文/カナダの大法弟子
【明慧日本2022年8月4日】
尊敬する師父、こんにちは。
同修の皆さん、こんにちは。
1、法輪大法を修煉して持病が治った
以前ベトナムにいた頃に軽い前庭神経炎、つまりめまいがありましたが、その後回復しました。2019年末にカナダに来てから、仕事の量が多くて、プレッシャーも大きいため、2021年4月からめまいが再発して、しかもだんだんひどくなり、めまいが起きるたびに疲れて、食欲がなくなりました。時には目に映った光景がすべて逆さまになって、自分が立っているのか、座っているのか分からなくなりました。毎日多くの薬を飲んでも効果がありません。絶望の中、自殺さえ考えました。
先日、姪は幸運にも法輪大法に出会い、修煉を始めており、私にも法輪功を勧めてきましたが、修煉者になろうなどと思ったこともないので断りました。しかし、病気がひどくなってきた今、とうとう姪の提案を受けてみようと思いました。ちょうど姪の友人で大法修煉者のAさん夫婦が、我が家に来る用事があるので、私に法輪功を教えるように姪がAさん夫婦に頼みました。
今でも、あの幸運な夜をよく覚えています。あのベトナム人修煉者夫婦を見ると、何とも言えない心地良さと心の安らぎを感じました。私も彼らのように平和で、かつ慈悲のパワーを持ちたいと思いました。
動作を教えたあと、彼らは私に『轉法輪』をくれました。この日まで、不眠症は数週間も続いていましたが、数ページを読んだだけで、その晩はぐっすり眠れました。翌朝から、もう薬は飲まない、一分一秒も惜しんで学法し、煉功すると心に決めました。その時、自分の病気の原因と生、老、病、死の道理も分かりました。勤勉に学法し煉功を続けて、わずか1週間ほどで健康を取り戻しました。
2、家族関係の改善
義母との関係は何年も前から悪化する一方でした。二人の間で喧嘩が絶えないため会話ができず、相手の目を見ることもできません。私がカナダに来る前、義母が私の両親に「彼女には死ぬまで私に会うことはないだろう」とも言いました。それを聞いたとき、私は復讐した後の満足感を覚えました。しかし、『轉法輪』を読んだ後、恨む心、闘争心、嫉妬心を除去しないといけない、義母と仲良くしないといけないと意識しました。
すぐ義母に電話して、健康状況を聞いてから、カナダの粉ミルクと薬を義母に送りました。義母はとても喜んで、今度帰国したとき、あなたに会えることを楽しみにしていると言ってくれました。
両親と夫が私の不思議な変化を見て、彼らも法輪大法の修煉に入りました。以前、両親はよく激しい口論をしていましたが、修煉してから口論をしなくなり、幸せな人生を送っています。夫は短気な人でしたが、今は穏やかになって、以前やった悪いことを反省して、直すように努力しています。大法は私と家族を変えました。私の家族は健康になり、睦まじくなり、このことは私に修煉の意思を固めてくれました。
3、同僚と良い関係を築き、真実を伝える
カナダで私はあるベトナム国の組織で働いていて、組織には多くの利益関係があります。修煉をする前は、このような利益の多いところにトラブルや闘争も多いと思いました。同僚も、人と人との間は互いに利用するしかないと言っていました。私の上司はよく部下を叱って、同僚の間にも葛藤があり、互いに疑い、非難します。そのような緊張した職場の雰囲気の中で私たちの仕事はいっそう辛くなり、疲れてストレスが多く、皆よく病気になります。私のひどい前庭神経炎も、そのようなネガティブな職場環境が原因です。他の同僚もよく病院に行き、胃の出血、高血圧、結腸痛、長引く発熱と咳などに苦しんでいました。
修煉してから、人を責めるのではなく、自分自身に原因を求めることこそが修煉だと分かりました。ある日、同僚から電話があり、別な同僚が私の悪口を言っていると知らせてきました。昔の私ならきっとひどく怒って、次の日には仕返しをしていました。しかし、今は修煉者として、私は師父の要求通りに自分を律していかなければいけません。
私は悪口を言った人に恨みを持っていないだけでなく、すぐに内に向けて探し、私はどんな執着があるのかを探しました。確かに私は仕事中、慎重さが足りなくて、スピードを求めています。闘争心、嫉妬心、顕示心などが見つかりました。今日の事は、私の心性を高めるための試練だと思いました。
また、上司と接触する中でさまざまな心性の試練を受け続けています。私の上司はいつも部下に怒るので、みんなに嫌われていて、部下たちはよく集まって彼の悪口を言います。修煉してから、修煉者は人の善し悪しを陰で議論するべきではなく、それは業を作ることだと分かりました。私が上司の悪口を言わないようにしていると、他の同僚も上司の悪口を言う回数がだんだん減っていきました。職場の雰囲気はもっと友好的で穏やかになりました。
今、上司に叱られる時、私は冷静に受け止めると同時に、自分にどんな執着があるのか、どんなところを改善するべきかを探します。時には善意を持って説明したりもします。その方法ですべての問題は解決されました。私の内心はいつも穏やかで楽しいのです。
ある日、上司が留守の時、ある収入の低いクライアントに特別割引をすることに私は決めました。上司が戻って来ると私をすごく怒りました。ちょうどその時、私と良い関係にあるクライアントAさんがオフィスの外にいて、すべてを聞いていました。以前であれば、きっと上司の態度を大きな侮辱に感じていたと思います。しかし、自分が修煉者であることを忘れておらず、私は穏やかに「人道上の理由から、彼に特別割引を与えた」と説明しました。それから私は試練に合格したと思って、軽やかな気持ちで部屋を出ました。しかし、外で待っていたAさんが同情する表情をして「上司に怒られたのか」と聞いた瞬間に、私は心の平静を保つことができなくなり、急いで自分の席に戻ると、もう涙で視線はぼやけていました。
師父の言葉を思い出しました。「『街を歩いていて不意に誰かに蹴られた時、まわりに知っている人がいなければ我慢できる』と言う人がいます。それではまだ不十分だ、とわたしは言いたいのです。あなたが最も面子を失いたくない人の前で、誰かがあなたに平手打ちを食らわして、恥をかかすようなことが将来起きるかも知れません。果してあなたはそれにどう対処しますか。果して耐えられるかどうか。一応は耐えられたとしても、内心では落ちつかないようでしたら、それでも駄目です」[1]
ここまで考えて、私は泣くのを止めました。今回はかなり難しい試練だと分かりました。よく乗り越えていないのですが、おかげで自分の執着をはっきり認識できました。それは名利心、面子を重んじる心です。これらの試練は私に修煉の機会を与えてくれて、私を更に向上させています。
今、職場にいると退屈しなくなり、逆にとても良い修煉環境だと感じています。また同僚は、私の修煉後の変化を見て、私に『轉法輪』を借りて、今、彼女は両親とも学法して、煉功しています。私は他の同僚や会社の取引先にも真相を伝えていて、彼らの中に修煉を始める人もいます。
自分の健康、心性、生活態度においての変化に、私は非常に喜んでいます。それはすべて法輪大法のおかげです。今、人生の真義が分かった私は弛まずに修煉を続け、より多くの人に法輪功を紹介して、法を得る機会を共有しています。
ここである同修の言葉を借りて、師父に感謝の意を表したいと思います。「病気を治してくれた医者に、一生感謝するだろう。人生の意味を教えてくれた人を、一生尊敬するだろう。破滅の縁から救ってくれた恩人を、永遠に感謝するだろう。李洪志師父は、私たちのためにこのすべてをしてくださったのだ」
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
(2022年カナダ法会の修煉体験交流文)