18年間も膿が出た耳、発正念で奇跡的に治癒
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2023年2月19日】2004年の夏、自宅での学法が家宅捜索受け、自分は不当に労働教養を科されました。労働教養所では、手錠の吊り下げ、激しい殴打、口を覆うなど、さまざまな拷問を受けて窒息し、目が覚めたら息ができませんでした。また、髪を引っ張ったり、壁に頭を激しくぶつけたり、捻ったり、蹴ったりするなどの拷問を加えて私を酷く苦しめました。精神的・肉体的な拷問により、右の耳から黄色い膿が流れ、耳がふさがれて何も聞こえなくなりました。

 同じ独房にいた受刑者の王さんは、私を治すためにゴマ油を看守に頼んでくれましたが、看守は渡してくれませんでした。当番が交替の時、王さんはゴマ油を盗み、私の耳に滴らしました。翌日の午後、私が下を向いたとき、物が地面に落ちた音が聞こえました。それを手に取ってみると、耳からの硬い膿の塊だったことが分かりました。しかし、耳からはまだ黄色い膿が流れ出てきました。

 父が健在だった頃、ガンになるのではないかと心配して、何度も病院に行くようにと私に勧めていました。一昨年、娘の家で、耳の中と外が丸々と腫れ上がってしまい、痛みを軽減するために髪をかきむしりながら、痛みに耐えていました。娘から薬を飲むようにと言われましたが、飲まないことにしました。翌朝目覚めると耳が痛くなくなり、数日続いていた耳の腫れも奇跡的に消えました。しかし、いつものように耳は聞こえず、膿も出ましたが、痛くなくなりました。

 2022年10月1日、疫病の影響でコミュニティは閉鎖され、誰もが家に閉じ込められて外出できなくなり、私も例外ではありませんでした。いつもは1日中忙しいのですが、今回は時間があるので、まずは家の雑用を片付けて、あとは内に向けて非を探さないといけないと思いました。最近、マンションに入居したばかりで、1カ月で4件も事故が起き、ちょっとしたことでもよく起きているので、それは何が原因なのか、まったく修煉者として相応しくないのです。

 私は発正念をし、まず家の空間場と自分自身の空間場、そして異次元の空間場のすべての邪悪な生命と要素を取り除くことにしました。朝と夕方の6時にそれぞれ30分ずつ発正念をして、残りの30分は大法の勉強です。食事の後、8時から11時まで時間ごとに15分間正念を発してから法を学び、正午には1時間の正念を発しました。残りの時間も、時間があれば発正念と学法をしました。残念ながら、半年以上もこのように学法をしていなかったのです。

 発正念をし始めた時は心が乱れ、じっとしていられなかったのですが、発正念をすることの大切さがよくわかっていたので、師父が弟子に魔を退治する魔法の武器を下さったと気づきました。私は無理はせず、やがてどんどん心が落ち着き、リラックスしていきました。いつものように、耳が痒くなるのは膿があるということだと思い、そのままトイレットペーパーを細かく丸めて、耳の中の膿や血を吸い出しました。毎回、黒い臭い膿が出て、耳の中は古い皮膚がなくても痒くて、膿が出るという状態でした。今回も毎日のように、耳の中にそっと擦り込もうとして、血が出たのを確認すると、急いでトイレットペーパーで塞ぎ、ビショビショになると、ペーパーを外しました。すると血が止まらなくなりました。ちょっとパニックになって、姉に電話しようと思いましたが、やめました。きっと姉は私を病院へ送るでしょう、私は常人の道を歩みたくないのです。

 このとき、正念がすぐに湧き上がり、急いで耳を上に向け、正念を発して、自分の空間場のすべての邪悪な生命と要素による耳への迫害を取り除き、そして師父の法を暗唱しました。「宇宙で法が正される中で、私が法を正すことを妨害しないものに対して、適切な処置を取り、未来の生命になるようにします。善解されたければ、私から離れて、私の周辺で待ってください。もし本当に私から離れる力がなければ、私を妨害するための如何なる作用もしないでください。将来私が圓満成就することができれば、皆さんのことを善解します。それらの全く良くないもの、まだ私を妨害しているものは、基準に従い、残ることができなければ、根絶されるしかありません。私があなたを消滅しなくても、宇宙の法もあなたを残しません」 [1]

 正座するとすぐに耳から出血し、その間に数枚のティッシュペーパーを交換した後、20分間発正念をし、再びペーパーを外すと出血が止まりました。

 4日後、午後の発正念を終え、学法しようとしたとき、ふと耳が痒くないことに気が付きました。以前は、朝起きて煉功をするときに、まず耳を突くこと、1日に3、4回ほどになります。すぐに手で耳を押さえたが、なぜか痒くなかったのです。耳を指でつついたら、かゆくないだけではなく、臭い膿もなく、正常な良い耳のようです。信じられないくらいビックリして、まさかもう大丈夫なのかと思いました。すぐに数えてみると、出血の日から4日経ち、かゆみはなく、耳をつつくのを忘れていました。私は泣いて、何度も何度も叫びました。師父、ありがとうございます。再び弟子を救って下さったのは師父でした。

 数えてみたら約18年、なんと18年! 耳が奇跡的に治って、音が聞こえるようになりました。本当に治りました。これにより、私はより勤勉になり、何事も内に向けて、より多くの正念を発するようになりました。これは魔法の武器です。

 師父の慈悲深い救いに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『二〇〇四年ニューヨーク国際法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/11/456669.html)
 
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