どんな時でも修煉者であることを忘れてはいけない
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年1月3日】最近、中国ではコロナの感染拡大が急速化しており、12月12日以降、私の友達や同僚、親戚はみな、発熱、咳、体の痛みなどの感染症状が現れました。1週間もすると、私の部署では6割の人が「陽性」になってしまいました。 私にも微熱、咳、鼻水の症状が現れ、学法グループの同修も皆同じ感染症状に見舞われました。 私はこの問題に対する自分の理解を同修のみなさんと交流したいと思います。

 私は12月13日から風邪の症状が出始め、2日目の夜から微熱を伴い、3日目には熱は徐々に下がりましたが咳が激しくなり、4日目には咳と鼻水が止まらなくなりました。

 私は父と二人暮らしをしています。 父に自覚症状はなく、12月16日から軽い咳が出るようになり、18日に突然高熱が出て、翌日には下がりましたが、体に力が入らず、咳もとまりませんでした。父が核酸検査(PCR検査)を受けたところ、陽性でした。

 その間、私はずっと考えました。師父は説法の中で、「本当の大法弟子はエネルギーがあり、業力とウイルスを滅することができる」[1]と説かれましたが、なぜ、私にこのような現象が起きたのでしょうか? もし、大法弟子全員が感染症に感染しなければ、世の中の謎が解かれ、旧勢力がうまくバランスが取れなくなるので、このような現象を生じさせているのだと私は思いました。また、私自身が精進していなかったため、旧勢力につけ込まれたかも知れないと思いました。

 10日目になっても私の症状は改善されなかったため、私は少し心配するようになりました。会社で感染人数を統計しているので、私は会社に報告すべきなのかと悩みました。検査を受けたほうがいいと思った私は外に出て、核酸検査を受けました。意外なことに結果は陰性でした。その間、父と私はなんの隔離措置もとらず、父は2回の核酸検査を受けましたが、いずれも陽性でした。 父にとってこの結果は驚くものかも知れません。

 10日間のことを振り返ってみると、普通の人が感染症に感染したのと同じような症状ではあるものの、実はあまり体調は悪くなく、むしろいつもより快適さを感じる時もありました。多くの同僚が病欠する中、私は一日も仕事を休まず、働き続けました(11月末から在宅勤務をしていました)。 その一方で、私たち学法グループの同修たちも、家庭でお年寄りの介護をしたり、外に出て真相伝えをしたりと、やるべきことをやっていました。

 私たちは大法弟子ですから、師父は今の機会を利用して私たちの業力を滅してくださっているのだと思います。その過程で普通の人と同じ様に振る舞っていますが、本質は全く違うのです。 自分が修煉者であることを自覚していれば、すべてがうまくいくのであって、心が不安定であってはなりません。

 また、私たち大法弟子の最も重要な使命は人を救うことであり、これらの症状は私たちにとっては何でもないことですが、人を救うことに影響を及ぼしますので、この誤った状態を否定するために、より多く発正念をして、人を救う力を強力にする必要があると思います。

 正しくないところがあれば、同修たちの慈悲なるご指摘をよろしくお願い致します。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『理性』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/29/453863.html)
 
関連文章