福建省の法輪功学習者3人が不当判決くだされ 上訴するも却下
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 【明慧日本2022年11月19日】福建省福州市の3人の法輪功学習者・李维平さん(64歳女性)、林閨臣さん(62歳女性)、陳恒さん(40代男性)は、法輪功を学んだとして下された不当判決に上訴したが、却下された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2020年7月12日、福建省農業科学院耕作研究所の林さんは、法輪功について人に話したことで通報され、温泉派出所の警官らに連行され、自宅を家宅捜索された。7月14日、林さんは閩清県拘置所に拘禁された。十数日後、福州市第二拘置所に拘禁された。8月14日、晋安区検察庁は林さんに対して不当に逮捕を許可した。

 2020年7月14日、李さんは法輪功の資料を配布したとして、岳峰派出所の警官らに連行された。14日間拘束された後、不当に逮捕が許可された。その後、福州市第二拘置所に拘禁された。

 今年6月14日、林さんと李さんは馬尾区裁判所に共同で出廷した。彼らの弁護士は、彼らのために無罪を主張した。弁護士は、検察官が2人の学習者に対して「法律実施を破壊した」という罪で起訴したが、法律執行をどのように妨げたのか、また、学習者が社会にどのような損害を与えたのかを示せなかったと主張した。そして、弁護士は彼らの無罪を全力で弁護した。

 李さんは自ら無罪を弁護した。李さんは「中国ではいかなる法律も法輪功を犯罪にすることはできません。中国以外では、法輪功は世界中で自由に修煉でき、賞賛されています。李さんが法輪功を修煉することは、いかなる法律にも違反していません」と主張した。

 その後、林さんと李さんは馬尾区裁判所にそれぞれ懲役4年の不当判決を言い渡された。これに対し、林さんと陳さんは福州市中級裁判所に上訴した。同裁判所は原判決維持の判決を下した。

 昨年7月9日、陳さんは城関派出所の警官らに連行され、同月に不当に逮捕が許可された。陳さんは連江県拘置所に拘束された。長楽検察庁は11月15日、陳さんを起訴した。今年3月30日、長楽裁判所は陳さんに懲役4年の不当判決を下した。福州市中級裁判所が控訴を却下したため、7月18日に福清刑務所に連行された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/9/450587.html)
 
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