中学生:中共に迫害された私たち一家
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年8月22日】私は両親と一緒に法輪功を修煉しています。私たち家族は全員、中国共産党に迫害されました。父と母は次々と連行され、家の畑仕事をする人は誰もいなくなりました。これが、共産党の本質の現れです。しかし、悪が善に勝つことはなく、中国共産党も最後には歴史の審判を免れることはありません。

 2005年8月6日、農作業のために帰宅した父が、10日ほど経った頃、警官によって連行されました。 その時、7、8人が父に「一緒に行こう」と言い、断ると、「警察署で話をして、すぐに家に帰られるから」と言ったそうです。 その結果、父は騙されて行ってしまいました。翌日、拘置所から掛け布団を届けるように電話があり、父が連行されたことを知りました。

 私たち家族は田舎に住んでいて、農作業で生計を立てていました。畑では作物が収穫できず、姉は高校生、私はまだ中学生で、この問題を解決することはすべて母に任されていたのです。中国共産党による父の連行は、私たち家族に精神的苦痛と生活に困難を与えました。

 1カ月ほどして、父はさらに1年半の不当な懲役を言い渡されました。彼らは9月24日の夜、再び私の家にやってきて、母を不当に連れ去りました。その後、警官は母に、その日は全国で法輪功学習者を逮捕する日であると言いました。実は、それ以前から私たちを監視していたのです。この人たちは、自分の悪事が露見するのを恐れて、夜の時間を選んで母を不当に連れ去りました。善良な人々の行き場はないのでしょうか? いいえ、悪が善に勝つことはないのです。

 母が署に連行された後、3人の男が母に対して、一晩中不当な取り調べを行いました。翌朝、母は市の拘置所に送られました。しかし、途中で市の拘置所から法輪功学習者を受け入れないと電話があり、彼らは母を県の拘置所に送ることになり、そこで1カ月間不当に拘禁されました。

 その間、母は酷い拷問を受けました。ある日の午後2時頃に、警官は母に誰と連絡をとっているのか、書籍と資料はどこから来たのかと尋問し始めました。母は彼らに「これは道で拾いました」と言いました。警官は信じなかったので、鉄製の鎖で母親を吊り下げ、足にも重い鉄製の鎖を巻きつけました。更に顔と目を殴って腫れさせ、髪の毛も引っ張り多くの髪の毛が抜けました。また睡眠をとらせませんでした。もし寝ようとするなら、まぶたを物で支えろと言い、何人かが交代で母を殴っていました。母は二昼夜にわたり3日間拷問を受けました。その間、警官らは夜食もあり、肉を食べ、酒も飲んでいました。

 彼らのうちの一人が、「あなたの師父は政治に関与していないと言ったが、今度は共産党と戦うために『九評』を作ったのか」と言いました。実際、法輪功学習者を先に迫害したのにも関わらず、私たちがそれで戦ったというのです。 私たちはただ、自分たちが迫害されていること、中国共産党が悪であることを知ってもらいたいだけです。九評は悪の共産党の支配を揺るがしたようです。

 母が不当尋問を受けた後、同じ刑務所の受刑者たちが警官らを罵倒し、そのうちの一人が「今度彼らがあなたを尋問する時には、傷つけられないように厚着をしなければなりません。私も彼らがあなたを尋問しないことを望んでいます」と母に言いました。

 同じ房にいた受刑者の中には、つまらない理由で拘禁された者もいました。公安の目的は彼らの金を強奪することだったのです。受刑者たちは中国共産党の噂を聞き、母と接触したがりませんでした。しかし、時間が経つにつれ、法輪功学習者は良い人たちであり、中国共産党のメディアが言うことはすべて嘘であると知るようになりました。 ある人は、「共産党は本当に悪だ、良い党ならおばさんはここにいない」と言いました。 中国共産党の本性が徐々に明らかになりました。

 数日後、警官らは母の親族に保証人を頼み、やっと母を解放しました。そして400元を強制的に取りました。以前、彼らは私の家族、 父を2回、1カ月間、母を一定期間、拘禁しました。不当に家宅捜索をされたとき、ドアの鍵を壊されて金品を奪われたこともあります。

 このような環境に直面しても、私たちは必ずもっと精進をするべきで、この千古の機縁を逃してはいけません。悪は必ず崩壊します。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/26/121649.html)
 
関連文章