【明慧日本2022年7月28日】(北京市=明慧記者)北京市豊台区の法輪功学習者・張秀芬さん(70代)は7月5日、豊台区青塔派出所の警官らに不当に連行され、8人の警官と補助警官から激しい暴行を受け、胸椎と肋骨を骨折し、腰椎の圧迫骨折を負った。
7月5日、張さんは法輪功迫害の実態を人々に伝えていたところ、法輪功に対する誹謗中傷を信じている者に通報された。帰宅する途中で、張さんは豊台区青塔派出所の警官らに不当に連行され、そして、派出所で警官4人、補助警官4人、計8人の警官に暴力を振るわれた。
拷問のイメージ図:暴力を振るわれる |
豊台区610弁公室の関係者が張さんの鍵を持ち、数人の警官を連れて張さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍十数冊、法輪功創始者の写真、数冊の明慧週刊と正見週刊、および1500元の現金を押収した。
張さんは重傷を負ったため、入所の基準に満たさず、2日後に保釈されて帰宅した。
その後、張さんは航天中央病院で受診したところ、胸椎と肋骨の骨折、腰椎の圧迫骨折と診断された。
豊台区呉家村に在住の張さんは、かつて多くの病気を患い、生きることは死よりつらい苦しみを味わった。法輪大法を学んでから、張さんは若い人のように健康で、幸せを感じた。1999年7月、当局による法輪功への弾圧が始まって以来、張さんは迫害の実態を人々に伝え続けたとして、連行され、3回それぞれ1年6カ月、2年、2年6カ月の労働教養を強いられたことがある。2016年10月、張さんは再び地元の警官に連行され、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。
張さんはまた何度も洗脳班に送られたことがあり、ひどく殴られ、拷問され、屈辱を受けた。家族も安定した生活ができなくなり、10代の息子は自立して生きていかなければならなかった。絶え間ない迫害の中で、今日母親が食事を作っていたかと思うと、次の日には連行されるということが日常茶飯事で、張さんの息子に大きな苦痛を与えた。