文/広東省の大法弟子
【明慧日本2022年7月12日】私たちの学校の語学クラスでは、「授業前3分間スピーチ」という活動があります。毎日、授業前に1人の生徒がステージでスピーチをするのです。これまで他の人のスピーチは、すべて共産主義の悪霊の話でした。私は、この機会を利用して法輪功をはっきりと紹介し、衆生を救うべきだと気づきました。
しかし、スピーチの前日から異変が起こりました。一日中眠くて目が開けられず、頭痛がしたり、教室で眠りそうになったりしていました。これは、私が法輪功を紹介することへの妨害だと悟りました。私は洪吟を読み、発正念をしました。師父が見守ってくれている、正念が強ければきっとうまくいく、私はそう思っていました。
昼休みに同修のおばさんの家に行き、自分の状況を話し、発正念をお願いしました。学校に戻ると、しばらく学法をして『明慧週刊』を読みました。そして授業のチャイムが鳴ると、心の中で師父にご加持をお願いし、ステージに上がってスピーチを始めました。
「今日は、本当にいいお天気です。空は快晴で、こうして立っていると、いつもと違う安らぎと幸せを感じます。私は、今の自分が好きです。ありのままで幸せな自分が好きです。
でも、皆さんは昔の私を知っていますか? 私は自分勝手で気まぐれ、名声や富にこだわりすぎていました。そして欲しいものが手に入らないと、神や天のせいにしていました。そんな生き方は、本当に辛いものです。
しかし混乱がピークに達した時、私はある先生と出会いました。その先生は、『真善忍』という3つの言葉を教えてくださいました」
私は粛々と黒板に「真善忍」と書いて、続けました。
「今日、私はここで、最も神聖な三文字、『真善忍』を皆さんにお贈りします。そして同時に、私に『真善忍』を教えてくださった先生に、最高の敬意を表します。
先生は、慈悲の心で、利己的でわがままな子供だった私を包み込んでくださり、一番良い道を私に示してくださいました。この神聖で貴重な『真善忍』を、私はずっと忘れずに、自分の道をしっかりと歩む努力をしていきます。
皆さん一人一人が、『真善忍』を通して、人生の真の幸せを見つけることができるようにと願っています。ありがとうございました!」
私は目に涙を浮かべながら、クラスメートの拍手に包まれてステージを降りました。
先生がステージに立ち、「先ほどの生徒さんは、『真善忍』という最高の三文字を私たちに届けてくれました。この3つの言葉が実現できれば、最も完璧な人生を手に入れたと言えるでしょう。改めて大きな拍手で、お礼を申し上げましょう」と言いました。
拍手が再び鳴り響きました。これは大法に対する衆生の純粋な反応でした。黒板に書いた「真善忍」の文字は、放課後まで残されていました。
後日、法輪功を知っていた生徒から「あなたのスピーチを聞いて、感動と温かさで胸がいっぱいになりました。とてもよかったです!」と言われました。私は静かに「これは正のエネルギーです。世界中の大法弟子は一つで、みんな大法を信じているのです!」と答えました。
私たちは、幸運にも大法を得ました。何が私たちの精進を妨げることができるでしょうか?