文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年10月23日】私は農村の大法弟子です。農作業に追われると、学法を怠り、煉功が中々できませんでした。実生活の中で、長時間にわたり、修煉者としての基点を正しく設定せず、人心も多く、現実的な利益のために奔走していました。法を第一に、着実に修煉することができなかったせいで、旧勢力に空きを突かれました。
今年の7月のある夜、とてもひどい頭痛に襲われました。こんな痛みは初めてで、痛みでそわそわして歩き回るほどでした。それで、師父の説法「あなたが真の修煉者であれば、われわれの法輪が守ってくれます。わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」 [1]を暗記し始めました。
暗記しながら寝てしまいました。翌日は元気になり、昼間は仕事ができたのですが、夜になると、熱と咳が出るようになりました。
そして、ある夜、一晩中全身が痛み、一晩で2キロぐらい痩せました。妻は恐れて「そんなに苦しいのなら、病院に行って見てもらいなさいよ」と言いました。この時は自分が修煉者だとは思っていなかったので、人心に従い市立病院へ行き、医者からは、数日間、注射を受けなければならないと言われましたが、私は全身に力がなく自信もありませんでした。「私は修煉者ですが、数カ月間も煉功をしていなかったので、注射を受けるようにと言われたら、受ければいい」と思っていました。注射を打ちましたが、良くならないばかりか、打てば打つほど心拍数が上がり、血圧も高くなり、パニック状態に陥りました。自分が死にそうになったと感じましたし、いつ亡くなってもおかしくないと医者に言われました。
この時、私は「注射を打ってもよくならないのは、師父が諭してくださったのではないだろうか? 修煉者には病はなく、すべて偽りの現象なのです。どうして、注射を受けたのか?」と思っていました。私が悟らないのを見て、師父はあの手この手で私を法で悟れるように目覚めさせてくださったのです。その時、私は注射を受ける思いを完全に捨てました。
しかし、体はまだ辛かったのです。同修の母は何度も何度も「辛いのはあなたではない、それを認めてはいけない」と促してくれました。その後、痛みは数日間続き、不安定になると、心も不安定になるという繰り返しに陥ってしまいました。ある日の午後、また痛みが激しくなりました。20日以上、夜はほとんど寝ていなかったので、体が空っぽになり何もない感じがして、このまま死んでしまうのではないかと思い、慌てて、パニックに陥りました。このとき、村の中共政府の関係者が2回も家にやってきて、家宅捜索をされました。その時、私は正念を失い、彼らの言いなりになってしまいました。中共政府の関係者が騒ぐので、私に精神的な恐怖や魔難、ストレスをもたらしました。そして、妻も強制するような口調で「法輪功をやめなさい」と言いました。
邪悪な旧勢力に苦しめられたことによって、私の体調も更に悪化してしまいました。私は耐え難い痛みに堪えて、母のところへ行きました。自分はもうすぐ死んでしまう、邪悪な旧勢力が本当に自分の命を奪いに来たのだと感じました。私は同修である母に「お母さん、もう無理だよ、死ぬよ」と言いました。母はこれを聞くと、ただちに「それは、あなたが言っている話ではない、邪悪な旧勢力があなたを迫害しているのだ、認めるわけにはいかない。あなたを師父は守ってくださっているのだ、誰も手を出せないのだ! 誰もあなたに触れる資格はない! 師父が私たちのそばにいてくださる」と、言った私の話を否定したのです。
「そうだ、私は大法弟子だ、私には師父のご加護があるのだ。誰もが私に触れることはできない」と、母の正念が私を目覚めさせたのです。正念が出たとたんに、邪悪が解消されました。師父に見守られながら、私は再び回復することができたのです。
しかし、翌日の午後、体は再び偽りの病業を見せ、無力な私はその痛みに耐えて同修のところへ行きました。移動する途中で、私は「師父助けてください! 師父助けてください!」と大声で叫んだため、師父に助けられ、少し元気になりました。同修に体調のことを話すと「あなたは師父を信じているのか?」と聞かれ、私は「信じないという瞬間は一度もない」と答えました。また同修に「あなたは正法時期の大法弟子になりたいと思わないのか?」と聞かれ、私は「私は正法時期の大法弟子です」と答えました。すると同修は「あなたは正法時期の大法弟子で、あなたの正念はこんなに強いのですから、師と法を信じるべきで、自分を修煉者として扱うべきです。あなたは大丈夫だと思います。私は仕事が終わってから、あなたのために発正念をして悪いものを解体します。あなたは戻ってしっかり学法して煉功するといいよ」と言いました。
同修の正念が私の心に大きく響きました。その後、家に戻って第二式の功法を1時間煉りました。煉る途中、自分の体が山のように大きくなった気がしました。4つの抱輪が終わった後、まだ足りない気がして、全く疲れず、このような感じになったのは初めてです。師父が私の体を浄化してくださったのです。私は眠れるようになり、体にも力が湧いてきました。自信満々となり、これだけのことを背負ってくださった師父に、どう感謝したらいいのかわかりませんでした。
その日の夕方、同修が私のために発正念をしにきましたが「あなたの調子がよくなった、何の問題もない。発正念する時、手のひらがしっかり立っている、法も間違いなく読み上げるようになったが、常人の観念を逆転させることに力を入れる必要がある。旧勢力の段取りをすべて完全に解体して否定する必要がある。法を正すことを妨げているのは人心だ。その人心が本当の自分ではないと我々は気づかない。大法弟子の本性は皆、純粋で善良だ。法をもって人心や邪念を解体する。師父はいつも私たちを加持してくださっているのだ」と同修が言いました。
同修との交流は、私の心に力強い正念を加えてくれました。同修らが帰った後、もう一度、第一、二、三、四功法を煉り、体もだいぶ良くなったのです。その後、12時の発正念をしました。その夜、20日以上ぶりに安らかに眠れるようになったのです。
その後、体は徐々に良くなっていきました。微熱は相変わらず続いていましたが、煉功するに伴い、発熱の頻度もだんだん少なくなり、師父が悪いものを取り除いてくださったのです。今、私は完全に良くなりました、毎日法を正すことをやっています。師父は長い間、いつも私を見守ってくださり、私はただ、一生懸命に精進し、三つのことをしっかり行い、法を正す過程について行き、師父と一緒に真の家に帰れるように、努力を重ねしかありません!
次元は限られているため、法に背き不適切なところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。
師父の慈悲なる救い済度に感謝いたいします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』