文/惜縁
【明慧日本2022年6月27日】近年、師父は『北米での巡回説法』の中でこのように説かれました。「
私はこの部分の法を何度学んだか分かりませんが、このような感覚は初めてです。この段落には、嫉妬心に関する内容は書いてありません、ではなぜ、私の嫉妬心が消えたのでしょうか。以下、現在のレベルでの私の理解についてお話ししましょう。
嫉妬はしばしば自己中心性から生じ、自分を高く置き、自分は他の人よりも優れていると感じます。他の人が特定の方面で自分を超えると、不愉快に感じます。これは一体どんな生命状態でしょうか? 人々は目に見えない利己心で外の世界から自分自身を孤立させ、彼らは自分と外の世界の何人かの人との現在の関係しか知らず、自分自身と他の生命の源、及び彼らとの未来の行方を知りません。ですので、現時点での自分の特定方面の能力と他人の能力を比較し、自分の方が劣勢であると、もっと悪い心が発生します。
師父が大法弟子の起源について説法された時、一つの巨大な天体の概念が突然私の利己的な概念を崩壊させました。自分の小さな輪を突破すると、瞬時に「嫉妬」はばかげていて無知だとすぐに感じました。
また、私は人と人を比べるべきではないと気づきました。師父が仰っしゃられたように「
法の視点から見ると、生命は上から下まで、マクロからミクロの世界まで、三界の内側から外側まで自然な状態であり、自分自身もこの状態の粒子です。これは師父が「比して学び、比して修す」 [2]の説法の中で私達に教えて下さったことです。これは大法が私たちに与えてくれた偉大な知恵であり、私たちはお互いから学び、助け合い、長所をもって短所を補います。これは大法を調和するメカニズムであり、生命の好循環と昇華を保証する純正なエネルギーです。
それに比べて、嫉妬心にはどのような作用があるのでしょうか? それは、自分より優れている人を恨み嫉妬し、互いに足を引っ張り合い、互いに非難し、更には暴力を振るいます。これは生命が悪性を蓄積し堕落するプロセスであり、破壊的で壊滅的な負のエネルギーです。嫉妬は非常に恐ろしいものであり、私たちは嫉妬心を必ず捨てなければなりません。
個人の次元に限りがありますので、認識が不十分な場合は、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『北米での巡回説法』
[2] 李洪志師父の著作:『洪
[編注:この記事は、現在の作者の修煉状況における個人的な理解を表しています 】