煉功もとても重要だ
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文/河北省の大法弟子

 【明慧日本2022年8月28日】「修煉」とは「修める」と同時に「煉る」ことでもあります。執着をなくして心性を高め、煉功も怠ってはいけません。法を学んで、法輪功の素晴らしさを伝え、人々を救うことを大切にするからといって煉功を放棄してはいけません。煉功はエネルギーと功能を加持し、本体を転化する保証です。

 ある日、同修は「昨夜、夢の中で倒れそうな人がいて、私は急いで彼女を支えました」と私に言いました。

 私は少し考えて「すべては偶然ではない、あなたの夢の中の人はきっと私です。私がしっかり修煉していないので、師父はあなたに私を助けさせたのです」と言いました。

 私が考えているとき、同修は突然「あなたは普段、煉功する時間が少ないのですか?」と聞いてきました。私はどうして、こんなことを聞くのか理解できませんでした。さらに「あなたが夢の中で、目の前の大きな道を歩かないで、代わりに泥道を歩いていたことに私は驚きました。この人は老け顔でよちよち歩いているように見えますが、肉体的には若くて、表面だけが老けて見えることを私はよく知っています」と言いました。

 私は深く考えてみると、確かに煉功する時間が少なかったのです。

 私は、これまで煉功を重視せず、師父のお言葉の前後の意味を顧みずに、自分に都合のよい部分だけを引用し「心性の高さは功の高さ、これは絶対的な真理です」 [1]で言い訳をするのは、自分の怠惰な心を隠すためです。しかし、師父は「完全な性命双修の功法には、修も必要とし、煉も必要とします」 [2]と説かれました。

 私は師父に教えられたことをやらず、本体は良い転化を得ることができなくて、同修に「すごく老けて見える」と言われました。煉功時間が少なく、あるいは煉功しないので、体は転化せず、エネルギーと功能も良い加持を得られないため、普段から心身ともに疲れを感じ、気力が湧いてこない状態でした。

 この時、私はある同修の話を思い出しました。 彼女は煉功をめったにしないので、エネルギーが小さいと言っていました。 ある日、たくさんの精霊と黒い手を見た彼女は、正念をずっと発していましたが、周りの汚い物は死にませんでした。また、何回も夢の中に巨大なニシキヘビが現れ、あわてて正念を発しましたが、ニシキヘビが反撃してきたこともあったそうです。当時、その話を聞いた私は笑って、おかしい、これはなんて馬鹿げた話なんだと思いました。

 法を正す時期の大法弟子は神通力をもって神事を行い、邪悪を一瞬にして吹き飛ばせるのです。日頃の煉功が少なければ、発正念時の功力は大いに減ってしまうのです。

 法輪大法は性命双修の功法で、よく功を煉らなければ、本体は転化せず、円満の日に泣いても間に合いません。

 だから煉功を怠ってはいけません。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法一』「シンガポール佛学会成立式典での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/29/446891.html)
 
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