【明慧日本2024年12月9日】2024年のクリスマスシーズンを迎えるにあたり、感謝祭の週末に、ニューヨーク州北部のミドルタウン市とウォールキル町でそれぞれ11月29日(金)と11月30日(土)に盛大なクリスマスツリー点灯パレードが開催された。地元の一部の法輪功学習者(以下、学習者)が招待を受けて祝賀行事に参加し、パレードに独特なな雰囲気を添えた。ミドルタウン市長は「私たちは法輪功学習者が大好きです!」と述べ、ウォールキル町の町長も喜びを込めて「法輪功学習者が初めて参加しましたが、これからもずっと参加してほしいです」と語った。
11月29日、ニューヨーク州北部ミドルタウン市で開催された、25年の歴史を持つクリスマスツリー点灯パレードで演技する法輪功チーム |
11月31日、ニューヨーク州北部のウォールキル町で開催された、クリスマス・イルミネーション点灯パレードで演技する法輪功チーム |
ミドルタウン市のクリスマス祝賀イベント
ミドルタウン市のジョセフ・M・デステファノ市長は、「この街のクリスマスツリー点灯パレードが25年の歴史を持ち、近年では参加者がますます増えています」と紹介した。
これは地域のイベントで、最初はわずか数団体の参加から始まり、現在では50以上の団体が参加するようになった。今年のパレード参加者は500人を超えているという。同市長は、「その大半は子どもたちです。私たちのイベントには多様な参加者が集まっていますが、これは特定の宗教行事ではありません。私たちはクリスマスとクリスマスツリーの点灯を祝っています。このイベントは、私たちのコミュニティがさまざまな背景や信仰を持つ人々で構成された多文化の都市であることを反映しています。どのようにお祝われようと、皆さんにメリークリスマス、そして2025年が良い年になりますようにお祈りします!」と語った。
学習者と記念撮影するミドルタウン市のジョセフ・M・デステファノ市長 |
デステファノ市長は特に法輪功チームに訪ね、次のように述べた。「法輪功学習者の皆さんの参加に心から感謝しています。私たちはいつも彼らから積極的な反応をいただいており、とても嬉しく思っています。彼らがクリスマスを祝賀しないことは知っていますが、それでも地域のお祭りを一緒に祝ってくださることに感謝しています!」と述べた。
学習者の代表である呉さんは、今回のイベントに学習者は腰太鼓グループと功法の実演グループで参加しているという。
「この2つのグループはどちらも特に人気があります。私たちはコミュニティの一員として招待を受け、毎年クリスマスのイベントに参加しています。これにより、地域の理解が深まり、コミュニティがより団結するのです」と話す呉さんは、「さらに、私たちは素晴らしい法輪功の功法実演を披露しました。地域の方々が法輪功九日間セミナーに参加して法輪功を学ぶこともでき、病気の改善や健康促進に驚くべき効果があります。これは人々への最高のクリスマスプレゼントだと思います」と話した。
ミドルタウンに3年間住んでいるエクアドルからの移民で、地元の写真家であるルイス ケカダさんは、沿道で写真を撮り続けながら、法輪功チームの隊列を「とても美しい!」と称賛した。
11月29日、クリスマスツリーのイルミネーションや、パレードを撮影していた地元の写真家ルイス ケカダさん |
「これらの中国人の参加はとても重要です」と話すケカダさんは、「彼らは私たちの街の多様性を高めてくれます。それに、私は彼らの伝統や理念、そして料理も大好きです」と話した。
ミドルタウンのパレードには、さまざまなイルミネーション飾った船の形したフロート車が登場した。子どもも大人もクリスマス衣装を身にまとったり、カラフルなライトを身に着けたりして、楽しいお祭りの幕開けを盛り上げた。
ウォールキル町でのクリスマスツリー点灯パレード
ウォールキル町のパレードでは、学習者150人が参加する大規模なチームとなった。チームには、横断幕グループ、蓮の花グループ、腰太鼓グループ、大鼓グループなど、さまざまなグループが参加しており、町役場や住民たちから熱烈な歓迎を受けた。
「地域社会の一員である法輪大法(法輪功ともいう)の修煉者として、私たちはここでクリスマスを迎え、『真・善・忍』の理念を隣人や友人と分かち合っています」と学習者の代表であるルイス・ラッソさんは話す。「これは家族を中心としたお祝いのひとときであり、精神的な意味合いも持つ時期です。私たちは友人たちと一緒に過ごし、横断幕や鮮やかな色彩を披露できることを本当に楽しんでいます」と彼は話した。
ラッソさんは、「励みになるような腰太鼓と大鼓の音が、ウォールキル町の多くの住民を引き寄せ、大いにパレードを盛り上げた。人々は『真、善、忍』の原則は中国人だけでなく、アメリカ人にも必要です」と述べた。
11月30日、ニューヨーク州北部のウォールキル町でクリスマスイルミネーション点灯イベントを観に来たバリー・シュニッパーさん(右)とその子供たち |
「彼らの大きな横断幕を見ました。特にそのメッセージがとても衝撃的でした。メッセージは とても重要です。私はそのメッセージが本当に気に入りましたし、彼らがしていることが大好きです」と、住民のバリー・シュニッパーさんは語った。「これこそが自由です。この国を愛しています。ただ、今起きていること(迫害)は好きではありません。不公平に扱われている人々がいます。彼らのメッセージは私たちの心を落ち着かせてくれます。中国はこれ(真・善・忍)を必要としているし、ここアメリカも必要です。法輪功の皆さんが来年もまたパレードに参加してくれることを願っています」と付け加えて話した。
友人たちと一緒にパレードを観賞していたショーナ・ストランドフィールドさんは、以前ミドルタウンのパレードで学習者の隊列を見たことがあり、今日また多くの腰太鼓グループを見られてとても嬉しいと声高に話していた。
11月30日、ニューヨーク州北部のウォールキル町で開催された、クリスマスイルミネーション点灯イベントに参加したショーナ・ストランドフェルドさん(右)と友人 |
「この中国人たちの隊列は本当に素晴らしい、見応えがあります!」と話すストランドフェルドさんは、「彼らのメッセージも素晴らしいですし、ここでの多様性を祝うことにもつながっています」と話した。
ウォールキル町のジョージ・セラーノ町長によると、今日のようなイベントは毎年開催されており、彼の在任中の数年間で毎年規模が拡大しているという。今年のイベントの目玉には、ドローンショーが含まれている。数十台のドローンが空に花、犬、町の名前、クリスマスツリー、サンタクロース、そして子どもたちにプレゼントを届けるトナカイなど、さまざまなアニメーションを描き出しているという。そして、今年のもう一つの見どころとして、法輪功の友人たちの参加も挙げられた。
1月30日、ニューヨーク州北部のウォールキル町でのクリスマスイルミネーション点灯イベントの後、学習者と記念撮影するセラーノ町長 |
「今年が彼ら(法輪功学習者)の初参加であり、今後もずっとこのパレードに参加していただけることを期待しています」と話す町長は、「私たちのコミュニティは多様性に富んだ地域です。私たちは皆が行うすべての活動に参加してほしいと願っています。そして、さまざまなコミュニティの素晴らしさを示したいのです。一緒に歩みを進めなければなりません。この素晴らしい協力関係を楽しみにしています」と呼びかけた。
ウォールキル町の警察署長ロバート・ハートマン氏は、パレードの治安などを担当している。同氏は学習者グループを高く評価し、特別に一緒に写真を撮った。そして「ダンスは美しく、また腰太鼓グループも素晴らしいです。どちらが良いかを選ぶのは難しいですね。彼らは本当に素晴らしい人たちです」と語った。
ニューヨーク州北部のウォールキル町のクリスマスツリーの点灯イベント後、学習者と記念撮影する警察署長ロバート・ハートマン氏 |
パレードの後、数千人の住民が町の中心に集まり、ホットチョコレートを楽しみながら、国歌の斉唱、町長のスピーチ、そして少女たちによるクリスマスダンスが披露された。最後には、ユニークで華やかなドローンの空中ショーが頭上で展開され、観衆を魅了した。夕方には、大きなクリスマスツリーが点灯され、人々は歓声を上げて喜び、今年のクリスマスシーズンの到来を祝った。