NY州オレンジ郡で集会 迫害制止よびかける
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 【明慧日本2022年7月31日】ニューヨーク州オレンジ郡の法輪功学習者(以下、学習者)は7月17日午前、郡庁所在地のゴーシェンにあるクリスマスツリー公園で集会を開催し、23年間も続く法輪功への迫害を制止するよう各界に呼びかけた。

 活動当日、子供から80歳の年配者まで、各年齢層の学習者が参加した。穏やかな音楽に合わせて功法を実演し、人々に法輪功について紹介した。

'图1~7:集体炼功'

煉功する学習者

 学習者が煉功した後、集会が始まり、大通りに向かって大きな横断幕を掲げた。横断幕には英語と中国語で、今なお続く中国共産党(以下、中共)による残酷な迫害事実を暴いた。そして、迫害の首謀者である江沢民を法律に基づいて裁くことを求めた。

'图8~10:集会现场'

集会の現場

 全世界脱党支援センター主席「4億人が中共から脱退、中国は大きく変わる」

 全世界脱党支援センターの主席・易蓉(イー・ロン)さんはスピーチで、「あと3週間ほどで、中共の党・団・隊から脱退(三退)した人数が4億人に達します。これはまさに、法輪功が23年間、反迫害の活動を行ってきた中で起きた、多くの奇跡のうちの一つです」と述べた。

'图11:全球退党服务中心主席易蓉在集会上发言'

集会でスピーチを行う、全世界脱党支援センターの主席・易蓉さん

 「中共は法輪功を迫害するにあたって、全ての卑劣な手段を乱用しています。そして、人間の本性、人類の普遍的価値を踏みにじり、数千年にわたって伝承された中国伝統文化、道徳、信仰などを破壊しています。中国文明を自滅に向かわせています。中共は全世界にまで邪悪の手を伸ばしており、目的は全人類を破滅に導くことなのです」と、易蓉さんは警鐘を鳴らした。

 また、易蓉さんは「中共は法輪功を徹底的に潰そうとしていますが、人類は真・善・忍の理念を大切にすることで、神聖な文化と道徳を復興させることができると信じています。中共を解体し、共産邪霊を取り除きましょう。我々は伝統に回帰し、心から善良を守ってこそ、希望をもたらすことができます!」と呼びかけた。

 張玉華さん「2度も不明薬物を強制注入され、意識を失った」

 3年前の今日、張玉華さんはホワイトハウスでトランプ前大統領と面会し、中共による法輪功への迫害と臓器狩りの実態について報告した。

 張さんは南京師範大学の外国語学院の元教授で、南京人民代表大会の常務委員会の代表でもあった。張さんはかつて、法輪功を学んでいるとの理由で不当判決を1度下され、3度にわたって労働教養を強いられ、計7年7カ月監禁された。張さんはスピーチで、刑務所や労働教養所で受けた精神的・肉体的な拷問の方法の一部を証言した。

 「気温36度の炎天下で走ることを強要されました。2週間トイレに行くことを許されませんでした。何週間も睡眠を奪われ、50日以上にわたって残酷な拷問を受けました」

 「彼らは私に不明薬物を2回強制的に注入しました。警官は私の口をこじ開け、薬物を大量に注入したため、30分経つと私は舌がしびれ、手足もこわばり始め、抑えきれずに痙攣し始めました…」

 「2回目は鼻からチューブを挿入して強制的に液体を飲まされました。めまいと吐き気を感じ、心臓が非常に速く鼓動し始めました。口が開かなくなり、呼吸困難になり、耐え難いほどの痛みに襲われ、けいれんし、気絶してしまいました」。張さんが意識を取り戻すと、警官は彼女を車に引きずり込み、強制労働収容所に連行した。張さんはチューブを鼻に挿入されたままだったという。 

 また、張さんの夫である馬振宇さんは、いまなお中国共産党に不当に監禁されている。馬さんは江蘇省南京市の煉功場の責任者だったため、12年以上拘留されている。最後に拘束されたのは、2017年9月である。

 張さんは、「刑務所にいる間、私も夫も、年に何度も血液検査を受けなければなりませんでした。夫のことがとても心配です」と述べた。

 民众支持

 集会の途中、車で通りかかった人の中には、窓を開けて学習者に手を振ったり、クラクションを鳴らして支持を表す人もいた。

 ケビン・オトキオンさんと妻のクラリス・アンナは、地元の牧師から今日の集会の情報を聞いたという。彼らは法輪功について詳しく知りたいと思い、ブースにやって来た。歴史の教師であるケビンさんは、次のように話した。「中国人に対する悪辣な蛮行は絶対に許せません。この迫害は不当で間違っています」。彼らは反迫害を支持し、署名用紙にサインした。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/20/446497.html)
 
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