【明慧日本2023年1月18日】「2022年韓国法輪大法修煉体験交流会」が12月11日、韓国大田 (テジョン)市で開催され、今回、全国各地より1000人以上の法輪功学習者(以下、学習者)が参加した。コロナウイルスの影響を受け、この数年間はずっとオンラインによる交流会だったが、今年やっと対面の交流会が開催され、学習者たちは喜びに満ち、神聖なる法会を通じて比して学び、比して修めた。
韓国で開かれた法輪大法修煉体験交流会 |
法会は午前10時に始まり、来場の学習者は師父に最大の敬意を表し、師父の慈悲と佛の洪恩に感謝した。終わりは午後4時で、10人の学習者が日常生活中の修煉で法に基づいて実践し、心を修めて向上し、真相を伝える体験談を発表した。
韓国法会で、10人の学習者が修煉体験を発表した |
『洪吟』を暗唱し、観念を突破する
柳仁順さんは幼稚園教諭で、18年間修煉してきた。三つのことをしっかり行い、難しいと思うときは師を信じ、法を信じ、内に向けて探すそうだ。彼女は、自分に争う心、嫉妬心、利己心、安逸心があると気づき、それらを取り除くことに尽力した。その中で安逸心は、人を怠惰にする最大の要因だという。
また彼女は、同修間の心性の試練の時、いつも心拍が早くなり不安になるため、内に向けて探し、自分には強い「自我」があると気づいた。
初めは「自我」に騙されていると知らず、自分の修煉状態が良いと思っていたが、トラブルに遭遇すれば逃げようとした。もう逃げ道がないと悟り、内に向けて探し着実に修煉したら、以前の怒りと恨みは感謝とすまない気持ちに変わっていた。特に『洪吟六』の暗唱を通じて、その強い「自我」の観念を突破した。
根本から変えて、ユーチューブに対する執着を突破
金星さんは中国から移住した朝鮮族の学習者で、1998年に法を得た。彼女はユーチューブに対する執着を取り除く体験を発表した。最初にユーチューブを見始めたのは、世間で何が起きているかを知らないのも良くないと思ったからである。しかし、見るうちに情勢の変化に心を動かされ、ひどい時は大法の翻訳の事をしながら見たり、また他の学習者にもシェアしていた。
その後、視力がだんだん悪くなり、疲れやすく学法中に眠気を感じ、呼吸困難や全身の怠さが現れた。長時間のパソコン作業による問題だと思ったが、後からユーチューブへの執着が原因だと悟った。
自分の過ちに気づき、見る頻度を減らしたのですが、それでも状態は改善されず、やはり眠気と怠さに陥った。しかし、ユーチューブを閉じるとその状態はなくなった。問題の深刻さを意識し、だんだん見ないようにしたら、目の状態も良くなった。明慧ラジオの【慶祝513】の特報を聞くことにより、後天的観念を変えなければ、何も変わらないと深く認識した。
修煉を通して得た本当の健康と家庭の和睦
白龍子さんは12年の修煉を通して、以前の腸の病気、偏頭痛、痔、耳鳴り、脚の痛みなどの症状がすべて治った。常に『転法輪』を一日中読み続け、感動で涙を流すことも多かった。自分の一言一行を注意するようにした。韓国の駐車スペースはとても貴重で、ある日いい場所を見つけた彼女は、早くその場所を取ろうとして急ぐ中で、軽トラックと衝突してしまった。すぐに自分のことより他人を優先的に考えるという法に対する自覚がなく、私欲があったと悟り、トラック運転手にお詫びをした。
修煉以来、最初は反対だった家族もだんだんと支持するようになり、最も強く反対した娘も「お母さんの修煉のため、この家は守られている」と言った。
大法との縁を大切にする
韓国の大学で博士の学位を取得している姜建偉さんは、2016年、師父の先史文化についての説法を聞き、無神論の観念を捨てた。師父の説法を聞いた彼は、感情が高まり部屋中をグルグル回りながら、「私は法輪大法を得た。人生の意義は返本帰真で、大法の修煉のためなら何でも放棄できるのに、なぜこんなに遅く大法にたどり着いたのか」と独り言を言った。
修煉する前、彼は酒を飲み、タバコを吸い、思い通りにならないと怒る人だった。しかし、修煉してから因果応報の理を信じ、心の中には善悪を区別する基準を持ち、酒もタバコもやめて、話をする時もイライラしなくなった。また心のバランスがとれなくなったり、怒る気が生じれば、自分のどこが悪かったのかを探すようになった。
メディアの仕事を通じて体験したこと
メディアの仕事をしている3人の学習者は、仕事の中で心性を高めた体験を発表した。
大邱市の金锦華さんは韓国大紀元営業部門に所属し、メディア環境での修煉は多くの執着心を暴露するという。彼女は、毎朝オンラインでの集団煉功と8時の集団学法に参加した後、23時にまた学法することをずっと続けている。この過程で内に向けて探し、嫉妬心、争う心、恨む心、上司に評価されたい心と深い情などの多くの執着心を見つけた。これらの物質と向き合い一つ一つ、取り除くように努力している。
同じくメディアの仕事をする崔明玉さんは、メディア項目で精進する時、自分の最大の妨害は自分を高く持ちすぎること、という。縁のある人々を救うため、善悪をはっきりし、捨と忍を重んじ、どんなことがあっても大法を優先とし、三つのことを着実に行い、大法弟子たちの集団から離れないことが大事だという。彼女にとって、この環境で修煉することが一番心の調整ができ、師父について行けると考えている。
22歳の連柔善さんは、幼い頃に法を得た。2021年の年始から正式にメディアの仕事に参加すると、メディアでの仕事はさらに多くの人々を救えると感じ、この環境に参加できたことに感謝し、またこれは自分の使命でもあると認識した。
日常生活で連さんは多くの執着心を見つけた。例えば安逸心、色欲心、反抗心、仕事をしたくない心、利益心、吝啬(りんしょく)の心、疑う心など。ある日突然気付き、これらはすべて「偽の自我」であり、もし根元から取り除かないと、また生えてくると考えた。枝を整えるように一本一本切るのではなく、この「偽の自我」という根を取り除くべきだと彼女は悟った。
佛教から離れ、大法弟子になる
朴銀珠さんの家族は佛教を信仰し、叔父と伯母が出家人で、彼女自身も大学卒業して間もなく出家しようと決めていた。
彼女は僧伽大学で勉強したことがあり、受戒と4、5回の禅房修煉を経験している。さらにミャンマーで南方佛教に出会い、スリランカで修士学位を取得した。健康状態が悪かった彼女は、済州島に行った時、そこで在住している妹から法輪功を学んだ。五式の功法を学んでミャンマーに戻ってから、煉功と学法を長時間するようになったが、それでも何かが欠けているような気分だった。次の休みの時、再度済州島を訪れ、ある女性学習者の家に泊まった。その学習者の家にあった師父の写真を見た瞬間、涙が止まらず、「遠回りをしたが、やっと戻ってきました」という言葉が頭の中に浮かんだ。
師父との長い年月を経た深い縁を感じた彼女は、1カ月半で40冊以上の師父の本をすべて読み終え、毎日『転法輪』を1講学ぶことと集団煉功を続けた。学法の過程で師父の教えは本当の真理だと確信し、常人社会で(出家せず)修煉することを決めた。
すべてを法と照らし合わせ、本当の修煉者になる
ソウルに在住している安卉さんは、中国朝鮮族の学習者で、1996年に法を得た。彼女は中国大使館前でリレーで発正念をする活動に参加しているが、ある時突然の高熱と全身の痛みで何も食べられない症状が3日も続いた。しかし大使館の前で発正念することは、師父に約束したことだと考え、服を着替えて家から出ると全身に力が湧いてくるのを感じた。発正念の時、強いエネルギー場を感じただけでなく、遠くから「法輪功の皆さん、頑張って!」と応援する声も聞こえた。まさに師父の見守りを感じた。
電話で真相を伝える時は、相手の反応に注意を払い、内に向けて探すようにしている。確かに最も純粋な心で衆生と接する時、より多くの衆生に真相が伝わり、共産党組織から脱退していると彼女は感じた。また自分自身に存在する問題は見えない時が多いが、周りの学習者の法に合わない言動ははっきりと見え、その原因まで見えることから、周りは鏡であり、他人の不足が見えた時は逆に自分を見直すべきだと分かった。
交流会に参加した学習者たちは精進したいと言う
釜山市学習者、小学校教師の玉貞蘭さん |
玉貞蘭さんは釜山市の小学校の教師で、修煉して23年になる。今回の発表を聞いてとても感動し、もっと自分の不足を探して精進したいと言う。
修煉する前、体が弱かった彼女は健康的になり、元気に満ちて、学校でも真・善・忍に基づいた教育をしている。生徒同士トラブルが発生したら、解決を手助けし、そのうえで自分の欠点を探すように教えている。
昔公園で煉功動作を教えたこともあり、ある教師は自分が学んだあと、さらに他の教師にも紹介した。玉貞蘭さんはもっと多くの人々に法輪功の功法を教えて、大法修煉を手助けしたいと言う。
歯科医院院長崔成基さん |
金堤市から来た学習者崔成基さんは歯科医院の院長で、2010年から修煉を開始した。生活の中でいつも良く修煉できてないと感じる彼は、学習者たちの発表の聞いて深く感動し、着実に修煉すると決心した。修煉前はせっかちで、いつも怒り気味で不満が多かった彼は、修煉して不足を意識し、それらを捨て、もっと他人を考えるようになった。精進していないと悔やむ彼は、良い修煉者、良い父親、良い院長そして社会での良い人になりたいと言う。
晋州市消防署消防隊長尹鍾焕さん |
晋州市消防署消防隊の長尹鍾焕さんは、修煉して19年になる。以前は体の調子が悪く、関節リウマチがひどいため定期的に病院に通い、全国で薬を探し、給料の3分の1を病気治療のために使い、病気を治すために他の気功に接したこともあった。
インターネット上で法輪功を知ってから、酒とタバコをやめて、修煉に専念した。修煉する過程で、最低限良い人になるべきと分かった。現在は修煉を通して、以前の病気がすべて治り、医薬費も節約できて家庭も和睦だ。
大邱市南区前副区長権泰亨さん |
大邱市南区前副区長の権泰亨さんは2010年3月から修煉したが、きっかけは妻の体の調子が悪いために修煉を始めたのである。
彼は修煉後健康的になり、病院に行くことで薬を飲むこともなくなり、本当に想像できないことだと言う。大法に出会えてから、以前やっていたのは邪法だったと知り、本当の修煉に進むことになった。
また彼は、自分の不足は着実に修煉できていないことで、交流会に参加して自分の修煉の程度が分かり、今後は着実に修煉していきたいと言う。
今回の交流会は韓国語で進行し、韓国語が分からない中国とベトナムの学習者たちには同時通訳を提供した。交流会を通して、学習者たちは比べて学び比べて修め、修煉を初志貫徹して正法の最後の段階でさらに精進することを決心した。