内に向け探し執着を取り除き、修煉環境を整える
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文/ 海外大法弟子

  【明慧日本2023年2月14日】法を正すことが進むにつれ、修煉者に対する要求はますます高くなり、皆は時間を惜しみ、修煉者がすべき三つのことをきちんと行っています。次に、修煉の中で正念をもって難を乗り越えた経験を同修に伝えます。

 正念が出ると魔難が消える

 私は飲食業の仕事をしながら、電話プラットフォームで、中国の人々を救うために真相(中国共産党による法輪功迫害の実態)電話をかけていました。2018年の春、右頬に妙な痒みを感じ、思わず手で掻いてしまったところ、「手で掻くな」という声がしました。当時は気にも留めめせんでしたが、実は師父からのご啓示でした。鏡を見ると、右の頬にあるたくさんの小さな吹き出物があり、掻きむしって汁が出してしまいました。2日目は額もかゆくてまた掻きむしり、3日目は左の頬や目の周り、鼻、口にも出てきました。また、「病院に行きなさい、これは発疹ではない、癌だ、死ぬよ」ともう一つの声がしました。ただの発疹で命を失うなんて、ばかげている、笑ってしまいました。

 周りのみんなは、病院に行くことを勧めてくれました。彼らは皆、私から大法の素晴らしさについて聞いています。大法が病気を取り除き、道徳を向上させることを知っています。もし自分が正しく対処しなければ、大法に泥を塗ってしまい、どれだけの罪になるでしょう。私は落ち着いて内に向けて非を探しました。あまりにも多くの執着を見つけたので、正念を発してこれらの執着と旧勢力の邪悪な按排を断ち切り、同時に法を学ぶことに力を注ぎました。

 学法するとき、自分に照らし合わせ、法を学ぶ出発点を正しくしました。仕事の合間に、『洪吟』、『洪吟二』、『洪吟三』、『洪吟四』の一部を暗記しました。すると、いつのまにか顔の水ぶくれが消えて、きれいな顔になっていました。周りの人たちは大法のすばらしさを目の当たりにしました。店のオーナーも『轉法輪』を読み始め、現在は2回目を読んでおり、自分の姉妹にも紹介しているそうです。

 内に向けて探し、執着を取り除き、修煉環境を正す

 中共ウイルスの世界的な蔓延後、人を救う緊迫性はさらに高まっています。私は、毎日必ずプラットフォームで電話をかけることを決めて行っています。まさに今が人を救う良い機会です。衆生は救われるのを望んでいます。電話を掛けても出ない人が多いのですが、電話が鳴る限り異次元では善と悪の戦いが繰り広げられています。特にリレーダイヤルの場合はより顕著です。毎回かけ終わると、まるで戦場から帰ってきたような感じになります。

 2021年6月、朝起きて台所に行くと、両手に狼牙棒(中国の戦国時代に使われた殴打用の武器)のような物を持った凶暴な顔つきをした人がいて、私のふくらはぎを強く叩き、私は一気に倒れました。当時、すぐに邪悪が私を迫害していることに気づき、師父にお願いし、正念を発し、弟子の正念を加持して頂きました。しばらして目が覚め、痛みは和らいでいました。

 師父は「修煉者ならなおさら旧勢力に隙に乗じられた原因がどこにあるかを探し、自身の問題を探すべきです」[1]と説かれました。私は内向けて探し、不満と恨みを見つけました。

 1999年7月20日に大法が迫害された後、夫と義母の家族は、私が修煉していることに反対したことを思い出しました。自分が電話プラットフォームで、真相電話をかけることが出来たのは、師父が私のために按排して下さった修煉の道であるため、しっかりとこの道を歩まなければなりません。夫は私が修煉するのを止めようとして、私を殴ったり叱ったりしましたが、全部耐えました。私は師父の「なぜなら業力が誰かのところに落ちていれば、その人は必ず辛い思いをするからです」[2]の説法の中でこのことを理解しています。私がパソコンの前に座っていると、夫はパソコンを落として壊しました。修理して、直らなければまた買います。ここ数年で、パソコン3台とスマホ3台を買い替えました。私はお金を稼ぐために毎日仕事に行き、一生懸命働き、仕事から帰ると夫のため、ご飯を作らなければならないし、ここまでやっても、まだこんな有様で、本当に酷すぎると思いました。もし修煉していなければ、私はとっくに夫と離れてしまい、恨みと怒りと憎しみが蓄積され、この抜け穴を旧勢力に利用されていたでしょう。

 そのことに気づいてから、私は学法を強化しました。私は夫の立場にたち、彼の観点から考え、彼は非常に哀れで、彼も犠牲者であると感じました。次第に、不満や恨みの感情が弱くなっていきました。3日目の朝、私は何事もなかったかのように突然立ち上がりました。自分の悪い物質を取り除いてくださったのは師父であることが分かりました。

 ある朝、夫はテーブルに座ってずっと私を見ていました。「どうしたの?」と聞くと、夫は笑顔で「どうしてそんなにいい人なの? 私の友人は皆、あなたのような素敵なお嫁さんと結婚できて、うらやましいと思っていますよ」と言いました。私は「良いと分かってくれるだけでいいです。大法師父に感謝しなければなりません。私にそうさせてくださったのは師父です。本当に大法を修煉している人は皆良い人です、私よりも優れた大法弟子がたくさんいますよ」と話しました。

 私の経験では、苦難に遭遇したとき、正念と正しい行動を取らなければなりません。正念は大法から来ています。もっと法を学び、しっかり法を学び、正念があってこそ正しい行いをすることができます。正念によって難を乗り越えられます。これで、やるべき三つのことが堂々とできるようになりました。

 師父の慈悲と済度に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『各地での説法十二』「二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/1/456072.html)
 
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