常人がくれた8人の「三退」リスト
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 文/湖北省の大法弟子

 【明慧日本2022年12月23日】私は昔、美容師でしたが、対応したほとんどのお客さんに真相を伝えました。

 中でも特に印象に残ったお客さんがいました。彼女はいつも無表情で、笑ったところを見たことがありません。何から話せばいいか分からず、半年経っても口を開きませんでした。

 ある日、彼女がエステベッドに横たわった時、私はマッサージをしながら法輪大法が迫害されている真相を伝え始めました。すると、彼女は突如起き上がり、「私が誰だか知っている? 法輪功を取り締まる部門の者だ!」と言い出したのです。

 その時、緊張しましたが、怖がってはいけないと思い彼女を落ち着かせました。そして、できる限りやわらかい口調で天安門焼身自殺事件はでっちあげであることや、中国共産党がなぜ法輪功を弾圧しているのか、大法弟子たちがどのような仕打ちを受けているのかなどを話しました。こうして1時間余り話し、その間、彼女は何も言わず静かに聞いてくれました。

 顔の手入れが終わると、彼女は口を開きました。私の話を全て信じると言ってくれたのです。ここ半年の間、私がほかのスタッフのようにひたすら新商品を推し薦めることもなく、その人に合ったものを薦めており、たとえ相手が買わなくても、不機嫌にならなかったのを見て、私に好感を持ったと言います。

 彼女は善には善の報い、悪には悪の報いがあることを信じると言いました。自分の兄が国保大隊の者で、かつて大法弟子を逮捕したことがありますが、現在、妻ががんになり、入院していると教えてくれました。

 私は彼女に、もう二度と大法弟子を逮捕せず、できる限り大法弟子たちの味方をするようお兄さんに伝えてほしいと言いました。そして、大法のお守りを渡し、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と教えました。

 彼女はお守りを受け取り、自ら「三退」を願ったのです。そして、家族にもお守りをあげたいと言うので、私は喜んでいくつか渡してあげました。

 それから1週間後、彼女は再びお店に来て、私に8人の名前が書かれたリストを渡しました。この8人はすべて彼女の家族や親せきで、皆が本名で「三退」したいというのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/26/435310.html)
 
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