天津の李保蘭さんと斉文伯さんに不当判決
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 【明慧日本2022年12月15日】天津市の2人の法輪功学習者・李保蘭さん(79歳女性)と斉文伯さん(60歳女性)は8月18日、当局にそれぞれ懲役2年、懲役1年6カ月の不当判決を言い渡された。11月18日、自宅から武清拘置所に拘禁された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2021年5月21日、李さんと斉さんは、法輪功迫害の事実に関する資料を配布していたときに、豆張庄鎮派出所の警官らに連行された。2人とも高血圧のためにすぐに保釈された。一方、警察は共同事件を検察庁に提出した。

 2人の学習者は今年8月18日に裁判にかけられた。李さんは懲役2年、斉さんは 懲役1年6カ月の不当判決を言い渡された。彼らは裁判の後、家に帰ることを許されたが、3か月後に拘禁された.

 李さんは、共産党政権が法輪功への迫害を開始する2日前の1999年7月18日に連行され、村の役人から法輪功を放棄する声明を書くよう命じられた。それ以来、李さんは絶え間ない嫌がらせと洗脳を受けてきた。

 李さんはその後数年間でさらに3回連行された。それぞれ 2000年2月下旬、2001年1月、2003年である。最初の2回は1カ月間、3回目の連行後は15日間拘束された。

 李さんは 2022年11月に村の役人から嫌がらせを受け、再び法輪功を放棄する声明に署名するよう命じられた。李さんが従うことを拒否したため、役人は李さんの家族の低所得者への補助金を一時停止した。夫も娘も亡くなり、娘の夫は重度の心臓病を患っており、重い仕事をすることができなかった。家族は現在、悲惨な状況に置かれ、李さんの2人の孫は学校の学費を払うのに苦労している。

 斉さんも 1999年7月18日に連行され、これ以上法輪功を修煉しないことを保証する声明を書くよう命じられた。警察はその後、斉さんをさらに数回連行し、無給で派出所または政府の建物で働くよう命じた。斉さんは 2000年2月に別の連行を受けてハンガーストライキを行い、25 日後まで釈放されなかった。斉さんが法輪功を放棄することを拒否したため、村の役人は斉さんの顔を平手打ちし、口から血が出た。

 斉さんは 2001年7月に再び連行され、一晩拘留された。斉さんは 2002年11月にもう一度連行された後、板橋制労働収容所に2年6カ月拘禁された。斉さんが拘禁されている間、同じく法輪功を修煉していた斉さんの夫も当局に迫害された。幼い子供を残し、深いトラウマを負った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/25/452342.html)
 
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