、警官はパソコンで新たに2部印刷して、私の前に置き「まだ読んでいないだろう」と言いました。
内容を読むと、確かにでたらめな内容ではなく、私が話したことしか書かれていません。私は自分の名前ではなく、すべてのページに「廃棄」という2文字を大きく書きました。
師父は「たとえどのような環境にあっても、邪悪の要求や命令、指図には従わないようにしてください。皆さんがみな、このようにすれば、環境はこのようなものではなくなります」 [1]と説かれました。
私の行動に対して反応が遅れた警官は、記録文書をもって、上司のところへ行きました。私は引き続き発正念しながら、師父にご加護を求めました。
間もなくして、その警官が戻ってきて「『廃棄』の横に自分の名前を署名しろ」と言われましたが、私はきっぱりと断りました。すると、その警官は「サインしないならもう帰れ!」と言ったのです。
こうして、私は何事もなく、正々堂々と警察署を出たのです。
多くの同修は正しい念をもって正しく行い、邪悪に協力しないことです。しかし、それでも迫害された同修はいます。私も以前サインを断ったのに、結局、不当に拘束されました。ですので、サインをせずに「廃棄」ときっぱり書き込んだほうが、徹底的に旧勢力の按排を否定することができるのです。
注:
[1] 李洪志师父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」