文/黒龍江省の大法弟子
【明慧日本2022年7月9日】私は54歳です。1998年に法輪大法の修煉を始めました。こんなに素晴らしい大法を修煉したからこそ、今日の私と仲睦まじい家庭があるのです。
夫の変化
結婚してから、夫には家庭の概念がなく、遊んでばかりしていることが初めて分かりました。夫は怒りっぽく、私を殴ったり罵倒したりして、女遊びも賭博もします。私は戸籍の関係で正式雇用されず、アルバイトしかできなかったので、夫婦は経済問題でよく喧嘩をしました。
私はもともと強い性格の持ち主で、似たような性格の2人が喧嘩をすると、どんなことになるか想像がつきます。しかし多くの場合、私は夫に勝てません。ある日、夫の意に沿わないことを一言言うと、夫は竈の上の小さな壺をつかんで私に投げました。壺の中はなんと鍋から取り出したばかりの熱い油です。幸いに私は素早く避けたので、惨事には至りませんでした。
私はもともと体が弱くて、普段は子供さえも抱っこできず、銭湯に行って何度も意識不明になり倒れたことがありますが、夫は全く無関心でした。私が病院で子宮筋腫の手術を受けた後ベッドで気絶した時も、面倒を見ないばかりか、廊下で知らない人とおしゃべりばかりしていました。病院を出る時、力がなく一歩一歩前に進むことさえ辛かったのに、夫はタクシーを拾って帰ろうとも言いませんでした。このような家に、何の魅力があるというのでしょう。幼い子供のためでなければ、私は何度も自殺したと思います。
故郷にいる姉は私の不幸な生活を見て、法輪功の修煉を勧めてきました。姉の勧めで大法の修煉を始めてから、法の奥深い法理を理解し、夫との関係を修復するにはまず内に向けて探して、自分を変えることから始めようと思いました。それから夫の良いところを発見して、できるだけ夫に優しく接しようと努力しました。私が大法の法理に従って行えば、夫は少し良くなり、私を思いやる時も増えますが、私の執念が重く心性を守れない時には夫も元の状態に戻る、ということを発見しました。しかし総じていえば、夫は私の変化から法輪大法の素晴らしさを感じました。
私は時々、神伝文化、善悪の応報の法理などを夫に聞かせ、ネット封鎖を突破するツールを渡して、真実のニュースを見せています。このようにして夫はますます大法を支持し、私の修煉を支持するようになりました。私が真相を伝えるために奔走しているのを見て、夫の家族や友人が皆彼に「奥さんを少しおとなしくさせたら」と言うと、夫は、「妻がやったことは正しいことで、彼らの師父は宇宙を救うために来られた。私達は毎日食べたり、飲んだり、遊びに溺れて、正義感も良識も持たず、動物と変わらない生き方をしているではないか」と言いました。
ある日、夫の会社の上司が夫に私を「転化」させることを頼み、夫は「どこへ転化させるのか。私のような何の取り柄のない夫を、家内は見捨てず面倒を見て、すべての家事をやって、どんなことにおいても私の意見を尊重してくれる。私の両親にとても親孝行して、子供を良く教育している。家内をどこへ転化させるというのか、お前たちのような遊び人のように転化させるのか。お前たちは、大法弟子とは比べものにならない。彼らは衆生のために命を捨てることもできるが、お前たちは目の前の利益のために良心を売る」と言い、上司は恥じて夫に「もうやめなさい」と頼んだらしいのです。同僚は夫に「あなたは今、大法の真相を言っているのではないか」と言うと、夫は「私は本当のことを言っただけだ」と答えました。
夫は警察に直面しても危険を恐れず、大法弟子を守りました。迫害が最も深刻な時期に、警察はあちこちで大法弟子を逮捕しました。警察は修煉者である私の姉を故郷で見つけられず、長旅をして私の家まで捜しに来ました。夫はマンションの入り口を塞ぎ、地方から来た警官らに「うちには何もないが、ナイフだけは沢山ある」と言いました。夫は以前、よく喧嘩を売って暴力をふるい地元では有名人だったのですが、警官らはその様子を見て、何も言わずに車に乗って去りました。家にいた姉は無事でした。
夫は大法を信じて大法弟子を支持しているため、良い報いを受けました。仕事は順調で、体もだんだん良くなって、私の家は今、幸せな雰囲気に満ちています。
息子に起きた奇跡は、大法の素晴らしさを証明した
息子が中学校に進学した時に、最も成績が悪いクラスに編入され、ショックを受けた息子は自暴自棄になり、「問題児」たちの群れに入って不登校やカツアゲなどをして、勉強する気を失いしました。私は焦って、どのように教育していいのか分からず、仕方なく法輪大法を修める姉に息子を託しました。
姉は辛抱強く少しずつ私の息子を正しい人生の道に導き、彼に自分の間違いを分からせ、相手を思いやって助けることを教えました。息子は小さい時に私について大法を修煉したことがあり、姉の影響もあって、息子は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えることを覚えました。
1年後、息子は私たちの家に帰ってきました。私も姉から教育方法を学んで、母のプライドを捨てて息子と友達のようになって、何かある時に叩いたり叱ったりせず、ただ息子と優しく交流をしました。
息子は勉強熱心で、先生やクラスメートに優しく接するようになり、成績も飛躍的に上がりました。しかし基礎が薄いので、「このような状況では高校に合格するのはやはり難しい」と担任に心配されました。
しかし奇跡が起きました。高校の合格ラインはちょうど息子の取得した点数にぴったり下がっていました。学校の指導者は興奮して私に電話してきて、「あなたの家には、どれほどのご利益がある佛様を祀ってあるの」と感慨し、私は「わが家に祀ってある佛様というとね……私は法輪大法を修めています。何事も、真・善・忍の道理で行えば良い報いがあります」と答えました。
息子が大学入試の時、奇跡がまた起きました。中国で二流のA大学の合格ラインは高く、息子の入試点数は合格ラインより100点近く低く、本来、合格するはずがなかったのですが、その年、A大学は特別枠を設けて2人を多く採用することになり、息子の点数はちょうどA大学が下げた合格ラインのやや上だったので、無事に合格しました。本来、息子の実力では三流大学に合格することも難しい状況でした。夫は合格祝いの宴で「法輪大法のご加護に感謝します、息子を一人前に育ててくれた妻に感謝する」と喜びました。
卒業する前に息子はインターンシップの機会に南部の大都市へ行きました。謙虚で前向きの姿勢はインターンシップ先の外資企業に好感を与え、卒業後、無事にその企業に採用されました。真・善・忍の理念を守って勤勉に働く息子は、今時の若者とは全然違って、とても上司に認められています。
外資系企業での仕事はストレスが多くて、絶えず自分の能力を充実させる必要があります。息子は英語が下手で、帰国者とは比べものになりません。各部門の会議はすべて英語で行われますが、息子のために仕方なく中国語が使用されました。息子は一生懸命英語の勉強をしていますが、それでも自信がなく、会議でも英語で話せません。ある日の夜、師父の法身が彼に英語を教えておられる夢を見ました。
翌日、会議の時、上司は息子に「意見を述べてください」と言われ、息子は立ち上がって、緊張することなく流暢な英語で意見を述べました。皆は彼を見て、どうして一夜のうちに英語を喋れるようになったのかと呆然としました。
息子はまだ大法の修煉に戻っていませんが、ふだんずっと真・善・忍の法理を守って、周りの知り合いにも大法の真相を伝えています。
(続く)