台湾の医学博士「『轉法輪』は天書である」
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 【明慧日本2022年9月11日】(台湾=明慧記者・黄宇生)「『轉法輪』は人生の最も貴重な法宝です」 と話した王元甫医師は、西洋医学の理論を一心に研究していたところ、偶然に法輪功に出会いました。そして、漢方医学に興味を持つようになり、王医師は『轉法輪』を読んだ後、啓発を受け医学博士号を取得しました。

图1:王元甫医师受到《转法轮》的启发,获得医学博士学位。

『轉法輪』に啓発され医学博士号を取得した王元甫医師

 『轉法輪』は知恵を開かせる天書である

 王元甫医師は、台南市立病院の内科と漢方医の元主治医、王元甫クリニックと長欣クリニックの院長を務めた。 2011~2012年度の八徳ロータリークラブ会長、中壢スターロータリークラブ創立会長、2021~2022年度国際ロータリー第3501地区ガバナー、2011~2012年度桃園市政顧問を歴任した。現在は、桃園市振興クリニックの内科医である。王医師は、2009年に中山医科大学の優秀卒業生賞、2011年に桃園市社会貢献賞を受賞し、2012年に文部科学省銀賞を受賞した。 彼の著書には、博士論文『三焦の文献と研究』と『体と心の健康、薬も費用もいらない健康法』などがある。

 中山医科大学の医学博士号、南京中医薬大学の医学博士号を取得した王医師は、西洋医学と中国の漢方医学の本質とは大きく異なり、西洋の医学は実証医学であり、漢方の医学は、神から伝わった神伝医学だと述べています。

 1986年、中山医科大学を卒業した王医師は、開業後、高血圧の患者は一生薬を飲み続けなければならない、不眠症の患者は常に睡眠薬を飲んでいなければ眠れないなど、西洋医学には多くの弊害があることに気づきました。 王医師は、これらの病気が治らない理由は、もっと深いところにあり、探究すべき原因があると考えました。

 1997年、王医師は西洋医学の博士号を取得するためにカナダに渡り、3年間過ごした。 2001年、王医師は幸運にも法輪功に出会い、その修煉によって、「天目が開き、手のひらから非常に強い気流が流れ、腹部に何かが回転している......」という多くの「気功現象」を感じたという。 これらを感じ取った王医師は驚き、彼はついに古代から伝えられてきた気功が本物であることを確信し、そして南京中医薬大学で博士号を取得しました。

 王医師は、「『轉法輪』は天書です」と話す。 彼は、自分は漢方医学の本質を短期間で理解できたのは、『轉法輪』を読んだからに他ならないというのです。 「『轉法輪』の中に、古代の偉大な医学者たちは皆、修煉を通じて特異効能を持っようになったと書かれています。 これは私に大きな啓発を与え、後に博士論文を完成させる上で非常に役に立ちました」、「『轉法輪』には、私たちの古代中国の漢方医学に修煉の内包が含まれていることを、明確に述べています」と王医師は語ります。それゆえ『轉法輪』を読むことで、漢方医学における内包の本質を容易に理解し、博士論文を非常にスムーズに書き上げ、半年余りで30万字以上の博士論文を完成させました。「もし『轉法輪』がなかったとしたら、ここまで出来なかったのです」と回顧しています。

 養生の方法は、真善忍を修めることである

 人々はよく「養生」と言いますが、それでは「養生の方法」とは何でしょうか?

 王医師は、疾病の大きな要因は精神によってもたらされており、『黄帝内経』(こうていないけい)の中に説かれていると言います。「恬淡(てんたん)虚無(きょむ)、真気(しんき)之(これ)に従ひ、精神内の守りとは、つまり名利を淡白に見るようにして、欲望を抑え、道徳を重視することなのです。「漢方医学の理論は、西洋医学と異なり、漢方医学は精、気、神を唱え、具体的な方法としては、『精を養う』とはバランスの良い栄養を取れば良く、『気を養う』とは気功で煉功することが最適であり、『神を養う』とは道徳を重視することです。その中でも気功を練ることと道徳を重視することが、お金もかからず、薬もいらず、とても奇跡的な効果があるのです」と王医師が言いました。

 王医師は、気功の煉功は、健康の養生にとても役に立つが、 一般的な気功はあくまで気を練っており、その上の次元は修煉であり、修煉となれば心性を修めなければならないと述べています。

 王医師は、法輪大法の修煉は、真、善、忍の準則に従い、心性や生命を修める功法だと言います。「真・善・忍は、私たちの道徳と精神の養生にとって極めて重要です 」

 真善忍の原則に従って確実に修煉し、より良い人間になる

 真・善・忍の原則に従って確実に修煉する中で、それまでに友人や親戚から良い人と言われていた王医師は、さらに良い人間になったと言われています。「修煉する前は、ただの良い人だったかもしれません。 しかし、修煉した後は、大法の要求に従って『真・善・忍』ができなければなりません」。 彼は例を挙げて、「もし、私が損失を被ったとしても、人と争わないのです。なぜなら、私は『真・善・忍』ができなければならないからです」

 王医師は自分が修煉した後、「高い角度から多くのことを見ることができるようになり、多くの小さなことを気にしなくなりました。例えば、誰かといざこざや衝突、あるいは意見の違いで対立していても、すぐにそれを理解することができ、抱え込まなくなりました」

图2:王元甫一家三口修炼,夫妻、亲子之间感情和睦。

家族全員が法輪大法を修煉している王医師一家

 「私の家族全員が法輪功を修煉しています」と話した王医師。以前は夫婦喧嘩したこともありましたが、修煉してからは喧嘩をしなくなり、夫婦関係がより円満になりました。 父の後を継いで医術の道を歩んできた息子も法輪功の修煉を始めました。 彼は 「息子が法輪功を修煉すれば、悪い人にならないし、道を踏み外すこともありません」と嬉しそうに話しました。

 王医師は、修煉後、多くの物事を淡白に見られるようになり、物事の背後にはすべて因縁関係があるからだと大法から学びました。「困難に遭遇しても、2日もすれば忘れ、そのことを脳裏から消し去れるのです」

 「修煉によって知恵と知性が開かれ、真・善・忍の原則に従えば、思いがけない多くのことが現れ、解決され、成功させることができます」と述べました。

 家族や友人は王医師が正直な人間だといい、王医師は、「私たちは真・善・忍ができれば、利己的な考えがなくなり、周りの友人や家族は法輪大法がとても素晴らしいと言ってくれます」と話しました。

 法輪功を広めるための公開講座を開催

 王医師は、医業に従事する傍ら、しばしば公開講演を開催し、患者や一般の人々に、「法輪功を修煉すれば、自分の心と身体を健康にし、同時に社会を穏やかに安定させることができ、人々を幸せにすることができます」と伝えています。 彼はよく学校、施設、社会、地域、さらには海外でも講演を行い、参加者に心と体を健康にするよい方法として法輪功を紹介しています。

图3:二零一零年八月二十九日,王元甫医师在屏东县社会处残障福利馆七楼举办的“生命乐活研习”活动中,主讲“道德与养生”讲座时,现场演示法轮功功法。图为台下与会者跟着学炼法轮功第二套功法——法轮桩法。

2010年8月29日、屏東県障害者社会福祉館7階で開催された「生命と幸福セミナー」において、王医師は「道徳と養生」をテーマに講演し、法輪功の功法を紹介した

图4:二零一二年一月十四日,王元甫在东京新宿的会堂演讲“不花钱、不吃药的气功健康法”。图为,王元甫在讲台上演示法轮功第二套功法——法轮桩法,台下与会者跟着学炼动作。

2012年1月14日、王医師は東京新宿ホールで「お金も薬もいらない健康気功法」と題して講演した

图5:二零一二年四月三日,王元甫在澳洲雪梨(Sydney)华侨文教服务中心(Sydney Chinese Culture & Education centre)演讲,现场教与会者法轮功功法。

2012年4月3日、王医師はオーストラリア・シドニーの中国文化教育センターで講演を行い、参加者に法輪功の功法を紹介した

 人生の目標を見つける

 「人はいずれ死に、人生を終えるが、しかし、修煉をすれば話は変わります。 修煉すれば、非常に高い次元に達することができるのです」。また王医師は「人は目的と使命を持ってこの世に生まれ、人生には目標があるのです」と信念で語り、 彼は法輪功を修煉した後、人生の目標を見つけたのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/26/448129.html)
 
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