多く学法する-青年大法弟子が法の中で実践
■ 印刷版
 

文/ 中国の大法弟子

 【明慧日本2023年2月12日】私は青年大法弟子です。この頃、大法が間もなく世を正す勢いをはっきりと感じており、この重要な時期に、私が悟ったことを書き留めたいと思います。

 一、学法

 以前、父(同修)とは長い間一緒にいなかったので、修煉状態が異なっていたことから、独自に法を学び、学法グループという形式はありませんでした。1年前、コロナの流行が深刻になり家に引きこもっていた時期、初めて父と学法グループを組み、毎晩1時間の学法と5セットの功法、そして発正念を一緒にやり始めました。そのため、私たちはこの期間において、1999年以前に戻ったかのように、非常に純正な状態で修煉に励むことができました。

 同時に、毎晩、師父のどの説法(『轉法輪』、『洪吟』、『法輪大法義解』、『精進要旨』など)を学んでも師父が目の前で法を語り、日々、理解すべき法理を示してくださっているように感じました。そして、父とのコミュニケーションの中でも同じような悟りを開き、ただ視点が違うだけで、一緒に精進していく感覚を初めて味わいました。

 この期間、特に私のように過去にあまりグループ学法に参加せず、独学が主体となっている同修は、安全を確保しつつ、できるだけグループ学法を重視し、再開すべきだと実感しました。

 目下の時期において、われわれはこのような修煉の場を拡大強化すべきだと思います。私と父以外の家族は法を得ていませんが、私と父が精進することによって、身の回りの家族や友人も次元が高まり、ますます正しくなっていると感じています。

 毎日の学法を着実に行って初めて、正法の形勢についていくことができます。最近、私と父は1999年以前の師父の説法を学び始めています。しかし、毎日法が悟らせてくれることは目前のやるべきことで、正法の進展と衆生の変化、世間の変化を身をもって感じています。そのため、いくら忙しくても、この期間は心を静めて毎日学法しなければなりません。どの経文をどれくらい学んだとしても、法は今なすべきことを悟らせてくれます。

 二、発正念

 年が明ける前から現在まで、私と父はしばしば体調不良や、疲労感の症状が出てきます。発正念と学法煉功を通して有効的に取り除くことができますが、数日経たないうちにまた同じような症状が現れ、繰り返します。私たちは多くの主観的あるいは客観的な原因について悟っていますが、ここでは今日悟ったことを話します。

 以前の私はあまり正念が強くなく、惰性が強い人間でした。大晦日の昼頃から具合が悪くなり、夜になると全身が痛くて、分かっている一面が切り離されたせいか、正念がなく、マイナスな考えでいっぱいになりました。父に起こされて、しばらくは発正念をするのですが、私は睡魔に負けてまた横になりました。

 年が明けた1日の朝、だいぶ良くなりました。師父にきれいにしてもらったとわかり、気が引き締まりました。しかし、旧正月になるとまた人付き合いが多く、常人のことで少し緩んでいました。発正念の時、他の空間からのさまざまな思想が湧き出てきて、抑えきれませんでした。昼になって眠くもないのに「一休み」したいと思ってしまいました。

 夜、父が寝室で静功をしているのを見て、私も学法しようと思い、『洪吟二』を手に取りました。ちょうど『征』、『金剛志』と『法がすべてを正す』の三篇を学んだので、師父のご加持を感じました。私は昔から意志が弱く、家族からも甘やかされていました。修煉を始めてから佛法の慈悲の面だけを感じています。そのため、難に遭った時、私はつい弱弱しくなり、消極的になりがちなのです。この三篇を読んでから、今の状態では大法弟子として相応しくないと悟りました。師父の弟子として、宇宙の中では金剛不壊で、頂天立地でなければならないとわかりました。弟子が大法に同化してから、人間のあるべき現れは善である一方で、宇宙空間において、邪悪が正法と世の人が救い済度されることを邪魔する時には、佛法神通の無辺な威力を現すべきだと悟りました。師父の弟子として、これらの要素に妨害されて邪悪要素を一掃することができなければ、大法弟子としての存在を汚すことになるのです。これは師父が悟らせてくれたのだとわかりました。

 夜になって、父と昼寝をしたことについて交流した時、父は、昼になれば昼寝が必要だという人の観念によるものだと言いました。私は確かによく人の観念を言い訳に、怠ける口実を作りました。大法弟子は人の習慣と理屈に束縛されてなるものかと、私は正念を多く発し、真に大法修煉の神通力を発揮すると決心しました。

 三、家族に法を伝える

 私の家族は大法弟子の迫害過程を直接目にしており、多くの同修と友達にもなっています。私がまだ物心がついていないときに、私の家族はすでに大法を知っていました。しかし、旧勢力の妨害により、家族は修煉を始めていませんでした。大法弟子が迫害される時、家族も経済的な困難、健康と家庭トラブルなどの魔難に遭っていました。この頃、私は修煉前と全く異なる状態を見せ、自ら家事をやり、積極的に家族の人とコミュニケーションをとるようになりました。以前の私は家では何も話したくなく、携帯をいじるか、1人でいるか、とにかく人と交流したくありませんでしたが、師父のおかげで自分の状態を変えることができました。各種の心理的な問題を克服し、熱心に人と会話し、間違いを指摘されたら謙虚に受け入れ、すぐに修正するようにしました。周りの人は私の変化に驚きを隠せませんでした。

 家族の中で、私の叔父は大法弟子の言動に多くの誤解を持っていました。この期間、師父の按排で叔父と交流するきっかけがあり、叔父は十数年間の誤解を話してくれました。

 私はかつて、彼が同修の悪口を言うのを聞きたくなかったのです。私はいつも同修をかばっていました(叔父は多くの同修に触れているが、私はそれらの同修をあまり知りません)。自分は間違っていない、叔父が間違っていると思い、悩んでいました。この期間、自分の観念を変え、叔父の話に耳を傾けました。すると、叔父がわかっている一面が焦っているのだと感じました。一つは、大法弟子の立ち居振る舞いについて、もう一つは自分の人間の観念を取り除けないことについて焦っていました。今回、私は意図的に何かを諭そうとせず、正々堂々と自らの観点を話し、同時に自分の問題も反省しました。叔父は私が理解を示しているのを見て、心を開いてくれました。「共産党による大法への誹謗中傷は見ればわかるものです。皆独立した思考ができます。大法を認められない本当の理由は一部の同修の言動によるものです」「大法を学んでから一般人より少しでもよくなれば、すべての人に大法の良さが伝わるのだと思います」と叔父は言いました。

 それから、私は叔父が納得できない高い理を話さず、人間の理のみ、大法が「良い人」にしてくれる理だけを話すようになりました。同時に、過去に自分が常人より高いという心理を観念の中から取り除き、常人の中に溶け込み、常人と比較することをせず、人の前で謙虚な姿勢を保つようになりました。

 同時に、昔は道徳的な立場になって話すことを好んでいました。これも叔父が気になっていた一部の同修と同じ問題なのです。話しはうまいが、実際の行いは伴っておらず、偽善的だと感じられたといいます。この点を認識した時、私はできることしか話さず、うまくできていないところも、隠そうとしなくなりました。師父の法について話す時も、常人と同じ次元に立って話すようにし、大法弟子だからといって、自分を高めたりしないようにしました。普段はあまり意味のない善を勧める話を控え、叔父のように私の経験を知っている人の前では、不言実行を行いました。衆生は大法弟子が何を話しているのかだけでなく、どう行っているかも見ているのです。師父は「一丈のものがあっても一尺としか言わないのがわたしのならわしです。それでもわたしが法螺ほらを吹いていると言われてもかまいません」[1] とおっしゃいましたが、当時はあまり理解できませんでした。今は、言動において厳格に、師父の基準に従わないといけないということだとわかりました。

 今、私は家の中では説教のような言い方で大法を話さないようにしています。家族は多く知っているため、私は後輩として、行動で法を広め、過去と完全に異なる積極的な姿を見せています。今年の年越しのディナーで、叔父は私のことを褒めてくれました。私は今、完全に大法を広めることと、世の人々を救い済度するために存在し、家族は私の変化を見て、心の中ではわかっているのです。

 叔父との交流を通して、彼の大法弟子への誤解もだんだん取り除かれていき、彼の次元も向上しています。時々私は、師父が彼の面倒を見ているのだと感じています。そのため、師父に対する彼の悟った理を話す時、私は聞くことに徹しています。たまに彼が不確かな部分があれば、私は少しだけ意見を加えます。

 師父の按排は、チェーンのようにつながっているものだと私は感じています。時々、自分が少し怠けてしまうと、大法の威力を完全に発揮することができなくなります。現在、私は法に相応しくない古い観念を極力抑制しています。自分がまるで媒体のように、人の念に動じなければ、大法は私を通してスムーズに世間に伝わります。この感覚は非常に美妙なものです。その瞬間、私は心理的なプレッシャーをすべてなくし、大法こそが、すべて法に溶け込ませることができるのを知っています。私はこれといったことをしておらず、ただ、大法を阻害する要素を抑制しただけです。本当のことはすべて師父が行ってくださったのです。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/6/456248.html)
 
関連文章