使い走りの協調人になる
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文/中国の大法弟子により口述 同修により整理

 【明慧日本2022年12日30日】私は1998年から法輪大法を修煉しています。修煉を始めてから24年が経ちました。今70歳を超えています。師父に報告したいことがたくさんあり、また法会にも投稿したかったのですが、学歴がなく、今まで修煉体験を書くことができませんでした。しかし、修煉体験は試験に似たようなもので、試験の解答用紙をいつまでも提出しないわけにはいかないと思い、同修にお願いしてまとめてもらいました。師父への遅れた解答用紙となります。

 一、法輪功真相資料を広く配布する

 私は法輪功を修煉する前に数種類の病気を患っていました。村人から法輪功は病気を治すことができると聞き、病気を治すために大法の修煉を始めました。確かに短い間ですが、法を学び、煉功を繰り返していると、身体のすべての病気がなくなり、足取りが軽くなりました。法輪功は本当に不思議です。

 私が修煉を始めて1年が経った時、中国共産党(以下、中共)が迫害を始めるとは誰が予想できたでしょうか? 世の人々に真相を知ってもらうために、私は村の同修数人と一緒に、夜に各村を回って法輪功迫害の真相資料を配り、一刻も早く世の人々に真実を知ってもらい、嘘に惑わされないようにしました。当時は、自分たちの身の安全や安否は考えず「これは無実の罪に陥れられた、あからさまな迫害だ」ということをすべての人に理解してもらうことだけを考えていました。迫害の真相資料を大量に配布したおかげで、短期間のうちに多くの人が迫害の真相を知ることができました。

 その後『共産党についての九つの論評』、真相DVD、神韻公演のDVD、真相の書かれたステッカー、お守りなど様々な資料を配布しました。大多数の衆生が迫害の実態を理解し、実態を知った人々は大いに恩恵を受けました。

 二、使い走りの協調人になる

 私は協調人ではありませんが、熱心であり、同修に何かあったら喜んで手伝い、協調人に何かあるとその手伝いのために走ります。各村の同修の間で何か協調が必要な場合、私は同修らの間を走り回る連絡係になり、陰で同修らを支援する役割を担うことが多いです。

 中共による迫害が始まった当初、迫害の真相資料が大変不足していたので、私は資料を手に入れるために走り回りました。私の交通手段は自転車だったので、風雨の日は少し困難でした。特に急な坂を上るときはとても苦労しました。時には、他の村まで同修を探しに行くこともありましたが、安全上の理由から携帯電話で連絡を取ることができず、運に任せるしかありませんでした。ちょうど同修に会える時もあれば、せっかく行ったのに留守で無駄足になったこともありました。しかし、大法のため、同修のため、そして衆生のために、私は苦しみを恐れませんでした。修煉者は「苦を嘗めるをもって楽とす」 [1]なので、身体が少し疲れることは別に問題にせず、心から喜んでいました。

 最初は1枚限りの資料を、後には、小冊子、DVD、お守り、迫害真相が印刷された卓上カレンダー、対句を書いた掛け物などの資料を我が村と隣村の同修のため入手しようと他所の同修に連絡するなどの方法を尽くしましたが、その間多くの心性の試練を体験しました。例えば、手に入れた資料が、一部の同修に気に入ってもらえず、文句を言われました。一部の同修は資料がよくないと言いました。これはすべて、私の良くない人心をなくすためのもので、関を乗り越えるために同修らに助けられているのだと思いました。それでもめげずに、大法や同修のためになることを続けてきました。例えば、しばらく前に、周りの同修らが新しく発表された大法書籍を持っていなかったので、私は他の所の同修たちに連絡して、わが村や隣村の同修のために大法の書籍を持ち帰り、できるだけ早く読んでもらうようにしました。

 さらに、何千キロも離れた親戚同修のために、その同修が必要とする大法資料を宅配便や郵便で送りました。その同修の周囲には同修がほとんどおらず、何の資料もないため、とても焦っていました。もちろん、すべては師父のご加持によることであると知っています。でなければ、これらの資料が安全検査を通ることなどまったくありえないのです。師父に感謝申し上げます。


 三、法輪功迫害の真相を伝えて衆生を救う

 師父は大法弟子に三つのことをしっかり行うよう求められています。そのうちの一つが法輪功の真相を伝えることです。私は師父のお言葉を聞いて、今までずっと真相を伝えることをやり続け、多くの人に三退をしてもらい、彼らは大法によって救われました。

 私はよく農村の市場で、出会った同郷の人に、あるいは家に訪れた客に、とりあえずできる限り迫害の真相を伝えています。そうすることで、より多くの人が大法の真相を知り、三退のことを知り、より良い未来を自ら選び、中共と一緒に墓に入れる埋葬品にならなくなりました。

 私から以前真相を聞いたある人は、偶然私に再び会い「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と唱えたので、彼女の親戚が元気になったと興奮気味に話してくれました。それを聞いて私も嬉しかったし、そういうケースはたくさんありました。

 もちろん、法輪功の真相を聞いてくれない人や、さらに悪口を言う人に出会うこともよくありますが、師父は私たちに多くの人を救うよう求められていますので、私は師父の話しを聞き、それらを気にせず、引き続き真相を伝えることを続けています。常人の態度が悪いからと恨みを買って、人を救うことをしないわけにはいきません。

 もちろん、まだまだたくさんの執着心があり、師父と大法の求められる要求には程遠いのですが、気落ちすることなく、絶えず精進し、師が法を正されることを手伝い、もっと多くの人を救えるように頑張っていきたいと思います。師父に感謝申し上げます。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「その心志を苦しめる」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/16/453144.html)
 
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